みんな大好きラーメン☆全国に広まる絶品ラーメンチェーン店特集!
2021/11/24
hinagiku
ラーメンスープはしょうゆが基本だった!?
日本初の中華そばの記述は1697年にさかのぼります。
中国から伝わった麺料理なので厳密には日本のラーメンとは違うかもですね。
ラーメンとは、中華麺とスープ、様々な具(チャーシュー・メンマ・味付け玉子・刻み葱など)を組み合わせた麺料理(ただし具を入れない場合もある)。漢字表記は拉麺、老麺[2]または柳麺。別名は中華そばおよび支那そば・南京そば[3][4]などである。
日本では、明治時代に開国された港に出現した中国人街(南京街)に中華料理店が開店し、大正時代頃から各地に広まっていった[3][5]。日本風に仕立てられ独自の発達をし、現在ではカレーライスと並んで「日本人の国民食」と呼ばれるほど人気の食べ物となり、中華人民共和国や中華民国では日式拉麺(日式拉麵/日式拉面)または日本拉麺(日本拉麵/日本拉面)と呼ばれている。
ラーメンはもともと日本そばを中国風にアレンジしたものなんですね。
ラーメンを中華そばといっていたのもそのため。
水戸光圀公(黄門さま)が、日本で最初にラーメンを食べた人物というトリビアは有名ですよね。
港の屋台が起源
日本の夜鳴き蕎麦が原点!?
ラーメンはもともと横浜発祥なのですが、あまり知られていないことに、実は元は日本蕎麦だったんです。
当初は夜鳴き蕎麦屋が中国人の功力(クーリー 船に荷物を運ぶ港湾労働者)を相手に店を出したのだが全く売れない。
そこで、中華街の台湾人に相談し、つゆに鶏ガラ出汁を加え、麺を中華風の麺にしたところ人気を博したというのがルーツです。
つまり、そばと中華料理のハイブリッドなので、日本蕎麦と区別するために「支那そば」と言ったのでした。
後に、ここから教えを請うた人が東京に「来来軒」という店を出し、ここに教えを乞いに来た弟子が各地に支那そばを広めました。
そのため、地方の老舗の中華屋やラーメン屋には「来々軒」を名乗る店が多いのです。
日本そばにアレンジを加えたものがラーメンの起源なんですね。
横浜が発祥だから、今も横浜はラーメン激戦区なのでしょうか?
ラーメンスープの起源としては、鶏ガラがルーツといってもよさそうですね。
ラーメンの語源は意外にも!?
諸説ありですが、有力な説は!?
ラーメンの語原は函館。
当初は支那そばを名乗っていたが、函館の人たちはこれを「チャンコロそば」と呼んだ。
気を悪くした店主が、中国人のコックができあがるときにかけるかけ声「ハオラー(好了)」という音からラーメンという名前を思いつき、ラーメンという名称がうまれた。
以降、北海道では支那そばはラーメンと呼ばれるようになる。
ちなみに良く言われる「柳麺」「拉麺」「老麺」などは完全にアテ字です。
(ただし、中国に拉麺という、手延べ素麺のような別の食べ物は存在する)
ラーメンの名称のルーツは横浜ではなく函館!
ラーメンって本当に愛されて各地で進化してるんですね。
豚骨スープの起源は博多ではない!?
豚骨スープ=博多 とイメージする方は多いはず
子どもから大人まで幅広い世代に愛されるとんこつラーメン。昭和12年(1937)、初めてとんこつ100%のラーメンを作ったのが久留米で今も営業している「南京千両」だ。初代の宮本時男さんが、出身地である長崎県のちゃんぽんと横浜で流行っていた支那そばにヒントを得て考案。宮本さんは高価な鶏の替わりに豚を使うことにしたが、その時に生まれたスープは「清湯(ちんたん)スープ」と呼ばれる透明に近いものだった。もちろん、現在「南京千両」で食べられるラーメンも清湯。この店のラーメンを目の前にして、「とんこつスープって白濁だよね?」と思った人がいるかもしれないが、白濁とんこつスープが誕生したのはそれから10年後のこと。屋台「三九」の店主杉野勝見さんが豚骨を入れた鍋をうっかり煮立たせてしまい、偶然にも白濁スープが生まれた。これが一般に浸透しているとんこつラーメンの原形といえる。
豚骨スープは福岡市博多ではなく、さらに南の福岡県久留米市!
横浜で生まれた中華そばが九州で化学反応を起こし豚骨スープが生まれたのですね。
豚骨ラーメンは九州だけではなく、全国へ普及していきます。その中でも有名なのが、「横浜家系」です。神奈川県の横浜では、鶏油(ちーゆ)と濃いめの醤油ダレと組み合わせる「豚骨醤油ラーメン」が有名です。この「豚骨醤油ラーメン」を開発したのは、横浜市の「吉村家」というお店です。現在では弟子や模倣店など含め、膨大な数があり、「横浜家系ラーメン」と呼ばれる一大系統になっています。その勢いは横浜だけでなく全国に普及しています。
九州で生まれた豚骨スープが、時代を経てラーメンの起源 横浜でさらなる進化を遂げてます。
豚骨スープは煮るだけなのでカンタン!?
