米倉涼子ブロードウェイ進出!史上初の快挙!日本人女優が初主演!
2015/12/26
yagisawa
■米倉涼子プロフィール■
生年月日:1975年8月1日
出身地:神奈川県横浜市
血液型:B型
身長:168cm(2015年現在の公称)
1992年の全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞受賞を受賞しデビュー。ファッション雑誌 『CanCam』のモデルや水着のキャンペーンガールなどを経てCMなどでも活躍。
2000年ごろより女優としての活動を開始。2004年のドラマ「奥さまは魔女」や松本清張原作「黒革の手帖」で女優としてもブレイクし、松本清張原作ドラマシリーズの顔に。
近年ではドクターX〜外科医・大門未知子〜シリーズが高視聴率を記録するなどして話題になった。
ミュージカル「シガゴ」のレッスン中の米倉涼子。
サバサバとした芯の強い女性の代名詞とも言える米倉涼子は同性人気も抜群!
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ミュージカル「シカゴ」の初演は何と1975年!以降1977年までに936公演も上演されているんです。
違う劇場でも上演した後1996年にブロードウェイにて再演。ブロードウェイ史上、アメリカのミュージカルとしては最長のロングラン公演の記録を持っている人気かつ定番の演目なんですよ!
その人気は、今でもブロードウェイ以外でも国内外のツアー公演や各国オリジナルキャストでの公演も行われている程!
『シカゴ』(Chicago )は、ジョン・カンダー作曲、フレッド・エッブ作詞、フレッド・エッブおよびボブ・フォッシー脚本によるアメリカ合衆国のミュージカル。禁酒法時代のイリノイ州シカゴを舞台に、記者のモウリン・ダラス・ワトキンスが調査した実際の犯罪および犯罪者を題材にした演劇『シカゴ』を基にしている。物語は刑事司法陣営の政治腐敗の風刺および著名な犯罪者の概念について描かれている。
2009年の「シカゴ」アメリカ・ツアーカンパニー来日公演時の写真。オープニングナンバーにして作中一番有名と言っても過言ではないAll That Jazzを歌うシーン。
2002年公開の映画版「シカゴ」はレネー・ゼルウィガー/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/リチャード・ギア等が出演した華やかなミュージカル映画。作品賞をはじめ、その年のアカデミーショーで数々の賞を受賞しました!
「シカゴ」の最新の日本版公演は宝塚歌劇団創立100周年を記念して宝塚歌劇団の卒業生でキャスティングされたステージでした。
米倉涼子が初めてシカゴに出演したのは2008年の日本版のステージ。主役のロキシー・ハートを演じました。
ブロードウェイで観た「シカゴ」に魅了され、並々ならぬ思い入れを持っていたという米倉涼子。日本版上演の構想を耳にして自ら売り込んで主役を獲得したのだとか。今作がミュージカル初出演だった米倉涼子。ちなみに共演の河村隆一もミュージカル初出演でした。
あーこりゃ駄目かな、と直感した。しかし、その直感は外れた。舞台が進み、ロキシーがちやほやされて調子に乗ってくるにつれ演技もどんどん調子に乗ってきて、思わず手を差し伸べずにはいられない、ロキシーの特有存在感を強烈に発し始める。
2008年に上演された日本版「シカゴ」W主演と言っても過言ではないヴェルマ・ケリーを演じたのは元宝塚トップスターの和央ようかでした。
ミュージカル初出演と言う事もあり不安視されていた米倉涼子の演技ですが「意外と悪くない」「バレエ経験者なだけあってダンスは良かった」「歌がいまいち」と言った感想が多かったようですね。
2010年の日本版「シカゴ」のプロモーションも兼ねてブロードウェイの舞台に立った米倉涼子。日本版で共演するヴェルマ役のアムラ=フェイ・ライトに花束を渡してハグを交わしました。
