【心に響く言葉がいっぱい!】マツコ・デラックスさんの名言集!
2016/07/27
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『3年B組金八先生』は、1979年〜2011年までの32年という長きににわたって、断続的に放送されたドラマシリーズです。
武田鉄矢さん演じる金八先生が、
時に激しく、時に優しく、諭すように語った数々の名言は、記憶に刻まれているのではないでしょうか。
オープニング
ドラマは毎回、金八先生が「3年B組ー!」と叫んだ後、
出演している生徒たちが「金八先生!」と叫びながら駆け寄り、
全員で胴上げするところから始まります。
第1シリーズから32年間、一切変更されなかったため、番組終了後もバラエティ番組などで真似されています。
1979年10月26日〜1980年3月28日 全23回
金八先生テーマ「みんな一緒だ、とことんやろう。みんな一緒に大きくなろう。」
オイルショック時の日本の教育を舞台とする作品。
このシーズンでは、
非行・不登校・いじめ・親子の絶縁など、学校が抱える様々な問題や、
生徒の妊娠出産。命の大きさを描かれました。
名言:教室にて生徒に
第13話 名言
「良いじゃないか。それがお前たちの特性なんだから。それが、最高に生かされた時に、お前たちはまさに金色燦然と輝く金となるわけなんだ。しかしながら、その自分の特性がまだ見つかっていない連中。そういう連中もたくさんいるはずです。そういう連中はね、高校へ行って、高校生活の中で自分の特性を見つければ良い。」
第14話 名言
「若いうちに頭に刻み込んだことっていうのは、大人になってから物事を考えていく本当の基礎になるんですよ。」
海援隊 贈る言葉
第23話 名言
「今、我々が過ごしているこの時は、別れの為の時ではなく、旅立ちの為の時です。明日から、諸君はいよいよ未来に向かって歩き始めるわけです。そして、決して後ろを振り向かないで下さい。あなた方の人生は、今始まったばっかりなんです。今まで過ごした人生の道のりよりも、これからの人生の道のりの方が遥かに長いんです。同窓会もけっこうですが、そんなことよりも、そんなことけろっと忘れるくらいの高校生活とか、それから自分の人生にどうぞ熱中して下さい。」・・・(お別れ会にて)
1980年10月3日〜1981年3月27日 全25回放送
金八先生テーマ「先生も走るぞ、君らも走れ!みんな仲間だゴールは同じ。」
荒れる中学生や暴力によるいじめなどに焦点をあてた作品。
このシリーズでは、
ストレスなどが原因で非行に走る生徒や、校内暴力を初めとする当時教育の現場で問題になっていたことを、当時のシビアな世相が描かれていました。
名言:教室で生徒に
第1話 名言
「下げるべき頭はちゃんと下げる。」・・・(ホームルームにて)
第2話 名言
「あれは、君たちと先生の問題であって、君たちがおうちに帰ってお父さんやお母さんに報告した場合は、それは君たちとお父さんお母さんの問題になるわけです、だから家中でどうぞ自由に討論して下さい。」・・・(ホームルームにて)
第4話 名言
「助け合いというのは美しいです。ましてや、今日日のごとく自分さえよければ良いという風調の中で助け合いというのは本当に美しい姿だと思いますけども、でもそこに押しつけがあった時は話は別です。これっくらい醜いものはありません。」・・・(授業の前に)
第3話 名言
勉強というのは、ある目的の為にするんですよね。勉強それ自体が目的ではないのでありますよね。ところが、最近の生徒は、往々にして目的というやつが心の中で明確にされていないのではないかという風に思います。・・・(職員会議にて)
第9話 名言
「こんな時はね、腹一杯食うにかぎんの。こと失恋に関しては大先輩の先生が言うんだから間違いない」・・・(松江次郎におでん屋で)
3年B組金八先生 第2シリーズ主題歌『人として』
第14話 名言
「そんなの簡単だよ。おまえ、一日目がだめだったら、2日めから頑張れば良いんだよ」・・・(山本まどかを励まして)
名言:加藤優に呼び出されて
第6話 名言
「教育を受けさせる義務。それはね小学校から中学校まで、親・国・自治体にあってね。加藤優おまえにあるのはね教育を受ける権利がある。お前は教育を受ける権利者なんだ。教育を受けなければならない義務があると思いこむこのがそもそも間違いなんだ。」
名言:第一期卒業生同窓会にて
第13話 名言
「もしも、あの時から、自分は私はと考えるときがあったら、みんな歩くんに会いにいって下さい。彼はやがてママの手を離れ、自分で這い立ち、そして幼稚園に行きその時君たちは二十歳になっています。ひとつの命をみると、自分の歩いた道のりと時間がわかるんです」・・・(season1での卒業生同窓会で浅井雪乃の子供のことに触れ)
