エンカンの故意!?羽生結弦が衝突して流血の怪我をした事故の真相
2016/08/09
konpitsu
2015/03/02 更新
「氷上の貴公子」と呼ばれている羽入結弦選手。弱冠19歳ながら、ソチオリンピック金メダリストという
実力者でもあります。しかしながら昨年の中国杯では、練習中に中国の閻涵選手と激突し流血沙汰になるという
前代未聞の事故が起こりました。故意にやったのではという声も上がっていますが、実際はそうではなかったようです…
羽入 結弦 (はにゅう ゆづる)
1994年12月7日生まれ
宮城県出身
全日本空輸所属
身長 171cm
体重 53kg
2010年 世界ジュニア選手権 優勝
2013、2014年 グランプリファイナル 優勝
2014年 ソチオリンピック男子シングル 優勝
2014年 グランプリファイナル 優勝
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羽生は6分間の練習中、後ろ向きの姿勢でリンク中央に向かって滑っていた。
そこで、反対側から滑ってきた閻涵と激しくぶつかった。頭部から流血し、しばらく
起き上がれなかった。閻涵も倒れ、場内は騒然となりファンから悲鳴が上がった。
閻涵選手はその後、自分でリングをあとにしたようですが
羽入結弦選手はしばらく立ち上がることができなかったそうです。
その後、なんとか立ち上がった羽生結弦は、応急処置を受けます。
5分後、リンクサイドに戻ってきた羽生結弦の頭にはテーピングがまかれ、
顔色も青白く、目からは、涙が溢れていました。
ブライアン・オーサーコーチは、「身体が一番だぞ」と、何度か
羽生結弦に語りかけました。
誰もが試合は無理だと思っていた次の瞬間、
羽生結弦は練習のリンクに戻ったのです。
羽生は係員に抱えられてリンクサイドに引き揚げ、棄権は確実と思われた。
しかし、頭に肌色の包帯を巻いて演技に臨んだ。ジャンプでは5度も転倒しながらも
「オペラ座の怪人」の壮大な曲に乗って最後まで演じた。
傷だらけで大粒の涙を流す羽入結弦選手
素晴らしいという言葉だけで片付けることができないですね。
最終的には総合2位でしたが、十分すぎる結果でしょう。
この大会を中継するテレビ番組の解説を務めていた織田信成氏は、
転倒した4回転ジャンプについても回転していたことを評価。
「ただただ、すごいの一言。4回転、回ってましたから。普通の人だと、
これだけのケガのあとは回ることすらできないと思います。しかも後半に、
トリプルアクセル―シングルループ―トリプルサルコウの連続ジャンプを
決めていて、強い。すごいとしか言いようがない」と述べた。
あれだけの傷を負いながらも、迫真の演技を成し遂げた羽入結弦選手。
その演技をみて激突した閻涵選手はわざとぶつかってきたのではないかと噂されるのも
無理はないでしょう。
しかし2人の間柄や閻涵選手の立場から考えてみると
本当にわざとぶつかってきたのでしょうか…
2人の間柄をみると、とてもじゃないですが閻涵選手が悪意を持って
ぶつかってきたとは思えないですね。
また専門家もこのように分析しています。
VTRを見ると、お互いが後ろ向きでスピードに乗って振り返った瞬間に
ぶつかっているので、どちらに責任があるとはいえません。選手は、
6分間という限られた時間の中で、焦りの中でチェックを行っているので、
自分のことにしか集中できていない環境にあります。
どうも、今回のような氷上での激突は、珍しい事ではないようです。
フィギュアスケート解説者の佐野稔氏もこう述べています。
「2人(リンクに)入ればぶつかるんです。必ず。
そこに6人入っているわけですから、ぶつかる確率は高いんですね。
これはもうとにかくみんなで気を付けてやっていくしかないし、
今後そこはISU(国際スケート連盟)で、考えていかなくてはいけないのではないか」
と言っています。
2008年 全日本フィギュアの練習中にて
安藤美姫選手と村主章枝選手
2010年 グランプリファイナルの練習中にて
高橋大輔選手と小塚崇彦選手
このようにあまり表沙汰にはなっていないですが、
フィギュアスケーター同士での衝突はあるようです。
今回、羽入結弦弦選手は不慮の事故だったということですね。
羽入結弦選手と閻涵選手とに起こった衝突事故。
ここまで問題化されたのは日中の関係に原因がありそうです。
一刻も早く日中関係がよくなることを祈っています。
2人のように…
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