【徹底比較】ももクロはAKBを超えた？！２大アイドルの違いとは？

2005年12月8日に誕生したアイドルグループ。
秋元康がプロデュースしており、秋葉原に専用の「AKB48劇場」を持っている。

「会いに行けるアイドル」をコンセプトとして、チームごとに日替わりで、ほぼ毎日公演を行っている。

2005年12月　AKB48劇場での初公演は一般入場者はわずか７名だった。
2006年　2月　シングル「桜の花びらたち」でインディーズデビュー。
　　　　　10月　シングル「会いたかった」でメジャーデビュー。
2007年12月　「第58回NHK紅白歌合戦」に出場
2008年　1月　地上波テレビ初の冠番組『AKB1じ59ふん!』の放送が開始
2009年10月　14thシングル「RIVER」で初のオリコンウィークリーチャート1位を獲得

　2009年頃からテレビ番組出演の増加などにより知名度も上がり、現在は「国民的アイドル」にまで成長した。
　2011年から3年連続で日本ゴールドディスク大賞の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」（邦楽部門）を受賞している。
　また、2014年3月に35thシングル「前しか向かねえ」で3000万枚突破。
　2015年現在、姉妹グループとして日本国内にSKE48・NMB48・HKT48、日本国外にJKT48・SNH48がある。

ももいろクローバーとして2008年5月17日に結成されたアイドルグループ。
スターダストプロモーションが所属しているタレントの中からメンバを選出した。

結成当時は全員が学生であったため、週末ヒロインと称して土日を中心に活動を始めた。
グループ名は「ピュアな女の子が、幸せを運びたい」という意味を込めて命名された。

　活動初期は、数人の客を相手に路上ライブからのスタートを強いられた。
　その後も、全国ツアーと称して車中泊をしながら各地の家電量販店を回って、店先で踊りCDを手売りするなど、数多くの下積みを経ておりメジャーデビューまでに約2年を費やしている。

2009年 8月　シングル「ももいろパンチ」でインディーズデビュー。
2010年 5月　シングル「行くぜっ!怪盗少女」でメジャーデビュー。
2011年 4月　サブリーダー・早見あかりが脱退。
　　　　　　　　その翌日に「ももいろクローバーZ」へと改名することが、サプライズ発表。
　　　　　　　　本人達も事前に知らされず驚くが、受け入れる。
2012年 2月　「第4回CDショップ大賞」の大賞に、1stアルバム『バトル アンド ロマンス』が選出。
　　　　　　　　アイドルとしては初の快挙で、グループの存在が一般的に知られるきっかけとなった。
　　　　 12月　「第63回NHK紅白歌合戦」に出場

王者AKB、実は2015年5月30日時点で、131名が在籍しているモンスターグループです。
結成当初でも20人在席し、その後はうなぎのぼりに増加。

結成から、約1年で当初想定していた48人を超えます(AKB"48"は人数を想定した)。

加えてSKEやMNBなど、いわゆるAKBグループを入れれば、総勢300名を超えてしまいます。

そうしたグループ間でのメンバの移動や兼任なども行われ、皆、トップアイドルを夢見ているのです。
　
さらには、定期的にオーディションなども行われており、人の入れ替えが激しいのが特徴です。
まさに、アイドル製造組織と言えるでしょう。

