中から綺麗に!生活習慣を見直そう☆健康的な生活習慣の基本ポイント
2016/08/04
futariha
健康的な食事というと、「バランスのよい食事」という言葉をよくききますが、ここでいうバランスでは、特にたんぱく質、炭水化物、脂肪が重要です。
たまに、炭水化物を抜いた食事をしている人もいますが、健康にとってはあまり良い食事のとり方とはいえません。
毎回の食事で、たんぱく質、炭水化物、脂肪を摂るようにしましょう。
まず第一に、偏った食事が身体に悪いのは言うまでもありません。とはいえ、なぜ毎回の食事に3大栄養素がすべて含まれていなければならないのか?
その理由は、「体内貯蔵開始時間を平均化する」ためです。
普通の食事ではまずありえませんが、純粋な炭水化物のみを摂取した場合、エネルギーとして消費されなかったカロリーは約1時間で体内に貯蔵されるといわれています。
毎回の食事で、きちんとたんぱく質、炭水化物、脂肪をバランスよくとることで、太りにくい体作りの基礎となって、健康につながるんですね。
夜は健康的に野菜だけ・・・なんて食事をとっている人はいませんか?
野菜をたくさん食べれば健康になる!というようなイメージがありますが、それは間違いなんです!
様々な野菜の成分表を見てもらうと分かると思いますが、野菜の栄養成分の多くは炭水化物によって占められています。また、文献によっては、野菜に含まれるたんぱく質が体内で吸収されにくいとするものもあります。
健康的なイメージのある野菜ですが、基本的には炭水化物です。野菜だけの食事では、先ほどご紹介した、たんぱく質、炭水化物、脂肪をバランスよく摂取することができなくなってしまいます。
もちろん、野菜には他にもビタミン類が豊富に含まれているので摂取することは大事ですが、適量を心がけ、ご飯やパスタなどとのバランスを考えましょう。
そのため、1日の食事回数を減らすと、血糖値の上下が激しくなってしまい、脂肪を蓄積しやすくなってしまいます。
1日に5食から6食は無理でも、少なくとも3食は食べるようにしましょう。
朝は食事を取らずに出勤する、なんて方も多いと思いますが、健康には良くありません。少しでもいいので、こまめに食事をとることを心がけたほうが、太りにくく健康的です。
昔からよく「食事は腹八分目」といわれますが、やはり健康に良いようです。
「腹八分で医者要らず」「腹八分に病なし腹十二分に医者足らず」などのコトワザがありますが、食べ過ぎの『腹十二分目』は医者が足りなくなるくらい、体に良くないようです。
さまざまな研究から、腹八分目…つまり一定のカロリー制限によって、細胞の老化を遅らせることができるということが確認されました。
その結果、細胞の機能不全によって引き起こされるがんや動脈硬化による血管障害(高血圧や脳卒中、心筋梗塞など)、さらに糖尿病など多くの生活習慣病の予防に、腹八分目の効用が指摘されるようになったのです。
日本で昔から言われてきた「腹八分目」という食事方法は、最新の研究でも正しいということが証明されてきているようです。
食べ物を口から摂取すると、除々に血液中のブドウ糖濃度が上がっていきます。その情報が脳にある満腹中枢を刺激し、その後私たちは満腹を感じることができるのです。
脳が食べ物サインを受け取るのは食事を始めてから約20分後。そのため、早食い傾向の人は満腹中枢が食事に気づく前に、既に食べ過ぎ状態になってしまっている可能性も!
健康な食事では、食べるものだけではなく、食べ方まで考える必要があります。
早食いで満腹まで食事するのは健康によくありません!よくかんで、腹八分目を意識して食べましょう。
いかがでしたでしょうか?
健康な体を手に入れるには、健康的な食事が基本です!
健康的な食事をとるコツを意識して食べるだけでも、健康に近づくことができます。不規則な生活習慣をしている自覚がある人は、まずは1つからでも気をつけてみてくださいね。
健康は1日にしてならず!
将来の健康のためにも、今から健康を気遣った食事を心がけましょう。
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