2015/10/08
yuki_mina
昔から多くの人達に親しまれてきたドラえもん。そんなドラえもんが中国で大人気と話題です。中国独特の”ドラえもん”、その全容を見ていきましょう!
ドラえもんが人気を得ている証拠として、映画の売り上げが挙げられます。中国で公開されたアニメ映画でも、かなりの興行収入が記録されたようです。
映画『STAND BY ME ドラえもん』の中国大陸での興行収入は、2015年5月28日初演当日2708万元(約5億円)、6月26日(興行終了日)までの累計収入は5.3億元(約106億円)を記録。
中国で公開されたアニメ映画の興行収入の最高記録に迫った。
中国ではドラえもんの映画が、100億円単単位で売り上げを上げているようです。
日本以上にドラえもんが人気があると言っても良いかもしれませんね!
中国国内において、ドラえもんは正に絶賛の嵐ですね!
何故ここまでドラえもんは中国で人気があるのでしょうか?
ドラえもん、中国で人気を得た理由は中国国内の独自の事情が関係しているようです。
親は、ほとんど共働きで、朝から晩まで忙しい。一緒に遊んでくれる兄弟や姉妹はいない。
家に戻ったら、両親だけでなく祖父母まで不在か家事で手一杯で、自分の話を聞いてくれる余裕がない。独りで時間を潰すしかない
子供たちは「のび太も僕と同じ悩みをもっている」「私は独りじゃなかった」と共感した。
仲間と力を合わせれば、魔法を使って、何か変わるかもしれない。そこでは自分の夢が実現する。のび太の仲間であるドラえもんは、テレビの前に座っている中国の少年たちが求めている人物とぴったり重なり、少年たちに夢の力を与えたのだ
「一人っ子政策」の影響で寂しい思いをしていた当時の子供から大きい共感を得たようです。
中国でテレビアニメの『ドラえもん』の放映が開始されたのは1991年。
主に80、90年代生まれの人達から人気を得ているようです。
ドラえもんは中国では子供からだけではなく、大人からも人気を得ているようです。それにも国の独自の理由があるようです。
「80後」、「90後」だけで人口は約4億人もいる。つまり、この層だけで日本の全人口の3倍を大きく上回っており、厳しい競争の中で生きてきた。
友達と思う存分遊ぶこと、仲間と遠慮せずに腹を割って付き合うことは、彼らにとって程遠い話である。
彼らは社会人になり、甘くない社会の現実を知り、精神的に疲れている。
疲れた時、心が折れそうになった時に、ドラえもんの映画のように癒やされるものを求めるようになっているのではないか。
子供も大人も癒しを求める時代になったことがブームの背景にあるようです。
中国では「80・90年代生まれ」が自分の子供にも寂しい思いをさせないように、
ドラえもんを見る事を勧めているそうです。
中国でドラえもんが好かれる理由は、深い理由があったんですね。
ドラえもんと中国と言えば、どうしても例の”オリジナル商品”の数々が関わってきます。オリジナルというより、単なるパク〇とも言われていますが・・・。
中国で更に進化した?ドラえもんをどうぞ!
もの凄い手作り感があるドラえもんですね・・・。
中国の遊園地曰く、「オリジナルキャラクター」とのことです。
・・・なんだか本家と比べたら悲しくなってきます。上記のドラえもんと比べたら体型だけは似ていますが他が残念すぎます。
なんという極悪フェイス・・・。中国の手に掛かれば、穏やかで優しいドラえもんもこの通りです。
ちなみにこれを販売している人も 「これはオリジナルです」とコメントを残しています。
身体が無いですが、顔だけ見たら明らかにドラえもんです。何やら感覚が麻痺してきたような・・・。
このドラえもん、目が怖すぎます。日本にこんなマスコットがいたら、泣く子供が出てくるのではないでしょうか・・・。
中国とドラえもんの関係の記事、いかがでしたか?
ドラえもんが中国で好かれるのは、社会的・政策的な面が影響しているようです。
ドラえもんは 「もし~できたら」 という夢を見させてくれるので、癒しにもなりますよね。
他の”オリジナル商品”でも絶好調の中国。
これからは本家・ドラえもんとも問題無く、商売してくれる事を願いましょう!
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