全ての仮面ライダーの元祖!最初のライダー、仮面ライダー1号とは?
2015/10/08
t-n-k-a
仮面ライダー四号・ライダーマンとは?
仮面ライダーシリーズ第2作目「仮面ライダーV3」の第43〜51話に登場しました。
身長 175cm
体重 70kg
パワー 成人男性の6倍
ジャンプ力 20m
キック力 厚さ8cmの鉄板を打ち抜く
デストロン怪人相手には苦戦しましたが、戦闘員相手には楽勝でした!
ライダーマンは、結城丈二が変身用のヘルメットを装着することで変身する姿である。「ヤー!!」または「トオッ!!」という掛け声とともに両拳を組み合わせた後に腕を高々と上げ、ヘルメットを装着しライダーマンとなる。
変身用ヘルメットは専用バイク・ライダーマンマシーンのシートに収納され、これを付けることで専用スーツとカセットアームが機能する。スーツは筋力を増す機能や防弾性能が搭載され、さらにV3同様に風力をエネルギーに変える「エナージ・コンバーター」が戦闘力を増し、ハイジャンプ・ブーツによりジャンプ力も増大する。
riderman henshin&finisher ライダーマン 変身&必殺技
強化服の機能は以下の通りです。
筋力増強
呼吸機能強化
循環機能強化
代謝調節
疲労低減
運動能力強化
どこかの特保のようです(笑)
仮面ライダー四号・ライダーマンの敵、ヨロイ元帥
ライダーマンが仮面ライダーに似ているのは、ヨロイ元帥が仮面ライダーを嫌いだからです。
仮面ライダー四号・ライダーマンのヨロイ元帥に対する嫌がらせですね(笑)
ライダーマンとヨロイ元帥の因縁は後述します。
仮面ライダー四号・ライダーマンを演じる唐沢寿明さん
今や大俳優の唐沢寿明さんですが、下積み時代に1度だけライダーマンのスーツアクターを務めたことがあります。
仮面ライダーZX初のTVスペシャル『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』でのお話です。
この時、本当は戦闘員を演じていたそうですが、口元が結城丈二を演じた山口豪さんに似ているということで、ライダーマンを演じたそうです。
唐沢寿明さんは仮面ライダーを演じることができると、テンションアゲアゲだったそうです♪
ライダーマンの変身ヘルメットや強化スーツは元々、右腕のカセットアームを動かすための補助装置です。
ライダーマンのメイン機能はカセットアームなのです!
仮面ライダー四号・ライダーマンは多種多様なカセットアームを駆使して敵と戦います!
ロープアーム
最も多用されたカセットアームです。
先端の爪を引っ掛けて移動したり、敵を縛り上げたり、と便利グッズさながらの活躍です。
カマアーム
先端がカマになったロープアーム。
スウィングアーム
先端にトゲの付いた鉄球になったロープアーム。
振り回して多くの敵にダメージを与えます。
ネットアーム
ロープアームのバリエーションの1つです。
敵の動きを封じたり、落下した人を助ける時に使います。
画像では怪人の体に絡みついているのがネットアームから打ち出されたネットです。
パワーアーム
巨大な2本の爪が付いたアタッチメントです。
格闘戦で使われ、敵にダメージを与えます。
ドリルアーム
ドリル型のアタッチメントです。
壁など障害物を壊す時に使います。
マシンガンアーム
マシンガン型アタッチメントで、1秒間に1000発もの弾丸を撃ちます。
TV版では設定のみでしたが、2014年3月公開の映画「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊」で初めて映像化されました。
未映像化のカセットアーム
TVや映画には登場しませんが、村枝賢一先生の漫画「仮面ライダーSPIRITS」に登場したり、石ノ森先生による設定のみのカセットアームも存在します。
名前だけご紹介します。
オクトパスアーム
チェーンアーム
オペレーションアーム
スモークアーム
カッターアーム
ファイヤーアーム
フリーザー・ショット・アーム
ライダーマンマシーン
全長 2050mm
全高 1080mm
重量 200kg
最高出力 400馬力
最高時速 250km
カウルもなく、現在の市販車よりも地味です(笑)が、中身がすごい!
なんとエンジンは原子力エンジンです!
