電子の歌姫・初音ミクの声優って?初音ミクと声優・藤田咲まとめ
2016/08/14
supatako
初音ミクはクリプトン・フューチャー・メディアから2007年から発売されている音声合成・デスクトップミュージック(DTM)用のボーカル音源、およびそのキャラクターである。
名前の由来は『未来から初めての音がやって来る』から。初めての音=初音、未来=ミクとのこと。
ヤマハの開発した音声合成システム「VOCALOID」に対応したボーカル音源で、メロディや歌詞の入力により合成音声によるボーカルパートやバックコーラスを作成することができる。
また、声に身体を与えることでより声にリアリティを増すという点から女性のバーチャルアイドルのキャラクターが設定されている。
声に歌い手としての体を与えることでよりリアリティが増すだろうという点から、ソフトウェア自体をバーチャルアイドルとしてキャラクター化した製品シリーズ「キャラクター・ボーカル・シリーズ」(CVシリーズ)の第一弾として、2007年8月31日に発売された。
発売元のクリプトンはキャラクター画像について、非営利であればほぼ自由な利用を認めており、ユーザーによる捜索活動を促進する形が取られている。
またキャラクター利用の許諾を受けた上でCD、書籍などの形で商業展開が行われているのも多数存在する。
インターネットの動画投稿サイトを中心に話題が広まっていった初音ミク。ボーカロイドとは一言で言うと音声合成ソフトです。それまでもパソコンで曲を作ることは出来ました。しかし楽器の音は数多くあれど、人間の声を使ったソフトはあまりありませんでした。初音ミクはそんな珍しい声の技術の先駆者であると言えるでしょう。
では、その初音ミクの元となっている声優とは?
藤田咲
1984年10月19日生まれ。アーツビジョン所属の声優。
東京都出身、日本ナレーション演技研究所卒業。
こちらが初音ミクの担当声優である藤田咲さんです。数々の作品に出演なさっている人気声優の一人ですね。
個人名義にシングルは一つだけですが、初音ミクとしてのCDは数多く存在するのでかなり特殊な声優さんということになりますね。初音ミクとして発売されたCDには声優の藤田咲さんは関係ないので気を付けてくださいね。
CVシリーズでは、歌手ライブラリのベース音声に音楽業界関係者からの起用が順調にできなかったという事情や特徴ある声を求める狙いなどから声優の音声を収録しており、初音ミクでは藤田咲が起用されている。クリプトンは、初音ミクを制作するに当たり約500人の声優の声を聴きこみVOCALOID2に適しかつかわいらしい声であることを基準に藤田を選んだという
500人の声優の中から選ばれたというのが驚きです。
なお選定に当たっては演じてきたキャラクターのイメージの影響を受ける懸念から有名声優は避けられており、藤田は当時とりたてて有名だったわけではなくむしろ初音ミクに声を提供したことで名が知られた。
声優としてはまだ無名だった藤田咲さんにとっては、もしかしたら声優の道の分岐点だったのかもしれませんね。
さて初音ミクの担当声優は藤田咲さんでしたが、初音ミクを担当したことで藤田咲さんには声優としてどんな影響があったか見ていきましょう。
発売直後より初音ミクにより作成された楽曲やキャラクターイメージを用いた動画がニコニコ動画をはじめとする動画投稿サイトに次々と投稿されたことで人気に火がつき、DTMソフトウェアとしては異例のヒット商品となった。DTMソフトウェアのジャンルでは年間1,000本売れれば大ヒットとされるが発売後2週間だけで3,500-4000本の売れ行きを見せた。
動画投稿サイトを中心に活躍している初音ミク。その注目度は発売当初からかなり高かったようです。
発売から3週間後にはサウンド関連ソフト内での1週間の販売シェア(BCNによる集計、楽器店やネット通販の売上げ数は含まれない)が30%を超え、最も高い時期には60%以上を占めた。体験版を収録した「DTMマガジン」(寺島情報企画)2007年11月号は通常より相当数を発行したにもかかわらず3日で完売したうえ、一時ネットオークションで高騰する事態となった。
本体の初音ミクのソフトだけでなくその関連書籍にすらその影響は広がっていますね。
その後、発売から約1年後の2008年9月までに累計で約4万2000本の売り上げを記録している。なお、こうした売り上げには、実際の音楽製作に使用しないキャラクターのファンとしての購入者によるものも多くを占めるとされる
人気が集まったことにより、音声合成ソフトとして初音ミクを使用しなくても買ってしまう人までいるほど、初音ミクへの注目度がいかに高かったかわかりますね。
初音ミクが歌っている、もしくは初音ミクを題材としている楽曲は10万以上とも言われてます。現在でも多くのユーザーが楽曲制作に使用しているほど人気の初音ミクですが、その人気の影響は、担当声優である藤田咲さんにどれほどあるのでしょうか?
