女子高生の集団妊娠がテーマ…？映画「リュウグウノツカイ」ネタバレ

映画「リュウグウノツカイ」は、2014年8月より大阪、京都、東京で公開された映画です。脚本・監督・編集を、ウエダアツシさんが務めました。
映画「リュウグウノツカイ」は、アメリカで実際に起きた事件から着想した衝撃作ということで、話題になりました。映画「リュウグウノツカイ」のネタバレが更に気になりますよね。

こちらから、あらすじのネタバレをご紹介します。ネタバレを見たくない方などは、ご注意くださいね。

舞台は開発工事が進み、漁業不振に陥っている小さな漁師町です。そこには、いつも遊んで過ごす女子高生のグループがいました。

女子高生グループの中には、グループの輪に入ろうとしない、家庭環境が複雑な真姫がいました。真姫は、いつも暗い表情です。幼馴染である幸枝は、そんな真姫をいつも気に掛けていました。この二人の父親も漁師のため、開発工事により仕事がなくなりつつあるのでした。

グループの中にいる孝子は、父親が開発工事の会社に勤めています。そのため、2人に後ろめたさを感じているのでした。

そんな時、女子高生グループは日課である水質調査を行っていると、巨大な深海魚を見つけます。それは「リュウグウノツカイ」というものでした。リュウグウノツカイは、豊漁の予兆と災いの予兆という、2つの正反対の言い伝えがありました。新聞の取材が来るなど、かなり話題になりました。

そこに千里と言う少女が、転校生としてやってきました。千里は、以前もこの町に住んでいて、タレントを目指し上京しました。でもなかなか上手くいかず、生活も乱れ、妊娠して帰ってきたのでした。

そんな時、真姫も妊娠が発覚します。相手は、幸枝の彼氏である健二でした。健二は真姫に二人で上京しようと誘いますが、真姫が断ります。

2人の妊娠がきっかけで、女子高生グループは皆で妊娠し、国を作ろうと言う話になります。グループの女子たちは賛成し、皆男との出会いを求めます。学校にばれ怒られますが、彼女たちは辞めようとしませんでした。

次に結末のネタバレをご紹介します。結末のネタバレは知りたくないという方は、飛ばしてみてくださいね。

こちらが、結末のネタバレになります。

その後、次々と妊娠していき、残るは二人となりました。妊娠しなかった一人である幸枝は、真姫を殴ります。健二との関係を知っていたのでした。その後、幸枝は引っ越してしまいます。

テレビの取材なども多くつき、テレビは彼女たちを馬鹿にしていました。しかし、彼女たちは子供をうむのでした。最後には、彼女たちが赤ちゃんを抱く姿がありました。

映画「リュウグウノツカイ」のネタバレをご紹介しましたが、いかがでしたか？こちらの映画が、実際に起きた事件を元にしているというのが驚きですよね。2008年にアメリカで約18人の女子高生が妊娠した事件を、テーマにしているようです。

こちらでは、映画「リュウグウノツカイ」を実際に見た方やネタバレを見た方の感想をご紹介します。こちらの感想もネタバレにつながるので、ご注意くださいね。

映画「リュウグウノツカイ」はネタバレの結末までみても何だかすっきりしない、何度も観たくなる作品です。
女子高生が集団で妊娠と言えば、計画性がない、バカだと思われがちな行動かもしれません。確かに、計画性も何もないでしょう。子育てを分かっていない彼女たち。ゴールが妊娠と思っている、その先が見えていない女子高生。でもそれも、女子高生たちの子供っぽさを描いているのかもしれませんね。

映画「リュウグウノツカイ」は自分を必要としてくれる存在を見つけたかった、ということなのかもしれません。結末は、子供を生んだところで終わります。しかし女子高生たちは、その後の長い人生を歩んでいく上で、自分たちがしたことの大きさに気づいていくのではないでしょうか。

映画「リュウグウノツカイ」のネタバレを見てきましたが、いかがでしたか？
ネタバレを一度見ても、あまり理解できない部分も多いと思います。ネタバレを見た方にも、ぜひ一度本編を観ていただきたい作品です。子供ながらに考える女子高生たちの思いや考えが、何度も見れば伝わってくると思います。
映画「リュウグウノツカイ」を観たことがない方は、ぜひネタバレを参考にして一度ご覧くださいね。