【ネタバレ注意!】東京喰種(東京グール)のあらすじ【漫画・アニメ】
2018/02/27
sio-daifuku
【東京グール】
石田スイのデビュー作。現代の東京を舞台に、人の姿をしながら人肉を喰らうことで生きる怪人達「喰種」(グール)をテーマにした作品。コンセプトはダーク・ファンタジーとなっているが、サイエンス・ファンタジーの要素もある。
人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人「喰種」が蔓延る東京。上井大学に通う青年カネキは喰種・リゼに襲われ瀕死となるが、鉄骨の落下により捕食は免れる。しかしその後、喰種の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることになる。
集英社の『週刊ヤングジャンプ』にて2011年41号より連載開始。2014年42号まで連載された後、新編となる『東京喰種トーキョーグール:re』(トーキョーグール アールイー)が、同誌2014年46号より連載開始された。
2013年7月と2014年6・12月には十和田シンによる小説版が発売された。また、2013年8月から同年9月までデジタル漫画雑誌『ジャンプLIVE』にて番外編(スピンオフ)コミック『東京喰種トーキョーグールJACK』が連載された。
2014年からはアニメ化が行われ、テレビアニメ2作とOVA2作が制作されている。同年7月には舞台が上演された。また、コンピュータゲーム化も行われた。
正体がわからないキャラが多数いる東京グールですが、中でも特に謎に満ちたキャラクターだと言えるノロ。ノロはアオギリの樹のメンバーですが、マスクの下の素顔は未だ描かれていません。そんな謎多きノロについて現時点で明らかにされているプロフィールを見てみましょう。
「東京グール」に登場するキャラクター。
巨大な口の描かれたマスクがインパクトのある喰種で、アオギリの樹の幹部をつとめている。 嚇子は環形動物のような独特の形状をしている。
極めて高い再生能力をもち、胴体を輪切りにされても傷口から湧きだした無数の赫子によって即座に修復でき、戦闘時には大口を開けた一本の巨大な赫子で敵を丸囓りにする。常に時計を持ち歩いており、タイマーが鳴ると戦闘を中断していずこかへ姿を消す。
ノロについてわかっていることはあまり多くないようです。しかしその特徴である高い再生力は、東京グールに登場するどの喰種よりも脅威に満ちています。
●金木が捕まった「アオギリの樹」本部にて(東京グール無印)
東京グール無印のアオギリ編でノロと遭遇したのは四方、ウタ、月山の三人。ノロに攻撃を仕掛けたものの、その凄まじい再生力のため、絶命させるには至りませんでした。
ウタによって動きを止められた後、四方に上半身を蹴り破られますが、それでも再生していまう恐ろしい回復力を持ったノロ…脅威としか言いようがないですね~。
●最終巻・梟戦(東京グール無印)
東京グール無印の最終巻で、亜門と滝澤の前に立ちはだかったのはタタラとノロでした。二人の喰種の前に負傷した亜門と滝澤は為すすべなく倒されてしまいます。その際、滝澤はノロによって半身を食いちぎられるのでした…。
●【東京グール】「あおぎり」四コマ
なんと、作者本人が描いた四コマにも登場していたノロ。こう見ると、ノロも可愛く見えますね!
●【東京グール:re】ロゼ掃討戦
最近東京グール:reで再登場したノロ。ロゼ掃討戦に介入してきたエトと共に、突如CCG捜査官たちの前に現れました。その力は驚異的で、再生力も凄まじく、次々と歴戦の捜査官たちが倒れていきます。ノロは東京グール史上、最も人間を殺戮している喰種の一人と言えるかもしれません。
では、ノロが所属しているアオギリの樹とは、一体どのような組織なのでしょうか?東京グールの中で最大規模を持つ喰種組織の謎に迫ります!
