2016/08/26
natu634
役所 広司(やくしょ こうじ)
本名 橋本 広司(はしもと こうじ)
生年月日 1956年1月1日
出身地 長崎県
血液型 AB型
身長 179cm
職業 俳優
千代田区役所土木工事課に勤務。友人に連れられて観劇した仲代達矢主演の舞台公演『どん底』に感銘を受け俳優への道を志す。200倍もの難関である仲代が主宰する俳優養成所「無名塾」の試験に合格。芸名は前職が役所勤めだったことに加え、「役どころが広くなる」ことを祈念して仲代が命名。
役所広司さんの命名の話は有名ですよね。
公務員から200倍の難関を突破して俳優とは、スゴイ!!
当初は所属する無名塾の舞台公演に出演。1980年(昭和55年)のNHK連続テレビ小説『なっちゃんの写真館』でテレビデビューを果たす。主に時代劇で評価を得ていた。映画では、伊丹十三監督作品の『タンポポ』などに出演。1988年(昭和63年)の日本・スイス合作映画『アナザー・ウェイ ―D機関情報―』(西村京太郎の小説『D機関情報』の映画化作品。山下耕作監督作品)の主人公・関谷海軍中佐役で映画初主演を果たす。
この頃、役所が主演するドラマや映画は評価は高いもののヒットには恵まれず、制作発表の記者会見では「低視聴率男です」と自らネタにして笑いをとっていた。
今となっては、「低視聴率男」ではなく「高視聴率男」です。
1996年(平成8年)公開の『Shall we ダンス?』が大ヒットとなる。さらに、『シャブ極道』(細野辰興監督作品)、『眠る男』(小栗康平監督作品)の演技が絶賛され、その年度の主演男優賞を総ざらいする。1997年(平成9年)の『失楽園』も大ヒットする。今村昌平監督の映画『うなぎ』が1997年(平成9年)にカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞すると、この2年で20以上の映画賞を獲得。東京国際映画祭での主演男優賞受賞、1996年(平成8年)から7年連続で日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を受賞するなど、毎年の映画祭でその名前を挙げられないことはないほど名実共に、日本を代表する映画俳優の一人となった。
俳優として華麗な遍歴をお持ちの役所広司さん。
確かに、ヒット映画にはこの人あり!というくらい役所広司さんは数々の映画賞を
受賞されていますよね。
そんな役所広司さんは、誰もが認める演技派俳優ですが、声優としてはどうなのでしょうか?
過去に声優として出演された映画を紹介していきます。
森のリトル・ギャング
2006年に公開された、ドリームワークス製作のアニメーション映画
あらすじは??
動物たちが冬眠から目を覚ますと、森は「エル・ランチョ・キャメロット」という住宅地に開発されていた。食料の確保に困っているところに、アライグマのRJがやってきて、人間から食料を奪うことを提案する。カメのヴァーンは危険を感じて生垣の向こうへ行くことに反対するが、RJは他の動物たちをひきつれて垣根を越えてしまう。
かわいいCGアニメですが、ストーリーの根底にあるのは問題化されている森林伐採や自然破壊を目の当たりにし、街へ出てきて人間を怖がらなくなった動物たち。
コミカルに描かれていますが、とても深い内容です。
そんな映画『森のリトル・ギャング』の主なキャストは??
役所広司 RJ(ブルース・ウィリス)
武田鉄矢 ヴァーン(ギャリー・シャンドリング)
石原良純 ハミー(スティーブ・カレル)
友近 ステラ(ワンダ・サイクス)
竹山隆範 ヴァーミネーター(トーマス・ヘイデン・チャーチ)
夏木マリ グラディス(アリソン・ジャニー)
BoA ヘザー(アブリル・ラビーン)
豪華キャストですね。
役所広司さんはメインのアライグマRJの声を担当されました。
役所広司 出演映画『森のリトル・ギャング』 予告編
予告編を見ると、誰がRJの声をやっているのか知らない限り、役所広司さんだと
気付かないのでは?と思いましたが・・・
世間の反応は??
色々叩かれている吹き替え有名人声優陣は、石原良純と夏木マリ以外はプロの声優に直した方が良い。(特にBoA。あれは演技以前の問題。役所広司は演技は問題無いが…。武田鉄矢は本人のまんま。)声優として役を演じる時は自分を全面に押し出してはいけないのでは?
