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猟銃自殺をした田宮二郎に何があった?残された息子たちは今・・?

田宮二郎といえば、 代表作「白い巨頭」のドラマ版の最終回の前に、享年43歳で猟銃自殺をし、死去してしまったことで、最終回がすごい視聴率になりました。田宮二郎には息子がいますが残された息子の現在とは?死の真相、田宮二郎の息子についてご紹介します。

田宮二郎とはどんな俳優だった?

田宮二郎はこんな人☆

田宮二郎(たみや じろう、1935年(昭和10年)8月25日 - 1978年(昭和53年)12月28日)俳優・司会者。本名、柴田 吾郎(しばた ごろう)。
1960年代から1970年代にかけて活躍し、代表作は映画『悪名』シリーズ、映画『白い巨塔』、クイズ番組『クイズタイムショック』の名司会、テレビドラマ『白い巨塔』など。
身長180cm、血液型B型。

田宮二郎は大阪府大阪市北区出身。生後4日で住友財閥の大番頭だった父を失い、戦後まもなく母とも死別。そのため幼少から高校時代にかけては京都にて親族に育てられる。京都府立鴨沂高等学校を経て学習院大学政経学部経済学科卒業。

田宮二郎は、端整なルックスと、身長180cmでスリムでありながら筋肉質であることに加え、甘い二枚目から冷酷なエリート、ユーモラスな拳銃使い、ヤクザ、欲望のためなら手段を選ばない悪役までもこなす演技力から犬シリーズ、黒シリーズなどにも主演、大映の看板俳優として活躍した。

昭和の大スターだったようです。カッコいいです。

田宮二郎には息子がいる?

田宮二郎の子供の人数は?息子は芸能界の仕事をしている?息子はどんな人なのでしょう。調べてみました。

田宮二郎は結婚し、2人の息子がいたようです。

息子達がまだまだ小さい時の写真です。息子たちが大変幸せそうに暮らしているのが分かります。

田宮二郎の息子

田宮二郎・息子 長男 

兄の芸名:柴田光太郎 
本名:柴田 英光(しばた ひでみつ)
生年月日:1966年1月13日
出身地:東京都
特技:語学(フランス語、英語)

俳優活動の他、英語の教職員もされているようです。

柴田光太郎さんはお母さんに似ているのでしょうか?
少しお顔立ちが田宮二郎さんよりも優しいです。

田宮二郎・息子 次男

弟の芸名:田宮五郎
本名:柴田 英晃(しばた ひであき)
生年月日;1967年1月13日
出身地:東京
職業:俳優

次男の田宮五郎さんの方がお顔立ちが田宮二郎にそっくりです。

次男、田宮五郎さんは亡くなられていた

田宮五郎は2013年に、くも膜下出血で倒れ、手術。一時は昏睡状態に陥ったが、リハビリができるまでに回復し、リハビリ専門病院に転院後に退院していたが、翌年にまた、くも膜下出血が再発。救急で搬送され、意識が戻らないまま、11月6日に亡くなりました。享年47歳でした。

田宮二郎はなぜ息子を置いて自殺した?

田宮二郎は名作、白い巨塔に主演で出られていましたが、白い巨塔が最終回放送の前に自殺されました。何故、二人の息子と妻をおいて自殺をしたのか?本当の意味とは?

1978年ドラマ『白い巨塔』の撮影が開始されました。そこから田宮二郎の苦悩が始まったと言われています。

命を絶った理由は?

田宮二郎は、うつ病と多額の債務に苦しんでいたと言われています。妻の幸子夫人がようインタビューで次のように語っています。

田宮は『白い巨塔』の前半で躁状態のピークを、そして後半でうつ状態のピークの両方を迎えたことになります

出典:http://www.asagei.com

田宮二郎は、財前五郎を演じることに全役者人生を注ぎ込んでいました。

・メスを持つ手にリアリティをもたせる為、幾度と無くカエルの解剖を繰り返す
・財前が癌で倒れるシーンに臨む際、田宮さんは撮影3日前から、一切の食事を絶つ
・財前五郎が絶命するクライマックスシーンでは、事前に病院へ赴き、臨終する患者を観察。など徹底した役作りを行った。その入魂の演技は、多くの観る人をして「いまだ田宮以上の財前は現れていない」と非常に高く評価されている。