「相手の身になって考えられる人間になって下さい。決して、損得だけで物事を考える人間になるな!それらのことが、君たちの人生を築いていくひとつひとつの礎となっていくんです。」・・・(season1での卒業生同窓会)
1988年10月10日〜12月26日 全12回放送
金八先生テーマ「昭和六十三年度 三年B組 担任 坂本金八先生」
昭和末期のバブル景気の最中。
このシリーズでは、
生徒の無気力に焦点を当て、心身ともに健康であることの大切さ。
現代社会の影の部分についての問いを投げかけるとともに心温まる話を多く描かれました。
名言:教室で生徒に
名言
「”好きこそものの上手なれ”ということわざがあるだろう。自分の好きな仕事でばりばり働いて、かわいい嫁さんをもらって生きていけるなんて素晴らしいことだぞ。」
名言
「棚からぼたもち。楽して生きる。そんな人生は世の中に転がっていません。頭も使って、耳も使って。目も使って。口も使って、手も足も全部使って人間は毎日毎日使って生きていくんです。」・・・(ホームルームにて)
名言
「一日一日、手のひらでしっかり握りしめるようにして過ごして下さい。最後まで絶対にあきらめるな」・・・(ホームルームにて)
1995年10月12日〜1996年3月28日 全23回放送
金八先生テーマ「また会えたね。」
ポストバブル時代初の作品。
このシリーズでは、
一見平和に見える学校生活に潜む問題を、生徒たちと対話し乗り越えていく。
また、第1シリーズでの「十五歳の母」について再考も兼ねて、「十五歳の母と父」が放送されました。
名言:教室で生徒に
第12話 名言
「遠かろうが近かろうが、目標を持つということは大事なことなんですよ。ビジョンなくして、何の青春、なんの人生でありましょうか」
第14話 名言
「後ろは振り向くな。終わったことは点検材料。反省材料。これからは、明日のことだけ考える。これが一番大事なことなんだ。」
第17話 名言
「明日があるじゃないか。今日が地獄でも、明日は天国ってこともあるんですよ。」
3年B組金八先生 第4シリーズ主題歌『スタートライン』
第13話 名言
「どんな仕事につくにしても、これがいいっていう気迫と根性がないと、仕事なんか続かないもんな。これがいいと、これでいいとじゃ大違いだもんな。」
1999年10月14日〜2000年3月30日 全23回放送
金八先生テーマ「かけがえのない授業が、木曜の夜9時にはじまる。」
学級崩壊や校内暴力を大きなテーマとして描く一方、優等生の仮面をかぶりつつも卑劣な行いを繰り返す生徒について展開された。
かつては“非行”と“校内暴力”が大きな問題でしたが、時代とともに「学級崩壊」と「突然キレる子ども」など新たな火種も生まれました。
名言:教室で生徒に
第2話 名言
「問題があると、その問題から逃げない。問題と取り組んで問題と寄り添う。問題から逃げないその勇気のことを希望と言うんです。」・・・(ホームルームにて)
第7話 名言
「”道”という字に首という字が隠れています。すなわち、道を選んでその道を歩いて生きるということは、首をかけて生きるということです。」・・・(授業にて)
第10話 名言
「”土ちかき部屋にうつされ処刑待つひととき温きいのち愛しむ”
絞首刑台の下で自分の体に触ってみる。そうすると自分の体が熱い。あぁ命って愛おしいなぁ。今生きてるっていうことは素晴らしいことだなぁ。そう歌を詠まれたわけであります。」・・・(授業の和歌合評会の最後に)
第11話 名言
「人と人とが信頼しあって生きていくという基本は、約束を守るという前提の上に成り立っています。だから、出来もしない約束をすることは詐欺ですし、罪悪です。できる約束はし、できない約束はしてはいけない。いったん約束したことはそれを守る、あるいは守ろうと努力する。それゆえに、人は人として生きてゆけるのです。」・・・(ホームルームにて)
Celtic Woman - Amazing Grace
第23話 名言
「”私”という個性を作る為には、まず、”私たち”を練習しなければならない。君たちは、立派に”私たち”を作りました。もう君たちは、一人一人の私になって歩き出せる時です。」・・・(兼末健次郎の家裁の審判が卒業式の3日後に下りることが決まった日のホームルームで)
第23話 名言
「冬を選んで咲く花もある」
「人には、”姓”と”名”があります。名字と名前を人はもっています。・・・この”姓”には、君たちの前の時代を生きた先祖のふるさとが、そしてふるさとで働く姿が刻んであります。・・・そして、君たちは名前を持っています。これは、父と母が未来に託した希望です。世界で一番短い、しかし美しいうたです。これから君たちが目指すところが名前には書いてあります。」
2001年10月11日〜2002年3月28日 全23回放送
