2016/08/25
もりぴよ
俳優10308
俳優の香川照之「市川中車（ちゅうしゃ）」を襲名して歌舞伎の初舞台
香川照之は三代目市川猿之助さんと女優の浜木綿子さんの息子で
幼少時に二人が離婚してからは浜さんが育てて猿之助さんとは絶縁状態だった。
浜さんは香川さんを芸の世界から徹底的に遠ざけて東大にまで入れたんだけど
卒業した香川さんは皮肉にも俳優になってしまいました。
香川照之の母親浜木綿子 （はまゆうこ）
45才にして歌舞伎界に飛び込む香川照之だが、若かりしころは歌舞伎を避けて生きてきたという。話は、猿之助と香川の母である浜木綿子（75）の結婚までさかのぼる。
浜さんは、幼い香川照之さんの前でも“あの女は絶対に許さない”と怒りを爆発させ、さらに“あなたは、あのふたり以上の大物になって、見返してやりなさい”といい続けて、香川照之さんを猿之助さんに決して会わせようとはしなかった
高校時代に香川照之さんは、「歌舞伎だけは絶対にやらない」と言っていたようです。
香川照之の父親 ２代目 市川猿翁（えんおう）
香川照之が１歳の時、市川猿翁と当時の妻・浜木綿子は離婚。
香川照之さんが初めて父である猿之助さんに会いに行ったときは、「お前は自分の子どもじゃない」などと冷たくあしらわれ、それ以来長い確執があったといいます。
深い確執を抱えた親子だったが、猿翁は病に倒れ、歌舞伎の家に生まれた者として市川の名を絶やさない使命感を意識した香川照之が歌舞伎デビューし市川中車襲名を決意したことで親子の一旦の和解を見た、という事件がありました。
香川 照之（かがわ てるゆき、本名同じ、1965年12月7日 - ）は、日本の俳優、歌舞伎役者、及びボクシング解説者。
名跡「市川中車」の当代、九代目 市川中車（くだいめ いちかわ ちゅうしゃ）を名乗る。
主な作品
映画
『OUT』『KT』『赤い月』
『天国の本屋〜恋火』『北の零年』
『ゆれる』『キサラギ』『トウキョウソナタ』
『20世紀少年』『劔岳 点の記』『カイジ』
『SP 』『あしたのジョー』
『アンフェア the answer』
テレビドラマ
『利家とまつ』『マルサ!!』
『功名が辻』『天花』
『救命病棟24時』『役者魂!』
『アンフェア』『MR.BRAIN』
『坂の上の雲』『龍馬伝』『南極大陸』『半沢直樹』
俳優として
1989年、NHK大河ドラマ『春日局』での小早川秀秋役で俳優デビューする。また、この時期の代表作にオリジナルビデオ作品『静かなるドン』シリーズがある。その後は橋田壽賀子脚本作品などのテレビドラマが活動の中心であったが、『犬、走る DOG RACE』、『独立少年合唱団』、2002年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した中国映画『鬼が来た!』等の映画作品への出演で、徐々に知名度が高まった。さらに、NHK大河ドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』で演じた豊臣秀吉役で、一般的にもその存在が広く知られるようになった。
俳優業だけでなく、歌舞伎役者・九代目市川中車としても活躍する香川照之。
歌舞伎界進出
2011年9月27日、香川が九代目市川中車を襲名して歌舞伎俳優に進出し、2012年6月に催される「六月大歌舞伎」に出演することが発表された
半沢直樹の出演者の中でも圧倒的な存在感でほかを威圧する大和田常務（香川照之）。あまりにもインパクトがかなり強烈だった。
最近の香川照之の出演作品
ドラマ「流星ワゴン」
永田忠雄役の香川照之
永田忠雄 香川照之
「わしら朋輩じゃ」が口癖で、血気盛んで自分にも他人にも厳しい、典型的な亭主関白型。頑固で強引な性格で、何事も力で勝ち進むことをよしとしている。
「ルーズヴェルトゲーム」
香川照之（諸田-ジャパニクス社長
半沢直樹に続き『八津弘幸』が脚本を担当。
大杉良太（香川照之）刑事部捜査第１課警部補。直情型の叩き上げ刑事。繁華街での爆発事件の解明に全力を注ぐ。別居状態の妻・恵子（堀内敬子）と娘・めぐみ （杉咲花）がいる。
鍵泥棒のメソッド (2012)
35歳にして定職もなく、売れない役者稼業にもほとほと嫌気がさした桜井（堺雅人）は自殺にまで失敗してしまう。その後、出掛けた銭湯で見るからに勝ち組男のコンドウ（香川照之）が彼の目の前でひっくり返り、頭を強打したせいで記憶を失ってしまった。
46歳で歌舞伎の新参者、香川照之
「今は分刻みのスケジュールで、ほとんど休みがない状態のようです。ドラマや映画の撮影の間に少しでも時間があると、歌舞伎の稽古をしてるそうです」（テレビ局関係者）
歌舞伎:猿之助、亀治郎、香川照之そろい踏み 浅草お練り
記念撮影におさまる市川猿之助さん（中央）と市川亀治郎さん（右から２番目）、香川照之さん（左端）＝東京都台東区の浅草寺で２０１２年５月１１日
演技派の香川照之でさえ、やはり歌舞伎の世界というのは別物なのだろうか？
「実際のところ、歌舞伎界には香川照之さんの襲名を快く思っていない人もいるみたいで、イジメともとれるような細かい邪魔が入ってるそうですよ。
『ドラマと二足のワラジを履くなんて』と陰口を叩く人もいるそうです。だから、香川照之さんもそれに負けないように、稽古をしっかりして本番に挑んでるんだそうです」（歌舞伎関係者）
旧態依然の歌舞伎界に“倍返し”なるか――。
映画『あしたのジョー』で、香川照之が人気ボクシングアニメの映画に登場。
慢性拳闘症
香川照之
講談社
発売日 : 2011年02月
無類のボクシングマニア、実写版「あしたのジョー」で丹下段平を演じた香川照之のボクシングエッセイ。
香川照之とかいうボクシング解説者
わずか２ラウンドの間に、香川照之の数々の名言が生まれた！
わずか2ラウンドでのKO勝利にゲストの香川照之さんが、またも熱くなった！
井上が２回ＫＯで２階級制覇を達成した。
「フジテレビ、いい試合、放送しましたね。1000キロの岩を持ち上げたような衝撃です！ いや〜〜ぁ、２ラウンドなのに、30分の試合を見たような。地球の地軸がずれるような、いやぁ〜ぁ」興奮して、アナウンサーさんがフォローできない香川照之さんww
現在、俳優としての地位は確率した香川照之さんですが、40歳を過ぎて歌舞伎界に入りました。
本来であれば、若いころから香川照之さんが歌舞伎をやっていれば、”猿之助”継承の大本命なのですが、芸歴からして現実的でありません。ならばと、歌舞伎役者の夢を長男に託すための、歌舞伎界への参入で、長男に猿之助襲名させるための布石と見るのが妥当だいうことです。
ドラマや映画の役者であっても、歌舞伎の俳優であっても、ドロドロした現実を微塵も見せない演技に期待したいですね。