ここまで役作りをし始めると、自分と財前の違いが判らなくなってしまいそうです。

「白い巨塔」撮影終了後の田宮二郎はすっかり虚脱状態になり、「財前五郎の後に、どんな役を演じたらいいかわからない」と漏らしたと言われています。

〈ガン専門医でありながら、手術不能のガンで死ぬことを恥じる〉

 その言葉を最後に財前は息を引き取り、荘厳なミサが流れるなか、ストレッチャーに乗せられてゆく。吹き替えなしで自身が死体の役を演じ、試写を観て「役者冥利に尽きる」と感慨深げであったという。

 夫人はこのシーンを語る田宮に、こう思った。

「自分が近々、死を迎えるという胸に迫るものがあったんでしょう」

出典:http://www.asagei.com

田宮二郎は、自身が演じる財前五郎に自分を重ね、死まで重ねてしまったのでしょうか。

ドラマ『白い巨塔』の放映が残り2話、家族と別居し1人で住んでいた自宅で起床した田宮二郎は付き人に赤坂へ仕出し弁当を取りに行くよう命じたあと猟銃自殺を遂げた。43歳没。

享年43歳。まだまだこれから息子たちと酒を酌み交わす楽しいことが待っていたのに残念です。

足の指で猟銃用の散弾銃の引金を操作して胸を撃ち抜いた。生前、田宮二郎が演じることを切望していた『華麗なる一族』の万俵鉄平の自殺そのものだった。

華麗なる一族主演の木村拓哉が最後に自殺した方法と一緒ですね。あれは田宮二郎の再現だったんですね。

妻へ宛てた遺書には、感謝の言葉と共に、生きることの苦しみと死への恐怖が綴られていたそうです。

この報道渦中での放映となったドラマ『白い巨塔』残り2話は皮肉にもさらなる注目を集めることとなり、視聴率は上昇して最終話は31.4%を記録。結果多くの人々の記憶に残った。

今でも田宮二郎を超える財前はいないと言われています。
現代の白い巨塔は唐沢寿明が演じられていますが、プレッシャーだったでしょう。

田宮二郎の活躍とは?

昭和時代の田宮二郎の活躍をご紹介致します。

田宮二郎は、甘い二枚目から冷酷なエリート、ユーモラスな拳銃使い、ヤクザ、欲望のためなら手段を選ばない悪役までもこなす演技力から犬シリーズ、黒シリーズなどにも主演、大映の看板俳優として活躍した。

看板俳優なだけに失敗するわけにはいかないと、プレッシャーはすごかったはずです。

最高視聴率26.9%を記録した「白い滑走路」(74年)など、TBSにおける田宮の主演ドラマは9作も続いた。

出典:http://www.asagei.com

息子二人は芸能活動をしていましたが父を抜くことはできませんでした。父・田宮二郎の活躍はすごかった!

69年1月に始まったNET(現・テレビ朝日)の「クイズタイムショック」は、テレビ司会者として田宮の新たな魅力を引き出した。

出典:http://www.asagei.com

タイムショック!!高視聴率番組でした。

テレビドラマが全盛を迎える当時、TBSと専属契約を結び、『白い影』や『白い荒野』など白シリーズと呼ばれるドラマに出演。田宮二郎の人気は絶頂を極めた。

白い巨塔
浪速大学に勤務する財前五郎と里見脩二という対照的な人物を通し、医局制度などの医学界の腐敗を鋭く追及した社会派小説。山崎豊子作品の中でも特に傑作と名高い。田宮二郎は優秀な外科医であり野心家の財前五郎を演じた。

最期の白シリーズに出会った、田宮二郎・・。出会わなければ死ぬことはなかったのかもいしれない。

そして田宮二郎は志半ばで、躁鬱病の為、自身の猟銃の引き金に足の指をかけ胸を打ち抜き自殺しました。

まとめ。田宮二郎の白い巨塔は今も受け継がれる名作だ!

現在は、白い巨塔は唐沢寿明が演じています。しかし田宮二郎の白い巨塔をリアルに見ていた方たちからは今の白い巨塔は不評なようです。やはり、それだけ田宮二郎の白い巨塔はすごかったんのでしょう。亡くなられたのが残念です。また機会があればぜひ、白い巨塔 田宮二郎で検索して当時の放送を見てみたください。田宮二郎さん、息子の田宮五郎さん、ご冥福をお祈りいたします。

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