2015/10/19
himari10
大学生の城茂は、悪の組織ブラックサタンの秘密を知ったことで殺された友人・沼田五郎の仇を討つため、自ら進んでブラックサタンのアジトに乗り込む。そして、苦痛に耐えながら改造手術を受け、電気人間となった。自己催眠装置によって脳改造を免れ、大首領への宣誓の場で反旗を翻した茂は、電波人間に改造された岬ユリ子を救出。ともにアジトから脱出に成功。
以後、茂は仮面ライダーストロンガー、ユリ子は電波人間タックルとして、各地をさすらいながらブラックサタンの奇械人と戦う。旅の途中、仮面ライダーアマゾンまでの歴代ライダーとともに戦った立花藤兵衛が加わり、3人旅となった。
ブラックサタンを壊滅させたストロンガーとタックルだったが、デルザー軍団が出現。デルザーの改造魔人を前にユリ子が命を落とし、ストロンガーはブラックサタンの科学者だった正木陽一郎博士によって再改造され、超電子ダイナモを埋め込まれたことで改造超電子人間にパワーアップした。
そして、世界各地から歴代ライダーが次々と日本に帰国。ストロンガーは彼らとともに、デルザーとの最終決戦に臨む。
城茂が変身するカブトムシ型改造電気人間です。
電気人間の名の通り、体内には内臓の代わりに強力な発電機が備えられいます。
ブラックサタンの最強の改造人間として改造されています。
kamen rider stronger henshin&finisher 仮面ライダー ストロンガー 変身&必殺技
両手のコイルアームを接触させることで体内の発電装置を稼動させ、仮面ライダーストロンガーに変身します。
うっかり両手を合わせただけで変身してしまうので、城茂は人間体の時は常に絶縁体の手袋を身につけています。
仮面ライダーストロンガーは変身後に必ずお約束となっている決め台詞があります。
それがこちらです!
天が呼ぶ!地が呼ぶ!人が呼ぶ!悪を倒せと俺を呼ぶ!(聞け!悪人どもよ!)俺は正義の戦士!仮面ライダーストロンガー!
かっこ内は省略されることもある部分ですが、それ以外は毎度変わりません。
リアルタイムでご覧になっていた40代以上の方ならば、放送終了後40年を経過した今でも暗記してます!(私も暗記してます!(笑))
改造電気人間のため、電気技を得意とします。
ストロンガー電キック
電パンチ
電チョップ
エレクトロファイヤー
電タッチ
電ショック
電気ストリーム
エレクトロサンダー
電気マグネット
城茂
城茂は城南大学アメリカンフットボール部のキャプテンでした。
仮面ライダーストロンガーの胸のプロテクターは、城茂がアメフトの選手だったことに起因します。
同じクラブの親友、沼田五朗がブラックサタンの改造手術の失敗で殺害されたため、彼の復讐のため志願して改造手術を受けます。
村枝賢一先生の「仮面ライダーSPIRITS」では沼田五朗は実は改造手術に成功しており、仮面ライダーストロンガーのプロトタイプ「奇械人スパーク」になったという設定です。
ちなみにブラックサタンの改造手術は無麻酔のため、激痛で亡くなる被験者多数だそうです。
改造時の年齢は22歳。
天涯孤独の身の上のため、誕生日は不明です。
どうやって大学入試を受けたのでしょう?ナゾです(笑)
仮面ライダーストロンガー(チャージアップ)
デルザー軍団の改造魔人たちに電気パワーでは敵わなくなったストロンガーはブラックサタンの科学者だった正木博士に超電子ダイナモを胸に埋め込んでもらい、電気人間の100倍のパワーを発揮する超電子人間になります。
ただし活動時間は1分間で、これを超えると自爆してしまいます。
通常のストロンガーがチャージアップするとツノと胸のプロテクターの1部が銀色になり、外観もとても強そうです!
超電子の技のエネルギー消費は電気技の10倍以上だそうです。
超電子ドリルキック
超電三段キック
超電スクリューキック
超電稲妻キック
超電大車輪キック
超電逆落とし
超電ジェット投げ
超電急降下パンチ
全長 2100mm
全高 1100mm
重量 200kg
最高出力 1200馬力
最高時速 300km(落雷時1010km)
ジャンプ力 200m
空気中の静電気や雷をエネルギーとして蓄える電気バイクです。
仮面ライダーストロンガーの緊急用バッテリーにもなります。
城茂の変身に関係なくこのフォルムなので、城茂の正体が世間様にバレバレになります(笑)
電波人間タックル
岬ユリ子が変身するナナホシテントウ型改造電波人間です。
城茂と同じ時期に同じアジトで改造されています。
脳改造手術前のため、十分な戦闘力を発揮できず奇械人には苦戦しますが、戦闘員なら楽勝です。
デルザー軍団のドクターケイトと戦い、死亡しました。
必殺技は電波投げとウルトラサイクロンです。
電波人間タックルに変身する。
改造時の年齢は16歳です。
フランスのニースで生まれ、家族は貿易商の父、登山家の母、兄がいました。
兄と上高地を登山中にブラックサタンに拉致され、改造された悲劇のヒロインです。
全長 1980mm
重量 150kg
最高時速 250km
空気中の電波をエネルギー源とするタックル専用バイクです。
カブトローと同じく変身に関わらず同じフォルムなので、こちらも岬ユリ子の正体が世間様にバレバレです(笑)
映画「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」に登場しました。
オリジナルのタックルと同じくテントウムシの改造電波人間で、必殺技も電波投げ、ウルトラサイクロンです。
平成版岬ユリコ
