オリエンタルラジオの武勇伝と新・武勇伝、そしてラッスンゴレライ?
2015/11/14
koubou_nakamura
オリエンタルラジオ
東京吉本子会社のよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑いコンビ。
2003年コンビ結成、略称は「オリラジ」。
2005年デビューしてすぐに「武勇伝」ネタで、若手ながら一世を風靡。
低迷時期を経て、最近では武勇伝の頃の失敗談を披露、更に過去の作品とリミックスした「新・武勇伝」でまたも話題に。
リズムネタを超えて歌となったカリスマ武勇伝「PERFECT HUMAN」で4度目ともいわれるブレイクを遂げています。
中田敦彦(なかた あつひこ)
1982年9月27日生まれ。
大阪府高槻市出身、慶應義塾大学経済学部卒。
愛称は「あっちゃん」。ボケ担当。
キャッチコピーは「理論武装SEXYモアイ」。
相方の藤森さんから「あっちゃん、かっこいい」と持ち上げられ「武勇伝」を語るのがネタの流れ。
精神科医に言わせると「ド変態のナルシスト」
2012年末、精神科医の名越康文先生がオリエンタルラジオの中田さんを分析。
名越先生曰く「めちゃくちゃ自意識過剰で自分が個性的だと思われたい」、
妄想が「ド変態」そして「鉄板ナルシスト」。
座り方やしゃべり方からいろいろと分析された中田さんでした。
藤森慎吾(ふじもり しんご)
1983年3月17日生まれ。
長野県諏訪市出身、明治大学政治経済学部卒。
愛称は「しんご」、「チャラしんご」。「チャラ男」としてのキャラクターが定着しており、「チャラメガネ」という愛称も。
ツッコミ担当。キャッチコピーは「関東一の媚売り眼鏡」。
ネタでは、とにかく相方の「あっちゃん」を持ち上げます。
チャラ男は筋肉マニア?
サービスショット、というコメント付きで割れた腹筋を自撮りで披露した藤森慎吾さん。
マッチョすぎる肉体に「すごい身体でビックリした」と驚きの声が上がりました。
これではチャラメガネ改め「エロメガネ」だとか、“チャラ男”の意外な一面がネットで話題に。
この2人が、2005年に初ブレイクしたのが「武勇伝」。
中田さん曰く「養成所のときに生まれたネタです。できたときにすごく反響があったので、このネタでいいところまでいくだろうなという手応えはありましたけど、お笑いブームもあって予想以上にはじけました」。
早速、その「武勇伝」をご覧ください。
見れば納得!「武勇伝」
オリエンタルラジオのブームのきっかけになった「武勇伝」、初期の動画です。
キレッキレの動きのオリエンタルラジオを見れば、大ブームになったのも納得。
エンタの神様 オリエンタルラジオ 武勇伝3連発
エンタの神様が全盛期だった頃のオリエンタルラジオ。
武勇伝3連発、今見ても見応えがあります。
オリラジ 武勇伝(3)(2005 05 21エンタの神様,2回目)
こうして見るとオリエンタルラジオの2人とも若い!
この時期はほぼ毎週エンタの神様に出ていたような気がします。
オリラジ 武勇伝(17)(2006 08 12エンタの神様,24回目)
「エンタの神様」は数多くの若手芸人を排出。
中でも、オリエンタルラジオの「武勇伝」はずば抜けて人気がありました。
武勇伝 オリエンタルラジオ
テレビ初披露の武勇伝。
とんねるずの木梨さんが言っている通り、一曲聴いたような感じ。
武勇伝の決まり文句とキメ台詞
デンデン・デデン・デンデン・デ・デンデン…で入場、「オリエンラルラジオです」と名乗ってから開始。
踊りはキレッキレ
「あっちゃんカッコいいー」「カッキーン!」「あっちゃんすごいよ、すごすぎるよ〜」など、決まった台詞と、「武勇伝・武勇伝・武勇デンデン・デデンデン」を繰り返しながら、ネタを入れていきます。
サビはハモり、オチはポーズ
途中で寸劇が入り、「シャラくせー!」とキレるあっちゃんの熱い台詞で一度「カッキーン」とまた流し、何事もなかったようにネタが続くこと3回。
「意味はないけれどむしゃくしゃしたから」のサビは2人でハモるなど、終始リズムに乗ったネタでした。
2人は自動車事故の受付のオペレーターのアルバイトで知り合いました。
互いを知り合う内に、元々お笑い好きだった中田の影響を受けた藤森が逆に中田を誘う形で、大学に通いながらNSCへ入学。
