2016/08/25
okaoka0820
渋さが溢れるジブリアニメの名作「紅の豚」。
豚の姿をしたポルコの外見と
ハードボイルドな名言や行動とのギャップは印象的でした。
ジブリアニメは名言が先行しがちですが、その内容を覚えてますか?
主人公のポルコ
アドリア海で空賊狩りの賞金稼ぎとして生業を立てる飛行艇乗りの豚のポルコ
ポルコを目の敵にする商売敵、「空賊マンマユート団」は用心棒として米人のカーチスを雇います。
そして、エンジン整備のためにミラノへ向かうポルコの飛行艇はカーチスによって撃墜されてしまいます。
修理を頼んだミラノの馴染みの工房ピッコロ社で、彼の愛機を請け負ったのは17歳の少女フィオでした。
シュナイダー・カップで、カーチスと決着をつけることになったポルコですが…。
ここからは、紅の豚の主要登場人物ごとに名言を見ていきます。
皆さんご存知の主人公ポルコ。ある時を境に、豚として生きる運命をたどります。
マルコ・バゴットは、豚になる前のポルコの本名。
元イタリア空軍のエース・パイロット。
赤塗りの飛行艇サボイアS.21試作戦闘飛行艇を操ります。
「紅の豚」といったらやはりこれですよね。ポルコの生き様がうかがえる名言です。
ヒロイン・ジーナさんの旦那さんが亡くなったことが分かったときに、ポルコが発した言葉です。自分だけ戦争から生きて帰ってきてしまったことへの罪悪感もうかがえる名言です。
豚になる前の姿。
カーチスとの賭けを承諾したフィオが、「私 ポルコを信じてる」と言った事へのポルコの返答です。飛行艇を通して、お互いの信頼関係を深めたからこそ、心に響く名言です。
「紅の豚」のヒロインでポルコの幼馴染み。
ホテル・アドリアーノの経営者であり、飛行艇乗りのマドンナ
いくら心配しても あんた達 飛行艇乗りは
女を桟橋の金具くらいにしか考えてないんでしょう
マルコ、今にローストポークになっちゃうから…
私イヤよ そんなお葬式
不時着したマルコを心配したジーナに、カーチスの伝言を頼んだマルコ。本気で心配し、声を荒げるジーナと、不器用な形でしかジーナを守れないマルコ。年齢を重ねるほど味わい深く響く名言の場面です。
カーチスのプロポーズを断るときにジーナが発した名言です。経験を重ねたからこそ、美しく響く大人の女性の名言です。
カーチスとの勝負になかなか決着がつかず、最後は殴り合いのけんかに。負ければフィオはカーチスのものになってしまいます。そんな状況でダウンしたポルコにジーナが投げかけた言葉です。「もう1人」という言葉には、ジーナのポルコに対する気持ちが現れており、印象深い名言です。
「紅の豚」のもう一人のヒロイン。
“ピッコロのおやじ”の孫娘で飛行機設計技師、アメリカでの修行経験のある17歳。その腕前はポルコも高く評価。
ポルコの飛行艇の初飛行に同乗し、空からの眺めを見て出たフィオの名言です。大人の世界を描く「紅の豚」の中で、純粋なフィオの言葉は胸に響きます。
フィオの設計したポルコの飛行艇を破壊しようとした空賊に、フィオが放った名言です。彼女のまっすぐな言葉は、空賊の心も鷲掴みにします。
空賊連合が雇った用心棒で、ポルコのライバルとなる飛行艇乗り。
ポルコとの戦いに勝って、フィオを手に入れようとするカーチスの発した名言です。
惚れっぽいカーチスですが、その心意気は見事です。
結婚を嫌がるフィオに対してカーチスの発した名言です。お母さんが出てくるところイタリアの血でしょうか。
大きな鼻にゴーグルが特徴の空中海賊マンマユート団の親分。
マンマユート団は、直訳すると「ママ助けて団」。
原作『飛行艇時代』によると「ママ怖いよ団」。
スイミングクラブの少女たち15人を全員誘拐しようとしたボスの名言です。
どこかズレていても、ただの悪党に収まらない優しさがうかがえるのは宮崎アニメ「紅の豚」ならではです。
イタリア空軍の少佐。ポルコの元戦友。ポルコの身を心配し、何かと彼を助けている。
空軍で働きながらも、矛盾を抱えているフェラーリンの本音を垣間見ることのできる名言です。
いかがでしたか?
「紅の豚」にはたくさんの名言があります。数々の名言のうちのいくつかは、様々な経験を重ねると、胸に響いてくるものなのではないでしょうか。
子どものころに親しんだ宮崎アニメ「紅の豚」。大人になった今もう一度見ることで、新たな魅力を発見できるかもしれませんね。
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