「もう一度自分の声で」声を失ったつんくが取り組んでいる食道発声法とは?
2022/01/21
himari10
つんく♂
生年月日:1968年10月29日
出身地:大阪府
身長:170センチ
体重:58kg
職業:歌手
総合エンターテインメント事務所TNX(ティーエネックス)株式会社代表取締役社長。公式サイトでは自身を「総合エンターテインメントプロデューサー」としている。
1992年にシャ乱Qのフロントマンとしてデビュー後、モーニング娘。及びハロー!プロジェクトの総合プロデュースを務め、以降音楽プロデューサーとしても活動。
音楽グループのシャ乱Qとしてデビューしたつんくさんは、ボーカルをつとめていました。
最近ではAKB48などが出てきてしまっていますが、1997年ごろからプロデュースをはじめたモーニング娘。は、当時今のAKB48なみに人気がありました。
そんな歌手でプロデュースもできる有能なアーティスト、つんくさんの悲報が飛び込んできました。
声を失ったつんく
2014年の秋頃からつんくさんがトーク番組などに出ると、声がガラガラでした。
当時は風邪なのではないかと言われていましたが、2014年の3月に声帯ガンであることを公表し、タレント活動を休止しました。
その後、10月にはがんが再発してしまったと公表してから半年後に久しぶりに公の場に登場しました。
声帯がん治療のため療養していた音楽プロデューサー・つんく♂(46)が4日、母校・近畿大学(大阪府東大阪市)の入学式にサプライズ登場し、昨年10月にがん再発を公表後は初めて公の場に姿を見せた。
元気な姿を見せてくれたために誰もが安心したように思いましたが、
声帯の摘出手術を受けた結果、声を失ったことを告白した。
首にはストールが巻かれていた。そのまま、後輩へのメッセージは大型スクリーンでの活字を通して伝えられた。
「なぜ、今、私は声にして祝辞を読みあげることが出来ないのか…」「それは、私が声帯を摘出したからです」と衝撃の告白。「去年から喉の治療をしてきていましたが、結果的に癌が治りきらず、摘出するより他なかったから、一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました」と赤裸々に胸の内を明かした。
きっと究極な選択だったのでしょう。
歌手として、タレントとして声を失うということがどれほど辛いことか想像も出来ません。
つんくさんは結婚をして子供もいます。
きっと家族のためにも『生きる』ことを選択して声を失ったのでしょう。
「私も声を失って歩き始めたばかりの1回生。皆さんと一緒です。こんな私だから出来る事。こんな私にしか出来ない事。そんな事を考えながら生きていこうと思います」と決意表明した。
「私も皆さんに負けないように、新しい人生を進んで行きます!」と前向きなメッセージを送った。
声を失ってから、また人生の再スタートを決意したようです。
声を失ったつんく
声を失い生きることを選択したつんくさんに各界の有名人からエールの声が出ています。
シャ乱Qのつんくとはたけ
大学時代から苦楽を共にしてきたはたけは「つんくの報道について、、、大変なことやし、もちろんショックも心配もある。でも大丈夫や。つんくという男は逆境をパワーにできるやつやねん」と強調。「シャ乱Qも幾度となくピンチに陥ったけど、オレらは逆境に立てば立つほど、周りがアセる中、『むしろ、逆にオイしい』と笑いながら乗り越えてきた。そんなムードをつくってくれたのは、いつもつんくだった」と振り返った。
シャ乱Qのリーダーでギターを担当しているはたけさんも声援を出していました。
学生から知り合いの2人らしいコメントですね。
東京・台場のフジテレビで新番組「華丸大吉の2020」(17日スタート、金曜前0・40~)の取材会を行った。親交のあるつんく♂(46)が声帯を摘出したことに触れた華丸は「喉のケアとかされてたから僕らもショック」と驚きとともに、沈痛な表情を見せた。
大吉は「実感がわかない。考えれば考えるほどものすごい決断だったと思う」とその心中を察した。「僕らが何ができる、とかは全然ないんですが」と前置きし、華丸が「ご一緒にできることがあれば何でもさせていただく」と話した。
知らない人も多いですが、芸人の大吉さんとつんくさんは親交があるようですね。
尾木ママ
尾木ママ”の愛称で知られる教育評論家の尾木直樹氏(68)が5日、自身のブログを更新。声帯摘出を公表した歌手で音楽プロデューサーのつんく♂(46)の行動に深い感銘を受けたことを明かし、「これは教育原理そのもの」と賛辞を送った。
各界の芸能人がつんくさんの声を失ったことに対してコメントを出していました。
ショックだという声はほとんどでしたが、それでもつんくさんのこれからを応援したいという声がたくさんありました。
声を失ったつんく
声帯を摘出して声を失ったつんくさんですが、実は声を出す方法はいくつかあります。
そして、つんくさんが新たな特訓を開始したようです。
声帯を全摘出し、声を失ったことを公表した、バンド「シャ乱Q」のボーカルで音楽プロデューサーのつんく♂(46)が、声を取り戻すために「食道発声法」の習得に取り組んでいることが5日、分かった。
関係者によると、同発声法を研究する団体のもとで、先日リハビリを開始。周囲には「なんとしても、もう一度自分の声で言葉を発したい」と伝えているという。
人工声帯という機械もあるのですが、つんくさんは機械などを使わずもう一度自分の声で言葉を発するための練習をはじめたようです。
つんくさんは機械に頼る気持ちはないそうです。
食道発声法とは、肺でなく胃にためた吸気を逆流させ、食道の一部を振動させるもの。関係者によると、つんく♂のスタッフで同じく声帯を全摘出した人物が、この発声法を用いて、電話での会話を難なくこなせるまでになったことに深い感銘と影響を受けたという。
食道発声法は、一般的には早ければ1年ほどで声を発することができるようになる。つんく♂はこの技法の習得を当面の大きな生きがいの一つに位置付けているといい、関係者は「もともと集中力が凄い。かなり早く身につけるのでは」。所属事務所はじめ関係者も全力を挙げサポートする。
声が出るようになるまでには個人差があるために、早く習得できる人もいればかなり時間がかかる人もいるようです。
この方法で声を出せるようになれば、以前のような歌声は出せなくても歌も歌えるようになるようです。
つんく
関係者は「声を取り戻すことに専念しており、まだ歌おうという気持ちはないようだ」としたが「いつか歌いたいという気持ちになってくれるとうれしいし、そのために周囲は支えを惜しまない」と激励の言葉を贈る。
つんくさん本人はまだ歌うことについては考えていないようです。
まずは、もう一度自分の声を出したいということなのでしょう。
つんくさんの歌声もまた聞きたいですが、まずはつんくさんの声をもう一度聞きたいですね。
ぜひともつんくさんには無理せず頑張って欲しいですね。
これからのつんくさんも応援しましょう!!
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