全ての仮面ライダーの元祖!最初のライダー、仮面ライダー1号とは?
2015/10/08
t-n-k-a
ギリシャ文字のΔ(デルタ)を模したデザインの仮面ライダー。数字表記は「333」。基本カラーは黒。エネルギー流動経路のブライトストリームの色は白で、アルティメットファインダーの色はオレンジ色。システムとしては仮面ライダーファイズ・仮面ライダーカイザよりさらに高出力ではあるが、その構造は前述の2つ程に練られておらず、変身ツールの特徴も異なっているが、ブライトストリームの出力は高い為、単純なパワー勝負でなら仮面ライダーファイズ・仮面ライダーカイザに匹敵する。ブライトカラーのフォトンブラッドを全身に循環させるため、一体のストリームを要所で三股に分ける事で逆ボトルネック効果を生み出すビガーストリームパターンと呼ばれる特殊な取り回しになっている。
白黒のシンプルな仮面ライダーです。
最大の特徴は、胸部に装備された特殊機能・デモンズスレートで、これから発するガンマ脳波の周波数を強制的に引き上げる特殊な電気信号・デモンズイデアによって、装着者の闘争本能が引き上げられていく。そのため、仮面ライダーカイザ同様、オルフェノクかオルフェノクの記号を埋め込まれた人間なら誰でも変身でき、システム装着時の能力が発揮できるが、順応が低い不適合者は極めて攻撃的な性格へと変貌していく。更に装着者となった徳本・新井に関しては、変身前の状態でも指から赤い電撃を放てるという特殊能力が身に付く現象が確認された(本人達曰く「仮面ライダーデルタの力は変身後に残留する」との事)。
おとなしい人でも気性が荒くなってしまう技術の恐ろしさを感じます。仮面ライダーシステムではこのように時折技術の怖さを教えられます
紆余曲折を経て正規装着者となった三原修二は闘争本能が全くと言っていいほど無い極端に優しい人間であった為、変身後に異常をきたすことはなかったが物語途中からの参戦のために経験不足な上、初戦の相手がオリジナルに匹敵する強さの澤田や影山冴子、その後も単独で相手するのが村上お抱えの刺客だったりと相手が悪いということもあり単独での活躍というよりも、集団戦でのアシストがメインとなる。
第2ライダーらしいといえばらしい
最初期に開発されたシステムであり、他の仮面ライダーズギアとは仕様が異なり、ツールも少ない。変身の際はデルタドライバーを装着し、デルタフォンのトリガーを引きながら「変身」と音声入力する事で、「Standing by」の電子音声が発声され、ドライバーにセットされているデルタムーバーにフォンを接続する事で、「Complete」の電子音声と共に変身完了する
デルタムーバーにミッションメモリーを装填・装備し、「Check」と音声入力する事で、「Exceed Charge」の電子音声と共にブライトストリームを経由してフォトンブラッドが注入され、必殺技が使用可能になる。
必殺技を受けて倒されると、赤い炎に包まれて灰化し、その場に青紫のΔの文字が浮かび上がる。
仮面ライダーデルタに変身した人物は、三原修二(主な装着者)・木村沙耶・徳本恭輔・新井賢・河内勇樹・澤田亜希・北崎・草加雅人・乾巧・阿部里奈・村上峡児。その中でもオルフェノク以外で装着しても凶暴化する事が無かったのは三原・草加・里奈等。
最多の変身人数です
デザイン作業はモチーフの選定などが難航し、中間デザインは20点ほど描かれた。ギリシア文字の順番通りにΨを三人目に当てる案もあり、この時描かれたデザインは劇場版の仮面ライダーサイガへ流用された
没になったアイデアが別の仮面ライダーで生かされるのは嬉しいですね
ライオトルーパーや『ウィザード』の仮面ライダーメイジのような、ベルトそのものが大量生産されていた例を除けば、平成ライダーで最も多くの人が変身したライダーである。
ベルト型トランスジェネレーター。トランスジェネレーターと一体型の構造は、最初期に開発されたシステムである事に起因する。故にバックル部にはミッションメモリーのみが装填されており、デルタギア・クレードルは右側にデルタムーバー用の物が1つのみである。デルタフォン・デルタムーバーと連動する事で装着者の全身にブライトストリームを放出する。
携帯電話型ツール。銃のグリップの様な形状をしており、テンキーは付いておらずコード入力は全てトリガーを引きながらマイク部のマイクロフォンへの音声入力で行う。仮面ライダーファイズ・仮面ライダーカイザと異なり、ドライバー・トランスジェネレーターが一体となっているため、デルタフォンはそのシステムのロックを解除する役割を持つ。使用者が英語でナンバーを音声入力する事で携帯電話としても使用可能だが、ファイズフォンやカイザフォンと異なり、劇中で携帯として使用されたことは一度も無い。
携帯型は時代の象徴
デジタルビデオカメラ型マルチウェポン。戦闘時には単体での武器として使用される事は無く、基本的にデルタフォンと組み合わせて使用され、ブラスターモード・ポインターモードの2形態をとる。ディスプレイ部・デジタルビューファインダーを展開して照準器として利用する事も可能。デルタフォンとの組み合わせはそのままデルタムーバーと称されることが多く、フォンブラスターと呼称する資料は少ない。
ビデオカメラ型の武器なんてこの先できそうにない斬新なものですよね
ビデオモード
単体でのデジタルビデオカメラ形態。X線、サーモグラフィー、暗視モードを備えるほか、デジタルビューファインダーで、静止画や動画、記録データをチェックすることができるが、劇中未使用。
ブラスターモード
携行時の銃形態。「Fire」と音声入力する事で、「Burst Mode」の電子音声と共に起動する。トリガーを引く事でフォトンブラッド光弾を3連射する。
ポインターモード
ポインティングマーカー形態。ミッションメモリーを装填する事で、「Ready」の電子音声と共にポイントシリンダーが伸長して起動する。後述のルシファーズハンマーを放つ際に敵をポイント(拘束・ロックオン)するフォトンブラッドのポイントマーカー光を発射する。この形態でもブラスターモードのフォトンブラッド光弾を連射可能。
ルシファーズハンマー
デルタムーバー・ポインターモードから三角錐状の青紫のポイントマーカー光を放って目標をポイントし、キックを叩き込む。装着者によって蹴り方が異なり、三原はデルタムーバーを持ったまま前蹴り、雅人はデルタムーバーを腰に戻して両足蹴りを叩き込む。破壊力は24t。
SB-VXO ジェットスライガー
仮面ライダーファイズの物と同型。デルタフォンを使用するため、呼出コードは音声入力で行われる。
第31・32話では北崎が操縦し、仮面ライダーファイズのジェットスライガーをミサイルで破壊した。第46・47話では三原からデルタギアを奪った村上が使用(三原が呼び出したが直後に変身を解かれた)するが、雅人が操縦するサイドバッシャー・バトルモードの猛攻を受け大破した。
正規装着者の三原は、闘争本能がない曲単位優しい人間で、他の仮面ライダーと異なっていました。
単独での活躍よりは集団戦でのアシストがメインになっています。
そんな仮面ライダーデルタのまとめをみて今一度注目してみては?
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