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    椎名林檎のワールドカップ曲に批判殺到?なぜ?椎名林檎の想い

    2014年のブラジルワールドカップ開催時、NHKのワールドカップテーマ曲に使われた椎名林檎さんの「NIPPON」。この曲に対し批判が殺到していると話題です。問題は椎名林檎さんが作詞した歌詞にあるということなのですが?椎名林檎さんはどういう想いで「NIPPON」を作ったのかということもあわせて調べてみました。

    椎名林檎のワールドカップテーマ曲 批判殺到?

    椎名林檎さんが作ったワールドカップのテーマ曲が物議をかもしているようです。

    「NIPPON」は国営放送NHKのワールドカップ公式テーマ曲として選ばれたもので、6月に発売されている。その歌詞の内容がグロテスクで民族主義的だとしてリベラル派の間から批判が集まっている。

    出典:http://matome.naver.jp

    問題の歌詞とは一体?
    椎名林檎さんのワールドカップテーマ曲の歌詞について
    その反応を調べてみました。

    椎名林檎のワールドカップテーマ曲 Twitterでも批判殺到

    一部ではありますが、椎名林檎さんのNHKワールドカップのテーマソングについて
    Twitterでの反応をご覧ください。

    まず「この地球上でいちばん混じり気の無い気高い青」 (2番では末尾が「我らの炎」)ってこれ、純血思想じゃないの?

    出典:http://matome.naver.jp

    なんでワールドカップのこと歌ってる最中に、「死の匂い」を匂わす必要があんの…?怖過ぎるでしょ。戦争が迫ってるから束の間お祭りに燃える、ってか?

    出典:http://matome.naver.jp

    世界一で青のユニフォームっていったらフランスかイタリアだろ。それを、「混じりけがない」から日本が世界一ってもう、そういうことでしかありえなくない? と思えて仕方がないです。

    出典:http://matome.naver.jp

    あの歌詞は本気でやばい。キモすぎ。日本の為だけにW杯見るんじゃないし。がっかりだよ椎名林檎

    出典:http://matome.naver.jp

    椎名林檎の曲の歌詞「混じり気のない気高い青」の部分。言われてみれば、確かにちょっとややこい歌詞かもね。JAPANESE ONLY事件もあったばかりやし。

    出典:http://matome.naver.jp

    まだまだありますが、歌詞に対しての批判がとにかく多いです。
    日本オンリーな歌詞であり、かつ戦時中を思わせるようなそんな歌詞になってしまっていると、不快感をあらわす人が非常に多いのです。

    「淡い死の匂い」といった歌詞が戦時中を思わせるというのですが、
    そういう意味で使っているのかどうかは個人的には懐疑的です。
    ただ、「この地球でいちばん」っと言い切ってしまったのはまずかったかなあと思います。

    椎名林檎さんは言葉遊びを楽しむアーティストで
    韻を踏んでいる曲がとても多いです。
    響きを大切にしているので、ファンとしては
    細かいところは大目に見てほしい!

    現実は厳しいというのが正直なところですけどね。

    椎名林檎のワールドカップテーマ曲 日本限定?

    椎名林檎さんのファンであっても、「NIPPON」がワールドカップテーマ曲として使われてしまったのはまずかった思う点。
    それは歌詞が日本限定すぎるところ!

    愛車にヒトラーと名付けたり、ライブで旭日旗風の旗を配ったり、展示会で「同期の桜」の歌詞を自筆で書いて展示したりと、これまでにも色々と波風を立ててきた彼女らしいと言えばそれまでなのでしょうが、しかしもっと問題なのはこれがNHKのワールドカップ中継全体のテーマソングだということです。つまり日本戦以外の中継でもこの『NIPPON』がかかってしまう。

    出典:http://joshi-spa.jp

    たとえばグループHのアルジェリアVS韓国の一戦を中継したとしましょう。当然そのハイライトやエンディングでも『NIPPON』が流れることになる。

    出典:http://joshi-spa.jp

    <万歳!万歳!日本晴れ 列島草いきれ 天晴>

     一体アルジェリアと韓国に何の関係があるのでしょうか。かといってドイツとポルトガルの試合ならばフィットするというものでもない。

    出典:http://joshi-spa.jp

    少し気が早いですが、仮にブラジルが優勝したとしましょう。ネイマールがカップにキスをする映像の背後で「列島草いきれ」と啖呵を切るような椎名林檎の歌が聞こえてくる情けなさといったらありません。ブラジルは広大な陸地です。

    出典:http://joshi-spa.jp

    やはりどんなシーンを想定しても、日本代表の試合以外では使えない曲なのです。

    出典:http://joshi-spa.jp

    そうなのです!
    ワールドカップのテーマ曲になってしまっているものですから、
    どの国の試合であろうと、椎名林檎さんの「NIPPON」が流れていました。

    「乾杯!乾杯!いざ出陣 我ら時代の風雲児」

    この歌詞とメロディ、とても耳に残るのですが、
    2014年のワールドカップを見ていて、
    「我ら時代の風雲児」と聞こえる度に
    「これって日本人のことだよなあ」と個人的にもぼんやり違和感をおぼえたものでした。

    日本が勝ちに行く歌であり、楽曲としてはカッコいいと思います。
    メロディーは颯爽としていて追い風が吹いている感じ。
    歌詞も気合いが入ると思います。

    しかし日本の試合だけがあるわけではないということなんですよ。
    椎名林檎さん、これは失敗だったかもしれません。
    素敵な楽曲だけに残念です。

    椎名林檎のワールドカップテーマ曲に込めた想い

    椎名林檎さんはどんな想いでワールドカップのテーマ曲作りに取り組んだのでしょう。
    その想いのたけが分かるVTRがありました。

    特設サイトから見れますので興味のある方はご覧ください。

    椎名林檎さんがワールドカップのテーマ曲を作るにあたり、
    どんな心境だったのかをVTRの中で語っています。
    言葉を抜粋させていただきます。

    「並々ならぬ気合いで・・・今までに味わったことのないプレッシャー」
    「本当に気負っておかきしました」
    「プレッシャーに負けそうな部分も全部曲に入っていると思います」

    「勝ちに行きたい」というプレッシャー
    「サッカーだけじゃなくて、ワールドカップを含め、人生に時折おとずれる勝負のとき」
    「絶対に勝ちに行く」
    「楽しみにいく」

    そういったすべての想いを込めたという熱い想いを語っています。

    ワールドカップに限定した曲ではなく、人生の中で時折訪れる
    「勝ちに行くとき」を歌っているということなのですね。

    ワールドカップに囚われず椎名林檎の楽曲を楽しむ!

    「右翼的」だとか「戦争か」だとか、
    様々な批判を受けた椎名林檎さんの楽曲「NIPPON」。

    しかしどうでしょう。
    確かにワールドカップ開催時には気になったかもしれませんが、
    もうワールドカップも終わったことですし、
    批判する気持ちは横において
    純粋に曲を楽しみませんか?

    「NIPPON」は椎名林檎さんが精魂込めた一曲です。
    前述したように、熱い思いが全て入っています。

    晴れ渡った青空の下で聞きたくなるような爽快なメロディじゃないですか。
    気合いをいれなきゃいけないような日にぴったりの歌詞です。

    右翼かどうかはどうでもいいんですよ。
    音楽ってそういうものじゃないですよね。

    椎名林檎というアーティストはとても変幻自在。
    過激な楽曲も多いです。
    でもすべては音楽への情熱がすること。
    あたたかく見守っていっていただきたいです。

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