2018/10/20
ミック0331
若い世代の薄い髪は、「若年性脱毛症」と呼ばれています。
若年性脱毛症では、頭皮や毛母細胞の老化ではなく、何らかの原因によってヘアサイクルが正しく機能しない状態になります。ヘアサイクルの途中で抜けたり、毛根が細くなって細い毛髪しか生まれなくなったり、毛穴から出る本数が少なくなったりし、全体的に薄くなってしまいます。
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過度な食事制限をされている方は要注意!
適度な運動と栄養を考えた食事によるダイエットであれば問題はないのですが、若いうちは「とにかく食べる量を減らす」といったダイエットをしがちです。これでは栄養バランスやホルモンバランスが乱れてしまいますし、自律神経の乱れやストレスを招くことにもなります。
ヘアカラーやパーマをまったくしない(したことがない)という若い女性は少ないと思います。しかし、いずれも髪にとってはストレスだという認識を持ってください。毛根を傷つけたり頭皮を傷めたりする可能性が高いので、頻繁に行うのは良くありません。
同じように、スタイリング剤も頭皮に刺激を与えます。また、洗髪が不充分だと毛穴の詰まりを引き起こすこともあります。
多くても月に1回程度が目安とされています。
それ以上やると、髪が薄いと悩むことになるかもしれません。
シャンプーを正しい方法でしていない人は意外に多いもの。頭皮は顔の皮膚と一枚の皮でつながっているので、似た性質を持っています。なので、乱暴な洗い方をするとすぐに傷がついてしまいます。顔を洗うのと同じようなイメージで、優しく扱ってあげましょう。
また、シャンプーの選び方にも注意しなければなりません。洗浄力の強いシャンプーはその分頭皮への刺激も強いため、炎症を起こす可能性があります。
髪の流れに逆らったヘアスタイルや、ポニーテールなどの無理に引っ張るヘアスタイルは要注意。髪の毛を無理に引っ張ると、毛母細胞に栄養を運ぶ毛乳頭が萎縮し、血流が悪くなります。その状態が続くと、抜け毛が増加し、薄毛につながってしまいます。
ヘアスタイルが、髪が薄い原因となるとは思いませんでした。
また、髪型も毎日同じではなく、様々に変えていけば薄い髪を予防できます。
喫煙は血行不良を招き、毛髪に悪影響を及ぼすと言われています。タバコを吸うとニコチンが体内に取り込まれ、その作用で毛細血管が収縮します。これにより身体の血流が悪くなり、皮膚の温度を低下させるのです。
タバコ以外にも、夜更かしや運動不足も血行不良を招く原因となります。
薄い髪を予防するために、タバコだけでなく、夜更かしも控えましょう。
髪への負担を考えるとパーマ・カラーはしない方が良いですが、現在ではしない女性の方が少ないでしょう。多くても月に1回、できれば2ヶ月以上間隔をおくことをおすすめします。また、パーマとカラーリングを同時しないで、少なくとも2週間以上は空けましょう。
シャンプーの選び方にも注意しなければなりません。洗浄力の強いシャンプーはその分頭皮への刺激も強いため、炎症を起こす可能性があります。頭皮は弱酸性なので、シャンプーも弱酸性のものなどを選ぶと刺激が少なくて良いでしょう。
洗う際には、指の腹を使うことが大切です。決して指先を使ったり爪を立てたりしないようにしましょう。頭皮は刺激に弱い部分ですので、ゴシゴシと洗うのもNGです。泡を頭皮にしっかりと浸透させることができれば、汚れは充分に落ちます。 顔の皮膚と頭皮は一枚の皮でつながっているため、性質も似ています。頭皮を洗う時は、顔を洗うときのようなイメージで、やさしい指使いを心掛けましょう。
下から上に向かって洗っていくことが大切。髪の毛の流れに逆らうことによって、隅々までシャンプーの泡が行き渡るためです。すすぎの際にも、同じように下から上へと流していきましょう。そうすることで、シャンプーを頭皮に残さず、きれいに流しきることができます。
まずは、タオルで水分を取り除きます。この時、決してゴシゴシとこすらないようにしましょう。摩擦はキューティクルを傷める原因となります。 ドライヤーの熱は、頭皮から必要以上に水分を奪い去ってしまいます。なので、15cm程度離して使うようにしましょう。また、同じ場所に2秒以上熱風を当てるのもいけません。ドライヤーを動かしながら乾かしていきましょう。
育毛剤=髪が薄い中年のおじさん向けという偏見があるかもしれませんが、
最近、髪が薄いことに悩む若い女性が増えていることもあり、女性用の育毛剤も続々出ているのだそうです。
女性専用という育毛剤が増えており、無添加で肌のデリケートな女性でも安心して使えるものが増えているというのも、育毛剤をおすすめする理由の一つでもあります。
髪が薄いおじさん用とは違う見た目なら安心ですね。
なんといっても一番大切なのは育毛の効果。育毛剤は、乱れてしまった頭皮環境を改善し、栄養が髪に行き渡りやすくする効果が期待できます。
また、血行を促進し毛髪の成長を促し、細くなってしまった髪が太くコシのある髪へと育っていくよう促してくれます。
髪が薄いことに悩むのはまだ先、と思われていた方も多いと思います。
しかし、髪を痛めつけるようなことをし続けていると、20代であっても髪が薄いことに悩まされてしまうと知り、身が引き締まった方も多いのではないでしょうか?
若い内から薄い髪になりたくなければ、生活習慣やシャンプーのやり方だけでなく、ヘアスタイルやカラーなどの使い方も見直してみましょう。
もし、既に髪が薄い方であれば、お医者さんで治療したり、育毛剤を用いたりすることで、幾らか改善することができます。若い女性有名人でも脱毛症に悩むなど、あなたが思っているより、薄い髪にお悩みの方は多いので、怖がることはありませんよ。
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