なんとヴェルマ役のアムラ=フェイ・ライトは日本語を猛特訓しての日本版「シカゴ」への出演だったとの事。少し早口で聞き取りづらい部分もあったようですが、観客にはしっかり伝わっていたそうです。
そして、このアムラ=フェイ・ライトとの共演が米倉涼子のブロードウェイ進出にとって大きなきっかけとなりました。
2010年の日本版では、ブロードウェイでもう一人のヒロインであるヴェルマを演じたアムラ=フェイ・ライトと共演し、ブロードウェイへの想いを強くした。ワイズラーに「自分がブロードウェイに出られる可能性はある?とダメもとで聞きました。自分からアピールすることで、夢ってかなうのかなあと思います。バリーに言ってなかったら(デビューは)起こらなかった」
米倉涼子が出演したブロードウェイ版「シカゴ」ポスターの一部。雰囲気はバッチリ馴染んでいますよね。
米倉涼子が出演したブロードウェイ版「シカゴ」メインキャストのスリーショット。流石は高身長でスタイル抜群の米倉涼子。本場のキャストと並んでも遜色ないですね。
ブロードウェイ版「シカゴ」の楽しげな練習風景。下記出典リンクから米倉涼子のインタビューなどを含む動画を見ることができます。
ブロードウェイ版「シカゴ」のワンシーン。思わず守ってあげたくなるような、男心をくすぐる不思議な魅力を持つロキシー・ハートを熱演する米倉涼子。
ブロードウェイ版「シカゴ」への出演が決定し、報告会見で思わず涙する米倉涼子。色々な思いが胸にこみあげていたのでしょう。
2008年、2010年と日本版「シカゴ」で主演を務めた米倉涼子のブロードウェイ進出に各種マスコミも沸き立ち大いに話題となりましたよね。
「シカゴ」で主演を演じた米倉涼子。日本では公演は大成功だったと報道されていましたが、現地ではどのような評価だったのでしょうか。
その舞台の評価といったものはまったく探せない。
英語検索、探しても探しても、
「米倉涼子のロキシー・ハートの演技が素晴らしい」
などと書かれた英語記事には残念ながら辿り着くことができませんでした。
日本では大々的に報じられた米倉涼子のブロードウェイ版「シカゴ」ですが、現地では評判がいい・悪い以前にほとんど話題に上がっていなかったようです。
米倉さんは、かなり緊張されてて、残念ながら観客にそれが少し伝わってきたように思いました。初日だったしね。回りはお祭り騒ぎだし、既存のカンパニーに途中参加するのも大変だろうしね。
実際に現地で観劇した人の感想を見るとやはり米倉涼子と現地キャストとの実力差が大きかったようですね。
本人の努力や日本人としての快挙であるという部分とは別に、米倉涼子の演技レベルはブロードウェイのレベルには遠く及ばないと言った感想を持った人が多かったようです。
ブロードウェイの「シカゴ」は、15年のロングラン作品ですが
ここ数年、客足が落ちてきています。
数年前から、客を呼べそうな名の知れた俳優であれば
誰かまわず起用する、というやり方を取っています。
米倉さんは、7月の1週間だけの出演と聞いていますが
明らかに、夏場の客足が遠のく時期に、日本人観光客を呼び込もうという
戦略ではないでしょうかね。
実際には日本人観光客を呼び込みたいブロードウェイと凱旋公演を企画したい日本側の思惑が一致したというところのようです。
人々の様々な思いが渦巻くブロードウェイ。その舞台は実力でつかみ取るものとは言え、やはり興行である以上ビジネス的な側面もあるんですね。
米倉涼子が出演したりウッド版「シカゴ」の評判についてのまとめはいかがでしたか?
本人の強い思いや想像の及ばないほどの努力はそれだけでも感動を覚えますが、過熱報道気味でしらけてしまった人も多かった印象の米倉涼子が出演したブロードウェイ版「シカゴ」。
とは言え国内での評価は確かな米倉涼子。今後の活躍にも期待したいですね!
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