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    すさまじい進化!ゲームのグラフィックの歴史を追ってみよう

    最近発売されるゲームのグラフィックの綺麗さには目を見張るものがありますよね。では、そのようなグラフィックが実現されるようになるにはどのような道程をたどってきたのでしょうか?今回はゲームのグラフィックの歴史を掻い摘んでではありますが、ご紹介します。

    はじめに

    いまや世界的に有名なゲームのキャラクターとなったマリオ。
    この綺麗なグラフィックになるまでには、長い年月をかけたコンピュータグラフィックの歴史がありました。

    今も昔も変わらず万人を魅了しつづけるゲーム。
    そのゲームのグラフィックがめざましい勢いで進化を遂げています。

    今回はゲームのグラフィックの歴史を負っていきます。

    1959年:世界初のテレビゲーム「迷路のねずみ」

    まずはじめに、世界初のテレビゲームと言われるゲームソフトをご紹介します。
    上の動画がその世界初のテレビゲームの1つと言われる、「迷路のねずみ」。

    非常に大きいトランジスタで動かされているそうで、世に出されたときは1959年。
    なんと、皆さんご存知のファミコンが発売される24年も前に出されたものになります。

    グラフィックは緑の単色で非常に簡素なものですが、動画をご覧いただければわかる通り、よく考えられたゲームですね。

    1972年:世界初のテレビゲーム機が発売。そのグラフィックは?

    先ほどはゲームソフトでしたが、今回はゲーム機本体です。
    家庭用ゲーム機「オデッセイ」は1972年にアメリカから発売されました。

    まだまだファミコンが発売される前です。
    なんだかレトロなアメリカな雰囲気がゲーム機からも漂ってきますね。

    発売された当時は、ゲーム機というものが定着していなかったので売れ行きは良くなかったそうな。

    初代オデッセイは日本では発売されませんでしたが、後続機であるオデッセイ2は日本でも発売されました。

    コンピュータースペース

    こちらがオデッセイのゲームのひとつ「コンピュータースペース」のグラフィックです。
    やはりまだまだ簡素ですが、星空が微妙に色づいていたりと当時のデザイナーさんの工夫が感じられますね。

    1980年代のゲームグラフィック

    1980年:ゲームアンドウォッチ

    日本で最初に大ヒットした携帯ゲーム機だそうです。
    こちらはキャラクターがスマブラシリーズなどでも登場しているのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

    そしてファミコン発売へ

    1983年、やっとファミリーコンピュータ(通称ファミコン)が発売されました。
    筆者自身はファミコンがゲームの始まりのような印象でしたが、ここまでくるまでにも色々とあったのですね。

    ファミコンの代表的ソフト「スーパーマリオブラザーズ」

    もはや説明不要のスーパーマリオブラザーズ、通称マリオ。
    この動画でも十分にグラフィックからレトロ感を感じますが、最初からみてきた方はこれでも進化していることを伺えると思います。

    ソフトの全容量が40キロバイトしかないのも有名ですよね。

    80年代はその後、ドラゴンクエストやゲームボーイが発売され、ゲームの歴史の中でも飛躍の年代といえるのではないでしょうか。

    ドラゴンクエストI

    1990年代のゲームグラフィック

    1990年、ファミコンの後継機であるスーパーファミコン(通称スーファミ、SFC)が発売されました。
    1980年代に続き、この90年代もマリオシリーズやドラクエシリーズなど名作が枚挙の暇もないほどに発売されました。
    容量もアップされ、グラフィックも向上しました。


    他にも、プレイステーションやニンテンドー64などゲームソフト本体も次々と発売され、グラフィックも更に綺麗になっていきます。

    スーパーファミコンの名作たち

    前述したソフトに比べてグラフィックにリアリティがありますよね。
    ファミコンと比較すると、より高画質になっていることが分かるかと思います。

    ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ

    1999年、ニンテンドー64用ソフトとして発売されました。

    この頃から既に3D描画が採用されていますね。平面的なグラフィックに比べて非常に美しいですが、3D特有のトゲトゲしさや、粗さがまだまだ目立ちます。

    昔遊んだ方もいるのではないでしょうか。

    2000年代~2010年代のゲームグラフィック

    2000年発売の「ファイナルファンタジーIX」
    一年しかたっていませんが、前のスマブラと比べるとグラフィックが一段と綺麗になっているように感じます。

    この年代からお馴染みのゲームが続々登場しますが、飛躍はますます進むばかりです。
    少し走り気味になりますが、まとめてご紹介。

    大乱闘スマッシュブラザーズX

    2008年発売の「スマブラX」

    3D描画はさらになめらかになり、エフェクトや音楽なども格段に美しくなっています。
    発売当初から9年立っていますが、いまでもまだまだ綺麗に見えますね。

    こちらの画像は「マインクラフト」の作品例。

    マインクラフトといえば、単純な3Dピクセルを思い浮かべますがMOD(=ゲーム内のグラフィックやアイテムなどを改造、改変できるデータファイル)を導入することによって、設定次第では非常に美麗なグラフィックを実現することができます。

    ゲームは"入り込む"時代へ

    “PlayStation VR” ラインナップ紹介トレーラー

    2016年、プレイステーションVRが発売されました。
    発売されてから年月があまり経っていないので、記憶にまだまだ新しいですよね。

    VRの特徴はなんといってもゴーグルを装着し、360度の映像を体感出来ること。
    ゲームに対する没入感が以前のゲームとは段違いです。
    すごい技術ですよね。

    グラフィックは2000年代と比べても格段に向上しており、1080pのフルHDはもはや当たり前の時代となってきています。

    この先4Kが主流となる時代もそう遠くないかもしれません。

    さいごに

    今回はゲームのグラフィックに焦点をあててご紹介しました。

    改めて昔のゲームのグラフィックから順番に比べてみると、その進化には驚かれるものがありますね。
    今後もどのような進化を遂げるのか、期待が高まります!

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