材料入れて煮込むだけなので自分でもできそうだなとも思いますが
自分で作ったという人はあまり聞きませんね。
豚骨スープは煮るだけなのでカンタン!?
いえいえそういうわけではありません。イヤな臭みを消して美味さだけをスープ残すのは
至難の技なんです。
「骨をグラグラ沸かすだけで簡単だ」
と言う人がいますが、実は豚骨スープを作るのは非常に難しく、魚介系スープの方がはるかに簡単なのです。なぜなら、カツオ節や昆布などの魚介系乾物はダシをとるための加工がなされた食品ですが、豚骨や鶏ガラなどの動物系素材は、無加工だからです。そのため、ダシが出るまでの時間も、魚介系素材のほうがはるかに短くて済むのです。最近の流行では、カツオ節や煮干しを粉末にしてドンブリに直接入れる魚粉投入系と呼ばれるラーメン店が急増しています。豚骨スープは本当は作るのが難しいのです。
なるほど。もともと捨てるものだったので加工なんてされてるはずはないのです。
豚骨スープの主な材料は?
豚頭骨、げんこつ(豚の足首から先の骨の部分)、背ガラ(背骨)からとるのが一般的です。
< 博多長浜系 とんこつラーメン >
( スープ )
◆ 豚頭骨、げんこつ、背ガラ、コミガラ、背脂、豚足、皮などから選択
上記材料を、12時間以上、強火で煮込んで適度に煮詰めます。
根気がある場合は、古いガラを捨て、新しい材料に入れ替えて、
さらに長時間煮込んでスープの濃度を高めて完成。
煮詰まったスープの濃度をさらに高めたい時は、差し水(か湯)をして
スープの濃度を下げて、ダシが出やすいようにして煮込みます。
ラーメン店では、16時間煮込むお店、24時間煮込むお店など
様々です。
豚骨の量は、スープ1杯あたり最低、3~500gは欲しいです。
乳化を促進するための背脂も入れます。
いやはや・・・煮込み時間だけでも相当なものですね。
一度煮出したものをいったん捨て、煮込みなおしたりもするそうです。
ラーメン屋さんの情熱を感じますね。
南京千両 本家 (福岡県久留米市)
やはり豚骨ラーメン発祥の店は要チェックですよね。
発祥の味をいまに伝えているということで、清湯スープのあっさり目だそうです。
【住所】
久留米市野中町702-2
【電話番号(問い合わせ)】
0942-37-7279
【交通】
JR南久留米駅から徒歩で約10分
【営業時間】
11時~15時30分
【定休日】
第2月曜(祝日の場合は翌日)
【席数】
カウンター4席、テーブル18席
【駐車場】
3台(無料)
元祖 長浜屋(福岡市中央区)
博多のソウルフードですね。
替え玉、替え肉などのシステムや、カタ麺の発祥とも言われます。
シンプルな豚骨スープが味わえます。
<店舗情報>
店名 元祖長浜屋 (がんそながはまや)
ジャンル
ラーメン
TEL・予約
092-711-8154
※お問い合わせの際は「"食べログ"を見た」とお伝えいただければ幸いです。
予約不可
住所
福岡県福岡市中央区長浜2-5-38 トラストパーク長浜 1
元祖長浜屋 - 地図
交通手段
・福岡市営地下鉄空港線「赤坂駅」1番出口から徒歩10分
・天神地区から西鉄バス(61・68番系統福浜行)で「港一丁目」停留所下車、徒歩2分
赤坂駅から541m
営業時間
4:00~25:45頃 (やれるとこまで時間延長)
朝食営業、ランチ営業、夜10時以降入店可、夜12時以降入店可、日曜営業
定休日
年末年始に1週間ほど休業
黒亭 (熊本県熊本市)
熊本ラーメンは、焦がしにんにくチップがはいるのが特徴。
こちらは生卵のトッピングも選べる。
まろやかな味わいになります。
熊本ラーメン専門店 黒亭
〒860-0051 熊本県熊本市西区二本木2丁目1-23
TEL・FAX/096-352-1648
営業時間/10:30〜20:30 定休日/毎月第3木曜
まだまだ沢山の名店がありますが、まずルーツを味わってから自分の好みの味を見つけるのも
面白いと思います。
今回はラーメンスープのなかでも豚骨スープにスポットを当ててみました。
横浜で生まれた中華そばが、他の地域でどう進化したのかにも興味がありますが
それはまた次回としましょう。
みなさんも地元のラーメンの起源をしらべてみてはいかがでしょうか。
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