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【高い声】声優・佐々木望さんの声の変化について【低い声】

幽遊白書で人気を博した声優、佐々木望さん。当時は高い声で演じていましたが、現在の佐々木望さんは低い掠れたような声になっています。佐々木望さんの声の変化に理由はあるのでしょうか。昔から現在までの佐々木望さんの声に焦点をあてて、調べてみました

声優・佐々木望さんとは

佐々木望さんは、広島県出身の男性声優です。
友人に誘われ、新人育成オーディションに参加したことで、声優の道を歩む事になりました。

1986年に声優としてデビューし、80年代後半から90年代前半にかけてさまざまな作品の主人公やメインキャラクターの声を担当した佐々木望さん。
当時、佐々木望さんは「王子」と呼ばれファンから親しまれていました。

佐々木望さんはNG5という声優ユニットを組んで活動したこともあり、人気を博しました。

このNG5は、現在の「アイドル声優」と呼ばれるマルチな活動をする声優スタイルの先駆けとも言われています。

(佐々木望さんのライブツアーCDです)

NG5の活動以降、佐々木望さんは個人名義でもアーティスト活動を行うようになっていきました。

以前の佐々木望さんが声を当てたキャラクター

浦飯幽助(幽☆遊☆白書)

佐々木望さんの代表作とも言える作品ですね。
この作品で佐々木望さんを知ったという方も多いのではないでしょうか。

導師クレフ(魔法騎士レイアース)

レイアースも絶大な人気を誇るアニメでした。
作品の初期の頃から出てくるクレフ。
佐々木望さんの声を聞く機会も多かったですよね。

蒼月潮(うしおととら)

2015年、リメイクアニメが放送されたうしおととら。
最初の放送の際は佐々木望さんが声をあてていました。

21エモン(21エモン)

佐々木望さんは、21エモン以外にもこの作品内でさまざまな兼ね役を演じていました。

蓮川一也(ここはグリーン・ウッド)

佐々木望さんの声の変化とその理由は?

以前は高い声で少年役を多く演じた佐々木望さんですが、現在は低い声に変わっています。
ファンの間では「煙草やお酒が原因で喉を壊した」「喉の手術を受けた」という噂が広がりました。

後に佐々木望さんがファンクラブ内で発表したコメントは「手術はしていないし、するような病気もしていない」というもの。
長い活動の中で少しずつ、今の声になっていったと話しています。

ですが、佐々木望さんの近しい人たちからは「ある作品で声を非常に酷使したため」との声も出ています。
佐々木望さん本人も特に否定することはありませんでしたが、「迷惑をかけるといけないから」と作品名などは伏せているようです。

2008年に発売された声優雑誌内で佐々木望さんは、「叫びの多い役とライブが重なったことで喉が炎症を起こし、スケジュールの調整がきかず、仕事を続けた結果悪化した。若い頃からの発声法に無理があったと指摘され、トレーニングをして発声法を変えていった」ということを話しており、喉の酷使と、無茶な発声法を改善していった結果、現在の声に落ち着いたということが真相の様です。

Nozomu Sasaki Unbalance Na Kiss Wo Shite Live

まだ声が高い頃の佐々木望さんが歌った「アンバランスなKissをして」のカヴァーです。
これを聞く限り、無理な発声のようには聞こえませんが、長年続けるうちに無理が出てきたのかもしれませんね。

現在の佐々木望さんの声

現在の佐々木望さんの声は、テニスの王子様の「亜久津仁」役などで聞かれるような、低く少し掠れた声が多くなっています。

GET FREE [Akutsu Jin 亜久津仁]

声が変わったと言われて始めた頃に佐々木望さんが歌ったキャラクターソングです。
これを聞く限りではそこまで低くなったような印象は受けませんが、発声方法や声の質が変わったのはわかりますね。

佐々木望さんが声をあてたアニメ「デスノート」のメロも、低く芯のある声をしています。

今後も佐々木望さんの声を聞き続けたいですね

いかがでしたか?
発声方法を変えて、当初と比べると低く落ち着いた声になった佐々木望さん。
現在も高い声の芝居が出来なくなったというわけではなく、時折高めな佐々木望さんの声を聞くこともできます。
芝居の幅、演じるキャラクターの幅が広がり、現在は脇から作品を支える役目が多くなった佐々木望さんの、今後の活躍にも期待したいですね。

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