放射能漏れが心配です(笑)
最高出力、最高時速とも他の仮面ライダーのマシーンに及ばないのは、仮面ライダー四号・ライダーマンが完全な改造人間ではないからです。
人間の肉体がかなり残っているライダーマンには、このぐらいの性能でないと乗りこなせないのです。
結城丈二
1950年11月3日生まれ。日本国籍の青年科学者であり、孤児の時に秘密結社デストロンの首領に引き取られた。京都大学出身のグラウンドホッケー選手であったとする資料もある。いずれにせよ、不遇をかこっていた時期に世話になった首領には無類の恩義を感じており、デストロンの目的も「科学の力によるユートピア創造」だと信じていた。デストロン科学陣のエリートとなり、正義感が強く優しい性格から人望も厚く、将来の幹部候補とされていた。
ヨロイ元帥に右腕を硫酸のプールで溶かされる結城丈二
その才能と人望をヨロイ元帥に嫉まれ、最高幹部会議でデストロンを裏切ったという無実の罪を着せられる。硫酸のプールで右腕を溶かされてしまったが、自分を慕っていた部下たちに助けられた。隠れ家に逃亡した後、以前から開発していたアタッチメントの移植を懇願する。
仮面ライダー四号・ライダーマンこと結城丈二とヨロイ元帥の間のとんでもない因縁。
保身のために有能な部下を処刑しようとするって、幹部の器じゃないよ、ヨロイ元帥!
中間管理職(笑)って保身に走る人、多いですよね(爆)
デストロンから抹殺されかけ、絶体絶命の危機をV3に救われたことで、サイタンクに重傷を負わされて再改造の手術台上にあった志郎を救出し、ともにデストロンを倒すことを決意。ここでようやく、志郎や立花藤兵衛との交流が生まれるが、デストロン首領への恩義は消えた訳ではなく、首領の声に戸惑ったり、V3と首領が対峙した際に必死で首領を逃がしていた。
プルトン爆弾爆破を試みる仮面ライダー四号・ライダーマン
プルトンロケット計画に際し、さそり谷のロケット発射基地に潜入。首領に作戦の中止を懇願するが、聞き入れてくれなかったため、自らロケットに乗り込んで上空で軌道を変更して手持ちの爆弾でロケットを自爆させ、爆発に巻き込まれて生死不明となる。その行為によって、V3から「仮面ライダー四号」の称号が贈られた
結城丈二は知らないうちに悪に加担していました。
しかし、ヨロイ元帥に裏切られ、自ら「復讐の鬼」と名乗ります。
度重なる仮面ライダーV3の説得とデストロンの裏切りの甲斐があって、ようやく後に仮面ライダー四号となるライダーマンは正義に目覚めます。
東京を全滅させるプルトン爆弾を自らを犠牲にして爆破し、仮面ライダーV3は
「俺は君に仮面ライダー四号の名を送るぞ!ライダーマン!」
と叫び、ライダーマンはめでたく仮面ライダーの1員として認められます。
『東京全滅作戦』の阻止成功後(プルトンロケットを道連れにしたあと)、海底基地「神ステーション」の近辺で瀕死の状態でダブルライダーに発見され、止むを得ず意識がないまま神啓太郎の力を借りて改造手術をされる。再改造後は、酸素供給機(パーフェクター)で水中での戦闘が可能になり、左腕もアタッチメントアームを装着可能となる。
小説『MASKED RIDER V3 & RIDERMAN EDITION』で描かれた後日談です。
キチンと復活の秘密が描かれていました。
ちなみにパーフェクターを装着した仮面ライダー四号・ライダーマンはこんなカンジになります。
パーフェクターを装着した仮面ライダー四号・ライダーマン
S.I.Cシリーズで立体化されています。
全体にキモチ悪いカンジなのは、S.I.Cシリーズでは仮面ライダーを生物的に表現しているからです。
口を隠しただけで、一気に仮面ライダーっぽくなりますね!
GACKTが演じた結城丈二
劇場版「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」ではGACKTが結城丈二を演じています。
「ディケイドの世界」の戦士。上記の結城丈二とは名前は同じだが別人。元は全ての平行世界を征服しようとする秘密結社「大ショッカー」の科学者だったが、組織を裏切って大首領=門矢士(仮面ライダーディケイド)に右腕を奪われてしまったことで、組織と士に復讐を誓い、たった一人で戦いを続けている。一見では分からないが右腕が義手になっており、鉄柱を容易く折り曲げるほどの強度を誇る。また、ビーム砲アタッチメント「ブラスターアーム」に換装して戦うことも可能。
GACKTが演じる予定だった仮面ライダー四号・ライダーマンとは?
この姿にサングラスをかけた状態でライダーマンを名乗って戦う予定だったそうです。
戦っているのがGACKTさんとわかるように、最初からマスクを被る予定はなかったそうです。
残念ながらGACKTさんのスケジュールの都合で撮影には至らず、急遽出演予定のなかった昭和版ライダーマンの戦闘シーンを後日撮影したそうです。
仮面ライダー四号・ライダーマンは永遠です!
いかがでしたか?
仮面ライダー四号・ライダーマンはほんの8話しかTVシリーズに登場しませんでしたが、仮面ライダー世界の改造人間の悲哀を見事に表現したことで放映後に人気の高まった、まさに玄人向けの仮面ライダーです。
初登場から40年経っても人気の高い仮面ライダー四号・ライダーマンの今後の活躍を期待しましょう!
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