対するももクロは、結成当初は6人でしたが、その後、一人減って5人になりました。
彼女達は、その5人のまま「ももいろクローバーZ」として現在、活動中です。

また、彼女達はそれぞれにイメージカラーやキャッチフレーズが割り当てられており、
それを基に衣装を着たり、自己紹介をする事が多いです。

彼女達はあくまで5人で「ももクロ」なのです。

AKBと言えば、「会いに行けるアイドル」！

これを実現するために、AKBは秋葉原に専用劇場を持ち、
観客と非常に近い距離で毎日ライブを行っています。

こうした劇場は各AKBグループ毎に持っており、
地元に多くのファンを生み出す力となっています。

ちなみに、AKB劇場は10年目で来場者が100万人を突破するほどの盛況ぶりです！

対するももクロは、ライブでの圧倒的なパフォーマンスが魅力です！
お客との一体感も素晴らしく、会場全体で盛り上がる様子がひしひしと伝わります。

そして2014年、毎年恒例の夏のライブでも
2日間総勢15万人を超える観客を動員するライブを行ったももクロ。

ある調査で、その年の「年間ライブ動員数」が女性陣として、トップの9位にランクイン。
AKBを超えるライブ動員数をももクロが記録したのです。

AKBの根幹を成すといっても過言ではないのが、「総選挙」というシステムだと思います。
AKBグループでは、各メンバに順位があります。

そしてファンは、自分が気に入った子の順位を少しでも上げるために、応援するのです。
その為、AKBファンには必ず「推しメン」と呼ぶお気に入りの子がいるのです。

例えば「総選挙」で一位になれば、次の新曲でセンターになれます。
一定の順位になれば、レギュラーメンバとして活動もできます。

それを目指す為、メンバもファンも一丸になって、「推しメン」の順位を
一つでもあげる為に頑張るのです。

つまり、AKBでは同じグループにいるメンバこそが本当のライバルであり、
勝たねばならぬ相手、と言えます。

対するももクロは、順位付けはありません。
さらに彼女達のファンは「モノノフ」と呼ばれ、あくまで「ももクロ」を応援しています。

勿論、ファン達にとって、特に好きな子というのもあるかもしれませんが、
ももクロファンは、あくまで「ももクロ」が好きなのです。

こうした事から、ももクロファンの「モノノフ」達は、彼女達のカラーを皆で分け合って来たり、
ライブでも一丸となって応援します。

また芸能人や海外芸能人にも、ももクロファンが多いのも特徴かもしれません。

また、良さを語る際のAKBとももクロの表現の違いとして、
「AKBの○○がかわいい」というように、AKBの場合、誰かを指すことが多いのに対し、
「私も、ももクロファンでモノノフです」というように、ももクロ全体を指す事が多いと思います。

AKBが既存のアイドルと比べて最も革新的だったのは、
恐らく水着など肌の露出を厭わない活動を積極的に行ったという事ではないでしょうか。

それは、アイドル活動の傍らにちょっとしている、という程度ではなく、
すでにAKBの主活動の一つになっているようにも見受けられます。

アイドルは、あくまで性的な対象外だったので、そのような事は絶対にしなかったのです。

しかし今や、AKBは必ずどこかの雑誌で水着撮影しており、
その素晴らしいプロポーションを惜しげもなく、披露しています。

こうした状況はいわゆる「グラビアアイドル」にとっては、死活問題になってしまっているようです。

対するももクロは、北川景子・柴咲コウ・竹内結子らを擁する
女優事務所スターダストプロモーションに所属しています。

そして、ももクロ結成以前から演技レッスンを重ねてきたそうで、
2013年にNHKクリスマスドラマ『天使とジャンプ』でグループとしての主演を果たします。

AKBもグループとしてドラマに出演したり、単独でのドラマ・映画への出演はありますが、
どうしても"アイドルの演技"の域を出ていない印象があります。

それに対して、ももクロは着実に演技力を向上させており、
2015年2月28日に公開されたももクロ主演映画『幕が上がる』では、
演技指導をした平田オリザさんはこのように語っています。

如何だったでしょうか？
「AKB」も「ももクロ」もその魅力を語るには、まだまだ話したりないですが、
この2つのグループは全く違うタイプのアイドルなのだ、
とは分かってもらえたのではないかと思います。

ももクロがライブ動員数でAKBを超えたのは、ももクロがライブが得意なアイドルだから。

しかし、それは裏を返せば、得意分野すら長い間、AKBはももクロを凌いでいたわけですから、
AKBの凄さも痛感します。

アイドル戦国時代の昨今、
ももクロとAKBの２大アイドルに、それぞれが違う魅力を発揮しながら、
これからも引っ張っていってもらいたいと思います！