金八先生テーマ「こんども、悪戦苦闘。」
性同一性障害や報道と人権などが扱われた作品。
また、幸作の病気入院がテーマに入っており、それに伴い前作となる第5シリーズの卒業生達の出演が多いのも特徴です。
名言 教室で生徒に
名言
「教えるは、学ぶの仲間。先生なんかが一番噛みしめなきゃいけない言葉ですね。人に教えるということは、半分自分の勉強にもなっているんですよという意味です。だからこそ、君たちも、教わったからといって全部わかったつもりでは困ります。」・・・(授業にて)
名言
「壊れないものよりも、壊さない工夫なんだ。便利なものよりも、愛おしいもので食事して欲しいんだな。」・・・(お別れ会にて)
3年B組金八先生 第6シリーズ主題歌『まっすぐの唄』
第23話 名言
「希望とは、私たちの生きていく力です。希望とは、明日を夢見る力です。明日があれば、人は生きてゆけます。明日を夢見る力があればこそ、私たちはここまで生きて来れたのです。」・・・(桜中を去る前にひとり3ーBの教室にて)
2004年10月15日〜2005年3月25日 全22回放送
金八先生テーマ「生徒に教える 生徒に学ぶ」
都内の麻薬蔓延を大きなテーマとして描かれた作品。
このシリーズでは、
2年の月日を経て金八先生が、桜中学校に帰ってくるところから始まる。
犯罪の低年齢化が進むなど、中学生や地域社会を取り巻く環境が急速に変化し中学生のドラッグ使用という衝撃的な事件が・・・
第18話 名言
「手に負えないから放り出すんじゃなくて、最後の最後まで寄り添ってやりたいんです。」・・・(しゅうがドラッグをやっていることを知り職員室で報告をし、警察にという同僚に金八先生が)
第22話 名言
「2度とドラッグに手を染めることはないと思っております。また、私自身担任と致しまして、この子の再起を二度と過ちを繰り返さないその姿を確かめたく、どこまでも寄り添い付き合うつもりでおります。」・・・(しゅうの裁判にて)
生きるー金八先生7しゅうの場合
名言
「大丈夫だよしゅう。君は自分で気がついていないけども、どんなに辛くてもどんなに苦しくても、もうドラッグに逃げていない。ちゃんと教室にいるじゃないか」・・・(少年院から出て教室に戻ってきたしゅうに)
「ジュピター」平原綾香 Jupiter - Ayaka Hirahara , from The Planets of Gustav Holst (mp4)
名言「よく見ときなさい!これがドラッグだ!そして一生涯忘れるな!ドラッグを憎めっ!しゅうの為に。自分自身の為に。憎め!ドラッグを憎め!」・・・(しゅうが、ドラッグによる幻覚で教室で暴れた際、生徒たちに)
2007年10月11日〜2008年3月20日 全22回放送
金八先生テーマ「はじめまして、よろしく!」
「親」を大きなテーマとして描かれた作品。
このシリーズでは、
中学生が抱える問題と悩みを取り上げており、25人の生徒全員が主役となる。
生徒と喜怒哀楽を共にし、親には堂々と説教をする金八先生が「学校とは何のためにあるのか」を問います。
名言:教室にて生徒に
第3話 名言
「君が君の個性を大事にするんだったら、このクラスのみんなをもっと知った方が良いんじゃないかな。個性とはほらやっぱりそうでしょ、みんなと違う私なんでしょ。みんなのことよく知らないと、君の個性は見つからないと思います。自分の感受性を大切にして個性を見つける為にみんなとまず仲良くしたら。」
第15話 名言
「私と私がひとりぼっちだと、お互いに気持ちがわからずに、私は辛くなってしまうんだ。・・・”私”という字は、目印を付けたものは私のものよと、肘で押さえつけたものがこの漢字となったわけだ。・・・”友”という漢字は、実は倒れそうな仲間を懸命に助けようとする人の姿。そのふたりの姿が”友”という漢字になったのです。」
第22話 名言
「いま、別れの旅立ちの時がやって来ました。私は、君たちに渡したノートの最後のページ、その一文字で、君達をず〜っとまっています。これから、教室の扉を開きます。扉を開けて表に出れば、素晴らしいことが待っている。それを信じる人になって下さい。」・・・(卒業式後、金八先生との交換日記”私”を返した後)
金八先生(武田 鉄矢)の名言集~Kinpachi teacher(Tetsuya Takeda) Quotations of~
2011年3月27日放送
金八先生テーマ「日本中があなたの生徒でした」
を、最後に長い教師生活を終えられた金八先生。
たくさんの、名言とともにその当時の自分、15歳だった自分を振り返るまさに、学園ドラマの金字塔のようなドラマでした。
これからも、折りに触れ色々な場面で思い出すことでしょう。
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