オリジナルの「岬ユリ子」とは名前の表記が異なります。
映画「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」では仮面ライダーディケイドこと門矢司の心の支えになろうとしますが、実は蜂女との戦いに敗れて死亡しており、魂が実体化して門矢司に寄り添っていました。
仮面ライダーストロンガーは現代の平成ライダーシリーズでは定番となった
二段変身
を初めて行った仮面ライダーです。
フォームチェンジの簡易版と言って良さそうです。
本格的なフォームチェンジは後年の「仮面ライダーBlack RX」でお目見えします。
ブラックサタンとは、大首領の分身である「サタン虫」を人間の脳内に侵入させ、人間を意のままに操ることで世界征服を企む暗黒結社です。
仮面ライダーストロンガーや電波人間タックルを作り出しました。
巨大なサタン虫で、分身であるすべてのサタン虫を統括します。
奇械人を重用し、傭兵であるジェネラル・シャドウを信用しなかったため、組織の崩壊を招くことになります。
デルザー軍団出現を予知して逃げ出そうとするも、仮面ライダーストロンガーと対戦する羽目になり、電パンチ、電キックのコンボに敗れ去ります。
人間体になることもできます。
人間体の名称は「Mr.タイタン」。
とても紳士なオジサマです。
第1 - 13話に登場した「改造火の玉人間」。黒い頭部の中央にその名の通り巨大な一つ目が付いている。前線で戦うことも多く、「火の玉スカーフ」などの火炎技のほか、リボルバー状の「タイタン破壊銃」も用いる。エネルギー源はマグマ。目玉を壁などに貼り付け、監視に用いる。
最終決戦を期して、第13話で体内のマグマを通常の8万度から3倍の24万度に上げた。ストロンガーの技をことごとく跳ね返しストロンガーを窮地に立たせるが、海中に投げられて急激に体を冷やされ、マグマを噴き出しながら爆死する。オカルティストであり、打倒ストロンガーの呪いを込めた黒魔術の儀式を執り行うこともあった。
仮面ライダーストロンガーに敗れ去った一つ目タイタンが強化復活した姿です。
目の数が増えているため「百目」と呼ばれますが、実際には10数個しかありません。
以前の30倍にパワーアップし、ストロンガーと同等の強さを誇りますが、無理なパワーアップのため、体が自分のエネルギーであるマグマに耐えきれなくなり、ストロンガーに敗退しました。
「魔の国」から招聘された傭兵です。
ブラックサタンの戦士ではないため、ブラックサタン大首領には信用されていません。
それがジェネラル・シャドウにデルザー軍団結成させるきっかけとなります。
平成版ジェネラル・シャドウ
平成ライダーの映画にも度々出演しています。
デザインは昭和版よりも、より戦闘的に変更されています。
大首領との謁見が唯一許されているブラックサタン最高幹部。大首領からの信頼も厚く、その証拠に組織の最高機密が隠されているサタンのペンダントを所有している
デルザー軍団第1陣
ジェネラル・シャドウが故郷の「魔の国」から呼び寄せた最強の軍団です。
構成員は不吉の数である13名で、それぞれが過去の秘密結社の大幹部クラスの実力を持っています。
暫定的にリーダーをジェネラル・シャドウが務めていますが、全員平等の立場で、ストロンガーを倒したものがデルザー軍団のリーダーになるというルールです。
【第1陣メンバー】
・ジェネラル・シャドウ
・鋼鉄参謀
・荒ワシ師団長
・ドクターケイト
・ドクロ少佐
・岩石男爵
・狼長官
・隊長ブランク
・ヘビ女
第2陣リーダー、マシーン大元帥
海外で仮面ライダーたちと戦っていた最強の改造魔人たちです。
特にマシーン大元帥はデルザー軍団最強で、ジェネラル・シャドウから指揮権を奪います。
なお、ジェネラル・シャドウはマシーン大元帥の姿を見ただけでビビりまくっています。
【第2陣メンバー】
・マシーン大元帥
・磁石団長
・ヨロイ騎士
奇厳山に人面岩として潜んでいた体長数十メートルの岩石の魔人です。
本体は宇宙から飛来した、大脳に一つ目の奇怪な生物です。
この生物がショッカーからブラックサタンまでの過去の悪の秘密結社を影で支配していました。
仮面ライダーたちとの戦闘に敗れた後、「宇宙に還る」と言い残して自爆します。
映画「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」に登場しました。
ショッカー首領の怒りが頂点に達した時、地割れ、火山の噴火とともに登場しました。
全長4000メートル以上です。富士山よりも大きいです!
その一挙手一投足はすべて天災クラスの被害をもたらし、アポロガイスト曰く、岩石大首領が姿を現した時は世界が滅亡する時、だそうです。
仮面ライダーストロンガーは第1期昭和ライダーの最終シリーズです。
そのため、今では実現不可能な伝説の7人ライダーがオリジナルキャストで集合してラストシーンとなります。
すでに故人もいらっしゃいますので、現代では絶対実現不可能です。
いや、今までの仮面ライダーシリーズを通じて、初期の7人が素顔で集合したのは唯一、ストロンガーの最終回だけです。
放送当時、ダブルライダーでも大興奮だった当時の子供達にとって、7人らいだーが全員集合するストロンガーのデルザー軍団編はお祭り騒ぎでした。
第1期昭和ライダーの集大成、仮面ライダーストロンガー。
気になる方は是非、ご覧になってみてくださいね!
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局