【モーニング娘。】スーパーアイドル道重さゆみの卒業と今・・・
2022/02/01
グリ777
生年月日:1985年7月13日
出身地:山口県
デビュー:2003年
道重さゆみさんがモーニング娘。のオーディションを受ける様子
ボイスレッスンの時に道重さんが放ったこの一言が、
ファンの間で名言と呼ばれています。
バラエティに出演している道重さゆみさん
毒舌、ナルシストキャラで活躍しました。
リーダー就任直後の道重さん
リーダーになってすぐのイベントで、
ゲストとして登場したモーニング娘。OGに泣きつく場面も。
プレッシャーが大きかったのでしょうね。
卒業コンサートの様子をこれからお伝えします。
11月26日、『モーニング娘。'14コンサートツアー秋 GIVE ME MORE LOVE ~道重さゆみ卒業記念スペシャル~』が横浜アリーナにて開催された。
平日にも関わらず横浜アリーナには精鋭が会場いっぱいに駆けつけた。
道重さゆみさんの卒業コンサートが行われたのは横浜アリーナ。
道重さん以外の若手メンバーにとっては、初めての横アリでした。
そしてメドレーも中盤に差し掛かろうかという頃、『ABCD E-cha E-chaしたい』からは道重がメインステージにとどまり、それ以外のメンバーがセンターステージで歌唱した。道重が足を痛めてしまい、ダンスパフォーマンスが出来なくなってのとっさの判断だったことが後のMCの際にわかったのだ
卒業コンサートで足を痛める道重さん
後輩たちが駆け寄っています。
セレモニーの後、沢山の花があしらわれたお姫様のようなドレスで登場した道重が再び現れる。「泣かずにしっかりみなさんに気持ちを伝えたいと思うので、聞いてください」と、手紙を読むこともなく、ピンクのサイリウムで埋め尽くされた会場に真っすぐと視線を合わせたまま、自分の言葉でファンに感謝の気持ちを述べた。
モーニング娘。代々続く、卒業時のスピーチ。
過去のメンバーは手紙によるスピーチでしたが、道重さんは手紙を使わずに
ファンへ感謝の言葉を伝えました。
ここからは、道重さゆみさんの卒業コンサートで
実際に道重さんが行ったスピーチの内容を一部抜粋していきます。
2002年にモーニング娘。のオーディションを受けて、2003年1月19日、モーニング娘。の第6期メンバーとして合格して、大好きなモーニング娘。になりました
加入して何年かは、ソロパートが全然なくて、ステージに自分の立ち位置はあるのに、そこに居場所がない気がして、「私ってモーニング娘。に必要あるのかな……?」って感じた時もありました。でも、「モーニング娘。が好き。」その気持ちだけは一度もブレずにここまでやってきました。
そして念願のリーダーにもなりました。リーダになってからも、決して順調ではなかったんですけど、それこそ食欲がなくなってしまうくらい大変だなって思うこともあったし、心が折れそうになった時もありました。だけど、そんな私を、ファンのみなさんが大きな愛で支えてくれましたね。
そんなさゆみのファンの人たちは……変な人が多いです。うふふふふ。
さゆみのちょっと変なファンの人たちは、晴れの日も、雨の日も、大雪でも、台風がきても、嵐の日だって、さゆみに会いにきてくれた。全力で応援してくれた。勇気くれた。パワーくれた。優しさもくれましたね。強さもくれた。自信もくれた。安心感もくれた。
そして、愛をくれた。
みんなに出会えてよかったです。さゆみのことを見つけてくれて、出会ってくれてありがとう。
そして、「後輩たちに見せたい景色がある」って、今までいろんなインタビューやテレビでも言ってきたんですけど、
私は、この景色を見せてあげたかったんです──。
これが、私にできる最後の恩返しです。今回は私が卒業ってことで、ここに立つことができたけど、これからは、単独のコンサートでみんなにもここに立って、この景色を見てほしい。
道重さゆみさんの卒業スピーチを、元NHKキャスターで現在は
企業に向けたプレゼンの指導を行っている野村絵里奈さんが絶賛しています。
ここからは、野村さんが道重さんの卒業スピーチを受けて注目すべき点として述べた一部をご紹介します。
「普通の人だとその2~3倍になることもありますが、長ければいいというものではありません。やはり彼女が、自分が言いたいことをいうのではなく、相手にしっかりと伝えることを重視して、余裕を持って構成しているのだと思います」
「『変って言っちゃっていいの?』と相手に思わせながら、その後に『嵐や台風の日にも会いに来てくれてありがとう』と言っている。逆説的だからこそ、より伝わります。他にも『ファンのみんなが勇気をくれた。パワーをくれた。そして愛をくれた』など、短いセンテンスを効果的につなげているのもさすがです。これは、オバマ大統領やキング牧師の演説でも使われていた手法です」
「冒頭で『泣かずにしっかり伝えたい』と話しているので、本人もそれを分かっているのでしょう。表情を崩さずに、力強い目で嬉しいとか、ありがとうといった感情を表現しながら淡々と話しています。スピーチで大事なのは、最終的に自分の思いや感動を相手に伝えられるか。彼女のスピーチは改めてそれを思い起こさせてくれます」
コンサート中、足を痛めた際などには涙ながらの表情になっていた道重さんでしたが、
卒業スピーチの際には、涙を見せることはありませんでした。
道重さゆみさんのスピーチには、わたしたちが人前でスピーチする際にも参考にしたいポイントが詰まっていることが分かりました。
そんな感動的なスピーチを行いながら卒業した道重さゆみさんは、現在活動休止中です。
復帰の予定もまだ立っておらず、ファンからは「このまま引退するのでは?」との心配する声もあるようです。
現在、道重さゆみさんの卒業ライブを収めたDVDが発売されています。
スピーチをじっくり聞きたい方はぜひチェックしてみてください。
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