中村俊輔!自身も子供が沢山!子供も憧れる中村俊輔選手の凄さとは?
2015/10/08
naonao
中村俊輔(なかむら しゅんすけ)
・1978年6月24日生まれ
・神奈川県横浜市戸塚区出身
・かに座
・身長178cm
・ミッドフィルダー
・元サッカー日本代表
日本サッカー史上屈指の司令塔。黄金の左足から生み出すアイデア豊富なプレーで、観衆を魅了し続ける。ただ昨年は、直接FKで得点が奪えなかったことが引っかかっているはず。今季はゴールのアーチを数多く描いてくれるだろう。
中村俊輔選手が現在所属している横浜F・マリノスHPより
・中村俊輔選手は、Jリーグ最優秀選手賞受賞者の中で最年少受賞者である。(2015年現在)
・2000年と2013年にJリーグMVPを獲得。
・中村俊輔選手は、Jリーグ史上初のMVP複数回受賞者。
・アジアカップ2004MVP、2006-07スコティッシュ・プレミアリーグMVPなどの受賞歴がある。
5季連続横浜F・マリノスの主将を務める中村俊輔選手
【クラブ歴】
・1997年横浜F・マリノス
・2002年レッジーナ
・2005年セルティックFC
・2009年RCDエスパニョール
・2010年横浜F・マリノス
日本でも大活躍していた中村俊輔選手が、海外に挑戦!海外移籍後も大活躍をみせてくれた中村俊輔選手でしたが、実は人種差別と戦っていたのです。
中村俊輔選手が、Jリーグを離れ海を渡ったのは、2002年7月。イタリアのセリエAのレッジーナに移籍します。中村俊輔選手は、レギュラーの座を確保し、プレイスキックを任され、7得点をあげるなど同チームのセリエA残留に貢献しました。また中村俊輔選手は、セリエA3年目となる2004-2005シーズンは、ほぼスターティングメンバーとして試合に参戦し、クラブ創設以来最高となる順位に貢献しました。
中村俊輔選手は、2002年~2005年まで同クラブに所属し、2003年6月、コンフェデレーションズカップフランス大会で、3得点をあげ『ブロンズシューズ賞』を受賞、2005年3月にはガゼッタ・デロ・スポルトからレジーナの歴代ベストイレブンに選出されるなど大活躍をみせてくれました。
スコットランドではないが、イタリアでは人種差別も受けることがある。それは良くないことで、これまでわずかな日本人選手しか移籍を果たすことができていないことの理由にあたると思います
中村俊輔選手が欧州サッカー連盟(UEFA)の公式ホームページ上のインタビューで、イタリアのサッカーにおける人種差別を痛烈に批判した。
近年、イングランド1部プレミアリーグが若手選手を他国から引き抜くことが問題化しているが、若手選手が相次いでイングランドへ渡る要因の1つとして、多数の人種と文化が混在する英国では、イタリアやスペインと比べ人種差別的な行為や野次が極端に少ないことが指摘されている。
中村俊輔選手もイタリアからイングランドのチームに移籍。
中村俊輔選手、レッジーナ時代も人種差別を受けていたんですね。
2005年6月にコンフェデレーションズカップドイツ大会で、1得点2アシストをあげベストイレブンに選出された中村俊輔選手を観たセルティックの監督、ストラカンにプレーを高く評価され、2005年7月、中村俊輔選手は、スコティッシュ・プレミアリーグ(SPL)(UEFAヨーロッパリーグランキング10位)の2強の一角であるセルティックへ移籍(移籍金は推定250万ポンド、約4億9000万円)することになります。
中村俊輔選手は、アジア出身選手として初めて欧州リーグでMVPを取る快挙を成し遂げました。
・2006年9月、2006-07シーズンのUEFAチャンピオンズリーグに初出場。
・2006年10月14日、ダンディー・ユナイテッド戦で海外リーグ戦における中村俊輔選手自身初のハットトリックを決める。
・2007年4月、セルティックのリーグ戦連覇が決まり、実質的に中村俊輔選手が日本人では初めて欧州リーグで連覇を経験した選手となった。
・2006-07シーズンではリーグトップの12アシストを挙げ、スコットランドPFA年間最優秀選手賞、スコティッシュ・プレミアリーグベストイレブン、スコットランド・サッカー記者協会年間最優秀選手賞を受賞、年間ベストゴール賞も獲得した。