オリジナル版でブルース・ウィルスが担当したRJの声は、吹き替え版では役所広司が担当。知らなければ、役所広司だと気付かなかったかも。逆にそのまんまだったのが、カメのヴァーンを担当した武田鉄矢。馴れるまでカメが金八にしか見えなかった…。オポッサムのへザーを担当したBoAは、普段から「日本語上手いなぁ」と感心しているのだが声優としての力量は微妙…。ヒステリックな人間の女性・グラディスを受け持った夏木マリが今回1番のハマリ役だったように思える。
役所広司さんの声優に対しては、意見が割れているようですね。
演技が上手でも、果たしてそのキャラクターに合っているのか?というところが論点。
これは、配役の問題で役所広司さんには関係ないような…。
ただちょっとハスキーすぎたかな・・・?
ATOM
2009年に公開された、手塚治虫の漫画「鉄腕アトム」を原作としたイマジ・スタジオのフルCGアニメーション映画
あらすじは??
夢のような空中都市、メトロシティ。天才科学者テンマ博士は事故で命を落とした愛息、トビーの身代わりにと最新型ロボットを作る。姿はそっくりで、記憶もトビーのまま。仲間のお茶の水博士が開発した<ブルーコア>という究極の未来型エネルギーを搭載。でも結局はロボット、息子の代わりにはならないと、テンマ博士は彼を追い出してしまう・・・。
居場所を求め初めてやってきた地上でロボットは自らを「アトム」と名乗る。新しい仲間もでき、父と別れた寂しさを抱えながらもたくましくなっていく。そんな頃、メトロシティのストーン大統領は<ブルーコア>の軍事利用を目論み、アトムの捜索を始める。捕らえられ、テンマ博士と再会するアトム。メトロシティと地上を巻き込んだ壮絶な戦いが、いま始まる!
原作ファンにとっては嬉しい、原作のテイストを維持しながらの絶妙なアレンジ。
素敵な作品に仕上がっています。
そんな映画『ATOM』の主なキャストは??
アトムに上戸彩さんとは、また意外なキャスト!
テンマ博士の役所広司さんは合っている気がします。
役所広司 出演映画『ATOM』 予告編
役所広司さんが声を担当されているのは、聞いただけで分かってしまいますが…
世間の反応は??
声優についても、文句なしだった。ぴったりとキャラクターと馴染んでいる。近年、話題の芸人やらアイドルやらを声優に用いていることが多く、作品の出来を低下させることがあるが、今作ではそれがなく、上戸彩の声は彼女ではなくアトムの声で、役所広司の声は彼ではなくテンマ博士だった。
かつての清水マリさん=声優の母(と言われているそうな)ほどでは無いですが、上戸彩ちゃんは良かったですよ。彩ちゃんの顔が浮かぶ事無く最後まで観れました。テンマ博士役は役所広司でしたが、時々チラチラと彼の顔が浮かんで来てしまいました。
やはり、声だけで役所広司さんて分かってしまうので、吹き替えという視点でみると
少し残念な結果になってしまいます。
俳優としては、声だけで分かるのは素晴らしいことなんですけどね!
バケモノの子
2015年に公開された、細田守監督による長編オリジナル作品のアニメーション映画
あらすじは??
人間界「渋谷」とバケモノ界「渋天街」は、交わることのない二つの世界。ある日、渋谷にいた少年が渋天街のバケモノ・熊徹に出会う。少年は強くなるために渋天街で熊徹の弟子となり、熊徹は少年を九太と命名。ある日、成長して渋谷へ戻った九太は、高校生の楓から新しい世界や価値観を吸収し、生きるべき世界を模索するように。そんな中、両世界を巻き込む事件が起こり……。
賛否両論のある映画ですが、観る人によって解釈が違うのかなという印象。
そして何よりも映像が美しい。一見する価値ありですよ!
そんな映画『バケモノの子』の主なキャストは??
演技派の豪華キャストが揃っていますね。
役所広司さんは、バケモノ役を担当されました。
役所広司 出演映画『バケモノの子』 予告編
役所広司さんの声は、キャラクターに合っているのでは?!
世間の反応は??
こちらは絶賛の嵐!
声優にも引けを取らない、良い仕事をしていますね。
役所広司さんが、声優として出演されている映画はいかがでしたか?
名優であるが為に、声を聞いただけで顔が浮かんできてしまうという不利な条件の中、なかなか素晴らしいお仕事をなさっているのではないかと思います。また、素敵な声をお持ちなので心地よく聞けますよね。
映画界にこの人あり!という圧倒的な存在感を見せる役所広司さん、今後の活躍からも目が離せません。
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