【名作】必ず見てほしい!高倉健の感動の名作TOP③【予告動画】
2016/08/16
AYAKA12321
主演映画を多く残した高倉健
高倉健(1931年2月16日 - 2014年11月10日)
・愛称、健さん。
・福岡県中間市出身
・半世紀以上に渡り活躍した日本映画界の大スター
現場ではすべての共演者に挨拶を忘れず、監督やプロデューサーをはじめ、若い新人俳優やスタッフにも必ず立ち上がり丁寧にお辞儀していた。
1956年の映画『電光空手打ち』で主役デビュー。
1963年に出演した『人生劇場 飛車角』以降、仁侠映画を中心に活躍。
翌1964年から始まる『日本侠客伝シリーズ』、1965年から始まる『網走番外地』シリーズ、『昭和残侠伝シリーズ』などに主演し東映の看板スターとなる。
フリー転向後、映画『君よ憤怒の河を渉れ』(永田プロ / 大映) にて主演。
1977年『八甲田山』、『幸福の黄色いハンカチ』の2作品に主演し、第1回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞と、第20回ブルーリボン賞の主演男優賞のダブル受賞。
合計4度の日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞、2度のブルーリボン賞の主演男優賞を受賞している。
1998年、紫綬褒章を受章した。
高倉健主演映画の『新幹線大爆破』は当時海外で流行中だったパニック映画に触発され東映が企画した大作。
海外にも輸出されてヨーロッパで空前の大ヒット作となった高倉健の主演映画。
これまで演じてきた高倉健のキャラクターと大きく異なった役柄を演じた。
高倉健主演映画『新幹線大爆破』
高倉健:沖田哲男
千葉真一:青木運転士(ひかり109号)
宇津井健:倉持運転指令室長
高倉健主演映画の画像①
企画段階で高倉健は新幹線に爆弾を取り付ける犯人グループの主犯・沖田哲男役を希望し、本作の主演を務めることとなった。
日本より海外での評価が高い本作のあらすじをご紹介。
約1500人の乗客を乗せた、ひかり109号博多行は、9時48分、定刻通り東京駅19番ホームを発車した。
列車が相模原付近にさしかかった頃、国鉄本社公安本部に、この109号に爆弾を仕掛けたという電話が入った。
特殊発火装置を施したこの爆弾は、スピードが80キロ以下に減速されると自動的に爆発するというのである。さらに、この姿なき犯人は、いたずら電話ではないことと立証するため札幌の貨物列車を爆破する。
日本ではヒットしなかったが、日本での公開終了後アメリカのジャーナリストを集めて行った試写会では「通俗娯楽映画として水準を抜いた出来栄え」「久しぶりの日本映画」などの評価を受けた。
高倉健主演映画の『幸福の黄色いハンカチ』は北海道を舞台に撮影された日本のロードムービーの代表作。
第1回日本アカデミー賞、第51回キネマ旬報賞、第32回毎日映画コンクール、第20回ブルーリボン賞、第2回報知映画賞などその年の国内映画賞を総なめにした。
高倉健主演映画『幸福の黄色いハンカチ』
島勇作:高倉健
島光枝:倍賞千恵子
小川朱美:桃井かおり
花田欽也:武田鉄矢
高倉健主演映画の画像②
欽也と勇作が最後に別れるシーンの撮影時、台本通りに泣けなかった武田鉄矢に対し、高倉健が長期間の撮影に感謝する旨を述べると、武田は感激してぼろぼろと涙を零し、この瞬間に別れのシーンが撮影された。
のちにリメイクされ、ドラマにもなった有名な本作のあらすじを紹介。
欽也が島勇作と逢ったのは、春の陽差しの強い網走の海岸であった。欽也は自分の車で、北海道の広い道をカッコイイ女の子を乗せて、ドライブするのが高校時代からの夢で、嫌な仕事も無理をして勤め、金をためて新車を買い求めた。東京からフェリーで釧路港へ、そして、あざやかな緑の根釧原野を欽也の赤い車は、ラジオの軽快なリズムに合わせて、ひた走った。
映画のなかで高倉健演じる島勇作の食事シーンでは、実際に二日間何も食べずに撮影に挑んだという。
高倉健が日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞した主演映画。
公開に合わせて当時の国鉄がイベント列車「駅 STATION号」を運行した。
高倉健主演映画『駅 STATION』
三上英次 : 高倉健
直子(英次の元・妻) : いしだあゆみ
義高(英次の息子) : 岩淵健
昌代(英次の母) : 北林谷栄
一郎(英次の兄) : 藤木悠
道夫(英次の弟) : 永島敏行
