【考察あり】オペラ座の怪人あらすじを簡単に解説!見どころや結末の違いは?
2023/07/03
r.y6
B級映画とは、1930年代のアメリカで始まった短期間、低予算で限られた上映時間で作成された映画のことです。
1950年代以降は、大衆向けではなく特定のファンに向けて作られた低予算でクセのある映画が"B級映画"と呼ばれています。
B級映画と呼ばれる映画は全国上映されずに、限られた上映場所のみでしか上映していない映画も多いため知らない作品もあるかもしれません。
ですが、面白い作品も本当にたくさん作られているのです!
クセのある映画が多いので自分に合った作品に出会えれば、はまってしまうこと間違いなしです!
ちなみに、ハリウッドの映画製作費は2億ドル程度の作品もめずらしくないのです。
これから紹介するB級映画の製作費にも注目して見てみてくださいね。
原題:Shaun of the Dead
公開年:2004
制作国:イギリス
監督:エドガー・ライト
主演:サイモン・ペグ
上映時間:99分
製作費:610万ドル
この映画は、ゾンビ映画の金字塔である"ゾンビ(Dawn of the Dead)"をパロディにした作品です。
ゾンビ映画なので、ホラー映画というジャンルですがコメディ映画でもあります。
B級映画の中では知名度のある作品で、面白いと人気です。
ストーリーは、冴えない主人公のショーンが居候のエドとゾンビだらけになった町で"振られてしまった元カノ"と"母親"を助けに向かう…というものです。
最初はゾンビをゾンビだと思わずに、頭のおかしい人がいると笑ったり、気が付かれないためにゾンビのフリをしてゾンビの中を歩いたりとつい笑ってしまうような面白いシーンが満載です。
また、ラストもゾンビ映画では想像のできない面白い展開になっています。
原題:Hot Fuzz
公開年:2007
制作国:イギリス
監督:エドガー・ライト
主演:サイモン・ペグ
上映時間:121分
製作費:1600万ドル
この映画は1作目で紹介した"ショーン・オブ・ザ・デッド"と2013年に公開された"ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!"と合わせて"コルネット3部作"と呼ばれています。
映画の内容は全く異なる作品ですが全て、監督エドガー・ライト、主演サイモン・ペグ、助演ニック・フロストで作られています。この3人はプライベートでも仲が良く、一緒に映画を作ることになったそうです。
ホットファズはブラックコメディであり、サスペンスでもあります。
敏腕でエリートな警察官ニコラス・エンジェルは妬みから田舎町に左官されてしまいます。そこはとても平和な街で同僚の警察官もいい加減に仕事をしていて真面目なニコラスは浮いた存在になってしまいます。しかし、一見平和なこの街に恐ろしい秘密が隠されている…というストーリーです。
ショーン・オブ・ザ・デッドで見たことのあるようなシーンも出てくるので、ショーン・オブ・ザ・デッドを見た後に見るとより面白いです。
サイモン・ペグ、ニック・フロスト共に"ショーン・オブ・ザ・デッド"とは全く違うキャラクターを演じているので、そのギャップに注目してみても面白いですよ。
原題:Zombieland
公開年:2009
制作国:アメリカ
監督:ルーベン・フライシャー
主演:ジェシー・アイゼンバーグ
上映時間:88分
製作費:2360万ドル
このB級映画もゾンビ映画で、主に4人の登場人物と共にストーリーが展開していきます。
メインキャストである4人がとっても豪華な映画です。
2012年の映画"アメイジング・スパイダーマン"、2016年の映画"ラ・ラ・ランド"でヒロインを務めたエマ・ストーンもメインキャストとして出演しています。
ゾンビウイルスが広まり"ゾンビランド"と化してしまったアメリカで、自分の「ゾンビの世界で生き残るための32のルール」に従って生き残ったオタクの青年コロンバスと、屈強な男タラハシ、そして詐欺師姉妹のウィチタとリトルロックが出会い行動を共にするというストーリーです。
それぞれのキャラクターがとてもクセがあるので、見ているだけで面白い作品です。
詐欺師姉妹も最初は憎たらしいのですが、最後には愛らしいと思えてしまいます。
ここでは、B級映画から始まった面白い大人気映画シリーズを2つ紹介します。
アメリカでは低予算でB級映画として作られたシリーズ1作目がヒットして、高予算で2作目を作るということもめずらしくありません。
ターミネーター
原題:The Terminator
公開年:1984
制作国:アメリカ
監督:ジェームズ・キャメロン
主演:アーノルド・シュワルツネッカー
上映時間:108分
製作費:640万ドル
ターミネーターはご存知の方も多い作品で、とても面白いですよね。
映画だけでなく、ドラマなどでも大人気の映画です。
そんなターミネーターも、最初はB級映画でスタートしたのです!
ターミネーターのシリーズ1作目の製作費は640万ドルです。
そして、面白いと話題になり人気の映画になりました。
その後のターミネーター2、3、4、ジェネシスの製作費は1020万ドル→2億ドル→2億ドル→1億5500万ドルとなりました。
007 ドクター・ノオ
原題:007 Dr. No
公開年:1962
制作国:アメリカ
監督:テレンス・ヤング
主演:ショーン・コネリー
上映時間:105分
製作費:100万ドル
映画007シリーズは2015年に公開された最新作"007 スペクター"で24作目となる、超ロングシリーズです。
ジェームズ・ボンドが主役のスパイ映画です。アクションも多く面白いですよね。
そんな007シリーズもB級映画として始まった映画作品なのです!
シリーズ1作目の製作費は100万ドルでしたが、22作目の"007 慰めの報酬"では2億ドル、23作目の"007 スカイフォール"では2億ドル~3億ドルとなっています。
今回はおすすめの面白いB級映画を5つ紹介しましたが、気になるB級映画は見つかりましたか?
B級映画には、大衆向けの映画とは違った意味で面白い作品がいろいろあります。
ハリウッドなどの映画と比べると、B級映画は地味な設定や主人公が多いかもしれませんが、より身近に感じられて面白いと思えるものも多いですよ。
見たことがない作品がある方は是非挑戦してみてください。
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