声優の藤田咲さんは初音ミクの声を担当していますが、相当のギャラはないんでしょうか…?
VOCALOIDはサンプリング収録ですからサンプリングした際の
給料は勿論もらっていますが、それ以上の収入はありません。
世界的に広まっている初音ミクを担当した藤田咲さん。当然お金方面の話も話題になります。
後から色々お金が入る契約と、その時限りで小金をササっともらって終わりっ!のどちらかを選ぶことができて
こんな売れると思ってなかったから小金に走ったとかなんとか
本当に5万かどうかは知らん
まだ音声合成ソフトが世に広まってなかったんですから、この選択なら小金を選んでもおかしくなさそうですね。実際にあったやりとりかはわかりませんが、ありえる話ですよね。
やはり声優としてはお金うんぬんよりも知名度が上がったという方が大事ですよね。実際藤田咲さんの声優としてのお仕事は増えていってますから。
2015年現在でも藤田咲さんは声優として活躍中です。初音ミク関係のイベントでも担当声優として呼ばれることもあると考えれば、やはり初音ミクによる藤田咲さんへの声優としての影響はかなり大きいと言えますね。
初音ミク用の録音をする際のお話です。やはり藤田咲さんも初めはかなり驚いたようですね。
収録時にはまだラフ画しかできてなかったんですが、そのラフ画と、クリプトンさんが前に作った「ボーカロイド」の作品に、「メイコ」さん、というのがあって、「メイコ」さんは歌手の方がご担当されていたわけですけれど、今回はもっとキャラクター的なものを作りたいというお話しでしたので、「清楚でカワイイ」というクリンプトンさんからのイメージを大切にしてキャラクターを表現しました。
今までの声優としての仕事とは違うにも関わらず、しっかりとキャラクターを意識しているのは素晴らしいですね!
2日間あって、3時間ずつだから6時間くらいですね。アニメでも、ゲームでもない新しい分野ですから、完成が楽しみでした。ソフトの完成間際にデモソングを聞かせてもらったときには、それはもう素晴らしい出来で、非常に驚きましたね。あぁ、ここまで科学は進歩したんだなと、素直にそう思えました。そして「初音」さんのキャラクター完成版を見せていただいたときには、「かわいい!!」と叫んでしまいました。
自分の声だけど、自分が歌ったわけではない、でもちゃんと自分が歌っているように聞こえる、その完成度に驚いたと思います。「かわいい!!」と叫んだという事はかなり気に入ったと思います。そうなると個人的には、キャラクター完成版を見せた後に録音すればもっと声優としての力が発揮できたんじゃないかと思ってしまうエピソードですね。
鏡音リン、鏡音レン
クリプトン・フューチャー・メディアから発売されている音声合成・デスクトップミュージック(DTM)ソフトウェアの製品名、およびキャラクターとしての名称である。
初音ミクに続く「キャラクター・ボーカル・シリーズ(CVシリーズ)」第2弾として2007年12月27日に発売された。
担当声優・下田麻美
こちらは第2弾の鏡音リンと鏡音レンの二役をこなした声優、下田麻美さんです。
神威がくぽ
株式会社インターネットが発売している音楽製作用のボーカル音源である。最初の製品は2008年7月31日発売。
担当声優・Gackt
こちらは制作会社が違いますが同じボーカロイド作品で、初の男性の声を元にしています。そしてその担当声優が、歌手のGacktさん!起用した声優の知名度的にもかなり話題になりました。
他にも数多くの派生作品があり、それぞれの担当声優も注目されていますね。逆にそこに有名な声優さんを起用する流れも出来てきましたね。
こちらは2015年9月4日、5日に日本武道館でライブを行う『マジカルミライ』というイベントのメインビジュアルです。また9月4日~6日に科学技術館では企画展も開催されるイベントで、今年で三年目だそうです。
今後もまだまだ初音ミクワールドは広がっていきそうですね!
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