冬子(英次の妹) : 古手川祐子
高倉健主演映画の画像③
『幸福の黄色いハンカチ』で共演以来、交友関係のある武田鉄矢が1シーンで出演。
その後、高倉健は武田鉄矢の原作・主演の映画『刑事物語』に友情出演をしている。
本作は高倉健演じる三上英次を愛した3人の女たちとの出会いと別れによる3部構成。
劇中には八代亜紀の代表曲「舟唄」が使用されている。
北海道警の刑事、三上英次(高倉健)はオリンピックのピストル射撃選手に選出されるほどの射撃の名手で、多くの犯罪者を追い詰め、幾多の表彰も受けている。だが孤高に生きる名刑事の生き様は、かつての容疑者たちと同類の孤独感という暗い影を引きずっていた。そんな不器用な男の10年余りにわたる軌跡を北国の小さな駅を舞台に描く。
中国雲南省を舞台に父と子のつながりを描いた中国と日本の合作映画。
中国を代表する巨匠監督チャン・イーモウと、彼が尊敬する高倉健を主演に抜擢した映画。
日本での撮影はイーモウ監督の強い希望で、降旗康男監督はじめ高倉健主演映画を数多く手掛けてきたベテランスタッフが結集した。
高倉健主演映画『単騎、千里を走る。』
高田剛一 :高倉健
邱林(チュー・リン、案内人): 邱林
李加民(リー・ジャーミン、仮面劇役者): 李加民
楊楊(ヤンヤン、李加民の子供): 楊振波(ヤン・ジェンボー)
蒋雯(ジャン・ウェン、旅行会社ガイド): 蔣雯
高田健一(息子):中井貴一(声の出演)
高田理恵(健一の妻):寺島しのぶ
高倉健主演映画の画像④
作中に登場する中国人の案内人は役者ではなく、現地中国で実際にガイドの仕事をしている一般の方。
本作に登場する中国人キャストは高倉健はじめ日本人キャスト以外は素人であるのが最大の見どころ。
静かな漁村に暮らす高田剛一(高倉健)は、久々に東京に向かう。嫁の理恵(寺島しのぶ)が電話で、剛一の息子、健一(声:中井貴一)が重病で父親に会いたがっていると知らせてきたのだ。しかし、入院している健一は、長年にわたる確執から父親に会うことを拒んでいた。打ちひしがれ、病院をそっと抜け出す高田に、理恵はビデオテープを渡す。テープを再生した高田は、息子が千年以上にさかのぼる、宗教的儀式にまつわる演劇形態の研究をしていたことを知る。有名な俳優リー・ジャーミン(リー・ジャーミン)の舞踏を見るために、はるばる中国南部・雲南省まで向かった健一だったが、あいにくリーは病気のために歌を披露することができず、健一が翌年再び雲南省を訪れたら、『三国志』に由来する仮面劇『単騎、千里を走る。』を披露することを約束していたのだ。
高倉健の遺作である『あなたへ』。
高倉健最後の主演映画となった本作は、第37回2012年報知映画賞主演男優賞、第25回2012年日刊スポーツ映画大賞主演男優賞を受賞した。
高倉健最後の主演映画『あなたへ』
倉島英二:高倉健
倉島洋子: 田中裕子
南原慎一:佐藤浩市
田宮裕司:草なぎ剛
濱崎多恵子:余貴美子
高倉健主演映画の画像⑤
『夜叉』以来、27年ぶりとなるビートたけしとの共演。
「たけちゃんの役は出番は少ないが、パクッと食っていくおいしい役で、たけちゃんにしかできない。常に新しいことに挑戦している姿には頭が下がります」とインタビューで語った。
高倉健の遺作であり、6年ぶりの映画出演だった『あなたへ』。
本作でも監督を務め、他の数多くの高倉健主演映画を手掛けてきた降旗監督。
6年ぶりの映画出演を決めたのは「もしかしたら監督が「もうやめます」と言うかもしれないので、もう一本、降旗監督と仕事をしておかないといけないなと思ったから」だそう。
北陸のある刑務所の指導技官・倉島英二(高倉健)のもとに、ある日、亡き妻・洋子が遺した絵手紙が届く。そこには“故郷の海を訪れ、散骨して欲しい”との想いが記されていた。妻の故郷を目指すなかで出会う多くの人々。彼らと心を通わせ、彼らの家族や夫婦の悩みや思いに触れていくうちに蘇る洋子との心温かくも何気ない日常の記憶の数々。様々な想いを胸に目的の地に辿り着いた英二は、遺言に従い散骨する。そのとき、彼に届いた妻の本当の想いとは……。
俳優・高倉健の生涯出演作品数は延べ205本。デビューから数多くの作品に出演してきた高倉健さん。
そのなかでも主演映画に絞って高倉健主演映画名作5選をご紹介しました。
ご紹介した高倉健主演映画以外にも、健さんが出演した映画はまだまだあります。
主演映画だけではなく、ぜひいろんな作品をチェックしてみてください!
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