映画で二度共演☆綾野剛と沢尻エリカはプライベートでも仲良し？！

トライストーン・エンタテイメントに所属する実力派の人気俳優さんです。

その後も注目作への出演が続き、今もっとも活躍が期待される俳優となりました。

■テレビドラマ
『仮面ライダー555』
『Mother』
『大河ドラマ 八重の桜』
『最高の離婚』
『空飛ぶ広報室』
『S-最後の警官-』

■映画
『奈緒子』
『クローズ ZERO II』
『GANTZ』
『ヘルタースケルター』
『白ゆき姫殺人事件』
『ルパン三世』

圧倒的な存在感と演技力で、数々の賞を受賞している話題の女優さんですね。

その後出演した映画「パッチギ！」でその演技力が高く評価され、一躍映画界の新星として注目されました。

■映画
『パッチギ!』
『手紙』
『ヘルタースケルター』
『新宿スワン』

■テレビドラマ
『1リットルの涙』
『タイヨウのうた』
『ファースト・クラス』
『ようこそ、わが家へ』

芸能活動を休止していた沢尻エリカさんの女優復帰作となり、当時話題を集めましたね。

芸能界のトップスターりりこには、誰にも言えない秘密がありました。彼女の身体は全身整形でできていて、そのほとんどがつくりもの。そんなりりこの身体を整形手術の後遺症が蝕み始めます。

そしてついに世の中を騒然とさせる”事件”へと繋がっていくことになるのです。

りりこの美知子に対する嫌がらせに巻き込まれ、落ちていく男を演じた綾野剛さんは「ヘルタースケルター」当時、沢尻エリカさんについての印象を

「女優がいるなと思いました」と明言し、短い言葉では語りきれない素敵な方だと思ったと話しています。

撮影現場では沢尻さんを、りりことしか見ていなかったと言う綾野剛さんは、「そういう状態に自分を持っていかないと大変なところへ転がって行く気がした」と話し、「りりことして彼女を見ていて、そうさせてもらえたことが彼女の凄さだと思いました。彼女はりりこだった。それだけです」と初共演の感想を語りました。

「役として何とも思っていないから、しゃべってもいないような気がする」と話し、これを受け綾野剛さんも、「しゃべってないね。とても自分が話しかけられるような役じゃなかった。遠くで見ているような感じで、僕は奴隷でした」と、お互いが役にどっぷりと浸かっていたゆえのエピソードを語りました。

主人公・白鳥龍彦（綾野剛）は一文無しで新宿をさまよっていたところ真虎（伊勢谷友介）に助けられ、スカウトをやらないかと誘われます。

この映画で綾野剛さんは、主人公の白鳥龍彦を演じます。

龍彦は借金の肩代わりをする店長に、痛めつけられながら働かされている、切ない目をした風俗嬢アゲハと出会います。

龍彦に救い出されたことから彼を信頼し”王子様”と慕うアゲハ。でも彼女には、元の店に戻らなければいけない秘密があったのです。

ヒロインを演じた沢尻さんについて綾野さんは、「もう”エリカ様”じゃない。この10年間で１番かわいいエリカちゃんが観られます」と絶賛。沢尻エリカさんは「恥ずかしいですね。だけどうれしいです」とはにかみました。

沢尻エリカさんを”エリカちゃん”と呼ぶ綾野剛さん。これだけでも関係の変化が伝わってきますね。

共演者から総ツッコミを受け、綾野さんからも「エリカちゃん欲しがるね〜」と冷やかされ、沢尻さんは「ごめんなさい…！」と恥ずかしそうに顔を隠しました。

「僕にとって彼女は女優じゃなくて役者」と語る綾野さん。歌舞伎町を、裸足で下着姿のまま2人で駆け抜けるシーン。道に何が落ちているかもわからない状態で、それでも沢尻さんは『え？裸足？』という顔を一切しなかったそうです。

綾野剛さんは「僕らや現場が気を遣おうにも、彼女自身が平気だから。本来あるべき姿を体現している。それにはすごく助けてもらいました。」と沢尻エリカさんへの信頼感を吐露しました。

沢尻さんは、「龍彦に恋をして救われる役だったので、常に楽しくて終わってほしくないくらいの気持ちだった」と、心から綾野さんとの共演を楽しんだようです。

どこまでも真っ直ぐな龍彦と綾野さんを重ね、「安心して向かっていこうと思った」と話す沢尻さんは、綾野さんと確かな絆を育んだようで、龍彦とアゲハのかわいらしく純粋な恋として結実したんですね。

舞台挨拶のコメントからも、仲の良さが伝わってきて、とても微笑ましいですよね。
きっと綾野剛さんと沢尻エリカさんだけでなく、ほかのキャストの方々など現場の雰囲気もすごく良かったのではないでしょうか。だからこそ、こんなに仲が縮まったようにも思います。

沢尻さんは、プライベートでは大勢で集まって遊ぶことが多いそうで、自分から「行くよ！集合！」と友人を誘い出すそうです。沢尻さんのこのエピソードを聞いた綾野さんは「俺も沢尻会の傘下。最近、書記をやらせてもらってます」とお茶目に話し、プライベートでの交流を語りました。

沢尻さんが、家にはカラーレーザーやスモークマシンもある、とはじけた一面を語る一方で、綾野さんは「僕の家は何もない。山の方に家を建ててみようかな」と、仲良しとはいえ好みには違いがあるようです。

沢尻さんがその辛さに喜ぶ一方で、辛い物が苦手な綾野さんは一口食べただけで下を向いて絶句。その様子を見ていた沢尻さんは、涙を流しながら爆笑していました。

バラエティ番組でも息の合った様子で、とても楽しそうですね。「ヘルタースケルター」時代とは違い、一気に距離が縮まったようです。