UEFA杯準々決勝で最大のライバルであるレンジャーズのサポーターから人種差別的中傷を受けており、今年4月にも同じくレンジャーズサポーターが中村選手の写真と人種差別的内容が書かれたTシャツを着用し、警官から退場を命じられている。イタリアやスペインほどではないにせよ、こうした行為は英国でも行われているようだ。
中村俊輔選手が受けたこのような人種差別は、SNSを通して拡散。
Nakamura Ate My Dog Banner At The Sporting Game
レンジャーズサポーターが「ナカムラに愛犬を食べられた(Nakamura Ate My Dog)」の横断幕を掲げている様子が収録されている「YouTube」の投稿動画を紹介し、「私はこの人種差別行為を不快に思う」「われわれはこれに対してなんらかの抗議行動が行える」と呼びかけた。さらに、「大半の日本人は犬を食べない。この誤解も正さなければならないだろう」と述べている。
「Japan Blog」と言うブログを運営する米国人が、中村俊輔選手への人種差別に対して憤り、自身のブログで問題を提起した。
日本人ストライカー中村祐輝(Yuki Nakamura)
2013年には、スロバキアリーグのMSKリマフスカ・ソバタ(Rimavska Sobota)に所属していた日本人ストライカー中村祐輝(Yuki Nakamura)選手が、人種差別を受けたことを理由にチームを退団したこともありました。
残念ながら、所属していたMSKリマフスカ・ソバタで人種差別的なことを受けて生活できなくなり帰国しました。この時代にそんなことするか?って思うことがたくさんありました。試合前、後にはサポーターから鬼の形相で自分の名前だけ叫ばれて、中指を立てられ。。。チームメイトは誰も助けてくれない。そこに加担するかのような選手もいました。。これはもう普通ではなく、チームに脅迫みたいなものが来てしまい責任を持てないからということで帰国してきました!!
中村祐輝選手のブログに書き込まれた人種差別に関する内容
「アジア人だからという理由で僕たちをさげすむ人はいます。単なる冗談という考えでそういう愚かなことを する人達に対しては、こちらもタフにならなくちゃいけない。日本はとてもいい国で住みやすいですが、海外はそんな国ばかりじゃない」
サッカー日本代表のGK川島永嗣のコメント。中村祐輝選手が、スロバキアで容認し得ない人種差別を明かしていたことを受けてのもの。
サッカー日本代表のGK川島永嗣
川島永嗣選手も海外でプレーをしながら、人種差別された経験を語りました。
日本で東日本大震災による福島第1原子力発電所の事故が起こった2011年、川島はベルギーリーグの試合で対戦相手のサポーターから「フクシマ!」と繰り返しやゆされ、試合の途中で涙を流した。
ヨーロッパでは、サッカーをめぐる人種差別が深刻化しており、06年11月には仏リーグのサポーターが人種差別発言をしたため暴力沙汰に発展。サポーターが警官に射殺され、大きな問題になった。
欧州サッカー連盟(UEFA)は06年7月に、肌の色や、人種、宗教、出自について相手を傷つける発言があった選手について、最大で5試合の出場停止処分にする規約を発表。サポーターについても、同様の行為を行った場合は、クラブチームやサッカー協会に罰金が科され、勝ち点の剥奪や大会からの除外もありうる、としている。
僕はほとんど全ての試合で人種差別を目にしているんだ。最初は怒っていたけれど、いつまでたってもこの問題は解決しない。だからそんな時にはファンへ投げキスをして、怒りを沈めてくれるようアピールする
ロシアプレミアリーグのゼニトに所属するブラジル代表FWフッキ(28)がロシアで受けている人種差別について語りました。
現在は、プロ生活を始めた古巣横浜F・マリノスで主将を歴任している中村俊輔選手。日本で起こったバナナ事件についても触れましたが、中村俊輔選手がプレイのみならず、より成熟したサッカー文化を日本に広めると言う点でも活躍してくれることを期待しています!
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