【弱虫ペダル】荒北靖友役・吉野裕行さんについてまとめ！【声優】

アニメ「弱虫ペダル」で荒北を演じた声優の吉野裕行さんは、1974年2月6日に千葉県で生まれました。
声優のほかに、歌手、ナレーターの活動も行っており、シグマ・セブンに所属しています。

吉野裕行さんは、荒北の声優の他に、ヴァンドレッドのヒビキ・トカイの声優やまっすぐにいこう。のマメタロウの声優、BLOOD+の宮城カイの声優や、機動戦士ガンダム00のアレルヤ、ハレルヤなどの声優も勤めています。

幼い少年の役から、荒北のような荒れたキャラクター、破天荒なキャラクター、大人しいキャラクターやオタクキャラまで、幅広く演じる声優です。

薄桜鬼では藤堂平助の声優もつとめ、人気を集めました。

吉野裕行さんが声優をつとめた荒北靖友は、弱虫ペダルに登場する「箱根学園」という高校に所属する3年生です。
原作の漫画の方では、箱学を卒業後、洋南大学工学部に進学。
ライバル校であった総北の主将、金城と同じチームで自転車競技を続けています。

箱学時代の荒北は「運び屋」と呼ばれ、長距離を走った上でのゴール前のエースを引っ張るアタック力、アシスト力があり、スプリント力や登坂力も兼ね備えたオールラウンダーでした。

荒北は鋭い目つきと悪態、口を大きく開け威嚇するような仕草も目立つ、荒っぽい性格です。
更には勝負事以外には冷めた態度を取り、口を開けば皮肉を言うなどの性格も目立ちます。
ですが、荒北のいいところはチームへの愛着が強い点でしょう。
主将の福富を慕う姿は、普段の荒っぽい荒北とは雰囲気が変わり、信頼関係もしっかりと出来ています。

さらに、荒北は「野獣」とも呼ばれ、レースの大一番では前を走る敵を猛追、どの距離にどれくらいの人数の塊がいるかなども研ぎ澄まされた感覚で察知するなど、動物的なまでの闘争心もあります。

また、荒北には年齢相応に予想外の出来事があると動揺を隠せないという部分もありますが、それでもピンチのときには冷静に対処、対策を練る等の役割も担っています。

荒北は元々、中学2年生までは野球部に所属しており、投手として活躍していました。
ですが、怪我をしたことで野球の続行が不可能となってしまい、その後2年間は荒れた生活を送っていました。

荒れていた最中、箱学で福富と出逢った事をきっかけに、荒北はロードバイクを始めました。
荒北は部活に所属した当初は先輩にも威嚇し、皮肉っぽい態度で反感も買っていましたが、持ち前の真っ直ぐな性格でロードバイクを乗りこなすようになり、次第に部の中でなくてはならない存在へと成長しました。

原作の掲載紙で行われるキャラクター人気投票でも必ず上位に食い込む程人気を博している荒北は、インターハイの最終戦では大きな活躍を見せました。
「運び屋」としての仕事を全うし、塊に呑まれた中からチームメイトの真波山岳と、ライバル校の小野田坂道を先頭まで運ぶ姿が描かれました。
ここで荒北が坂道まで運んでしまったことで、レースは大きく動くこととなりました。

荒北に似たキャラクターとしてまず挙げられるのは、ガンダムOOに登場したハレルヤでしょう。
荒れた口調で話し、冷めたところもあるものの、アレルヤへの態度は他とは違うものがありました。

荒北のような性格の荒っぽさで言えば、VitaminXというゲームに登場した仙道清春も近い物があります。
こちらは、荒れているというよりいたずらが好きで、常に口が悪く人を小馬鹿にした態度を取ります。
ですが、信頼した人間には心を開き真っ直ぐに向き合うなど、荒北と通ずるところが多いキャラクターです。

人気キャラクター荒北を演じた声優・吉野さんですが、2015年10月以降で決まっている出演作品は以下の通りです。

「ナノ・インベーダーズ」で4706の声優をつとめています。

2016年から放送される「ディバインゲート」では、ギンジの声優をつとめることが決定しました。

更に、まだ放送日は未定ですが「NORN9 ノルン+ノネット」という作品で、乙丸平士役の声優をつとめることも決まりました。
こちらは、既にゲームで声優をつとめている作品のアニメ化となります。

いかがでしたか？
荒北の人気もすごいものがありましたが、それと同じかそれ以上に、荒北の声優をしている吉野さんも人気声優として活躍しています。
声優のほか、歌の仕事やナレーションなど、さまざまな場所で声を聞く機会もあり、さらに声優としても脇をしっかり固める役者として活躍。
声優・吉野裕行さんの活躍に、今後も注目です！