強力な喰種「隻眼の王」の下に集った好戦的な喰種たち。
力によって弱い喰種や人間を支配するという思想を持ち、上位メンバーには喰種捜査官が束になっても適わない強者も複数含まれる。
元々は群れになって行動することが少ないと言われる喰種ですが、その既成概念を壊したのがアオギリの樹という喰種組織でした。ノロの他にも、梟、ラビット等の驚異的な喰種が集うアオギリの樹は、やはり東京グールの中でCCGによって最も脅威的な組織と言えるでしょう。
アオギリの樹を率いているのは「隻眼の王」であるということが東京グール無印で明らかになりました。しかしながらその正体は未だ謎に包まれており、一体誰が真の統率者であるのかはわかっていません。
また、東京グール無印では、アオギリの樹という組織を生んだ原因はあんていくの店長「芳村」によるもの、ということもわかっています。
隻眼の王とは誰なのか?芳村はどのようにしてアオギリの発生に関わっているのか?それはおそらく、続編の東京グール:reで明らかになるのでしょう。
アオギリの樹の活動目的とは一体何なのでしょうか?
その点については、東京グール無印で主人公金木がアオギリの一員であったニコに問いかけています。ニコが言うには、アオギリ幹部のタタラの言葉を借りると、その目的は「嘘つきをあぶり出すこと」だそうな…。
続編の『東京喰種:re』では、その勢力はどんどん増しており、一般市民にまで脅威が伝わっている。人間社会に潜んでいる"喰種"を雇い、人間社会で立場が悪くなれば組織に引き入れ戦力を増強するという方法で組織を巨大化させている。
さらに、アオギリの樹は東京グール無印の終盤から続編の東京グール:reにかけて、人間を捕獲して半喰種をつくるという活動をし続けています。それが一体どのような目的から行われていることなのかはまだ明らかになっていません。
謎の喰種「ノロ」の正体は誰なのか??ネット上では色々な考察がされています。これまでの東京グールを見る限り、なかなか的を得ていると思われる考察もあるようですよ。
その理由としては主に以下の点があげられるそうです。
・ノロと対峙したウタが背後からノロを素手で貫いた時、「んー? 手応えないなぁ…」と首をかしげていた事。
・四方がノロを蹴りで真っ二つに切断した際、即座に再生したノロを見てウタが「胴体ふっ飛ばしても治しちゃうなんて喰種の治癒力超えてるよ 嚇子のバケモノなんじゃないの?」と発言したこと。
・嘉納教授のラボに使用されていたRc細胞壁の存在。この技術を運用すれば嚇子でノロのような存在を作成できるのではないかと推測されている。 etc…
東京グール:reでエトが見せた赫子の一部。この赫子、実は何かをしきりに喋っているんです。このことを見ると、もしかすると赫子が独立した意思?のようなものを持って自在に動き出す可能性もあながち無いとは言い切れませんよね。
また、こちらは東京グール:reにてエトによって改造された月山家の使用人・カナエ。ノロに似たマスクを被せられています。
また一方では、ノロはピエロの一員であるロマの本来の姿なのでは?という考察もあります。
ネット上では既にロマがノロなのではないかと噂されているようですが、どうなんでしょう。
その一説が「歌い鳥 喉に声添う ただ冷えろ」
という句をオマケコーナーでウタが詠んだことにあります。
この句が「ウタイトリ 喉ニコえ宗太だピエロ」
という意味を含んでいるとされており、確かに東京喰種の最終話はウタ、イトリ、ニコ、ロマ、宗太がピエロだったという事実が明かされています。
喉=ノロ=ロマなのではないかという図式が成り立たないこともないですが、喉=ノロであれば宗太=誰かというのが明かされてもいいような気がします。
ロマとノロが同一人物では?と言われる理由はオマケコーナーでウタが詠んだ句が原因でした。もしもこれが仕組まれた伏線だとしたら、気付いた人は本当にすごいですね…!
いかがでしたでしょうか?
東京グールの登場人物であるノロについて、そのプロフィールやエピソードを紹介してきました。ノロは本誌でもまだまだ描かれていない事がたくさんあり、謎につつまれている喰種の一人です。これから彼について一体どのようなことが明らかになっていくのか、とても気になるところですよね!
現在連載中の本誌ではノロとCCGが交戦の真っただ中です。ノロの正体が気になる方は、ぜひ東京グール:reを読んでみてくださいね。
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