2005年4月、TBS『ゲンセキ』にてテレビデビュー。
「武勇伝」ネタで、一気にブレイクします。
デビュー3年で冠番組を持つ
2006年にスタートしたTBSの「オビラジR」、フジテレビ「オリキュン」、日本テレビ「週刊オリラジ経済白書」など冠番組を持ちます。
当時、オリエンタルラジオは爆発的な人気ぶりでした。
視聴率が取れずレギュラー終了
ところが、あっという間に出演番組が消えた2人。
ラジオの生放送中に掴み合いの喧嘩をするなどコンビ間の仲も悪くなり、しばらく低迷時期が続きます。
それぞれのキャラをネタに
単独での出演機会も増え、中田さんが“オタク・インテリ”キャラ、藤森さんが“チャラ男”キャラを確立して再ブレイク。
自虐?開き直り?いろいろ言われながらも、テレビから消え去ってしまうことなく何とか耐えてきた2人です。
人気急落した当時を振り返る
“しくじり先生”がレギュラー放送になってから初回の先生を務めたオリエンタルラジオ。
急激に売れていい気にになりすぎたと、当時を振り返りました。
「しくじり」がウケて再天狗
“しくじり先生”初回にして面白すぎる=「神回」と呼ばれ、話題に。
これをまたライブでネタにして天狗になったという中田さんは、人気番組となった同番組に再登場。
名言「天狗は何度でもなる」と戒めました。
完コピ!オリラジが「ラッスンゴレライ」をやってみた !
いまをときめく後輩芸人のネタを完コピして話題をさらったオリエンタルラジオ。
オリジナルより面白い!とネットで大反響。
とにかく、あの手この手で浮き上がってきたオリエンタルラジオです。
2015年、オリエンタルラジオの「進化した武勇伝」が披露されました。
オリラジ 新武勇伝 伝説のリズムネタの復活!
復活した“エンタの神様”にて披露された7年のブランクを置いた武勇伝。
前半にいままでのネタ、後半は低迷した自分たちのことをネタに。
オリエンタルラジオ武勇伝2015しゃべくり007
「なんだこれ?」お笑い仲間を笑わせる、パクリネタを超えた新バージョン。
新作ネタにざわつく会場
年末恒例、爆笑問題の「検索ちゃんネタ祭り」。
2015年の会場は、芸人仲間を含めてざわめきが止まらないほどの興奮に包まれました。
原因は、オリエンタルラジオが披露した新作「カリスマ」。
これを見たときの衝撃は、関連記事でお確かめください。↓
グランドスラム オリラジperfect human
2016年2月13日『ENGEIグランドスラム』に出演し、いきなり歌いだした藤森さんに会場は驚きと興奮に包まれました。
「パーフェクト・ヒューマン」初披露で、ヒットのきっかけとなりました。
【MV】RADIOFISH「PERFECT HUMAN」
“RADIOFISH”名で音楽番組にも出演。
“カンナムスタイル”のようなダンス、首をかしげて「I'm a perfect human」しか言わない中田さんがすごい!と大人気。
藤森さんの歌がうまいので、普通のヒット曲として聴く人も多いとか。
「武勇伝」ブレイクから10年
低迷した後、普通の漫才などに挑戦し、一度は封印した「武勇伝」を復活させたことについて語りました。
「武勇伝2015」について
ダンスや音を入れたり、いろいろ工夫してアレンジされた2015年以降の「新・武勇伝」。
まだ武勇伝でやりたいことがあって、リミックスが楽しい、と語るオリエンタルラジオ。
藤森さんがひたすら相方の「中田敦彦」一人をカッコいいと言い続け、彼の武勇伝を語る路線を貫きます。
武勇伝しかできない
「でも、極論を言うと、武勇伝しかできない。それを受け入れたのが大きい。」中田さんは言います。
最近は「アガメタテマツレ」「許可する」などのカリスマ役で人気。
“Perfect Human”にまで昇り詰めました。
今後はどう崇められるのか、武勇伝の更なる進化が楽しみですね。
オリエンタルラジオの武勇伝について、いかがでしたか。
今後もさらに武勇伝を続けていくというオリエンタルラジオ。
リズムネタから、最新は歌にまでなった武勇伝。
これからも新しい武勇伝を見せてほしいですね。
彼らの進化に期待しています。
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