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話題作『カイト/KITE』ついに公開!主要キャストと監督に迫る!

いま大注目の映画『カイト/KITE』。実力派キャストと監督によって完成された作品が、いよいよ4月11日(土)に公開されました。元となった日本のR-18指定アニメ『A KITE』がハリウッドでカルト的な人気をほこり、実写版として生まれ変わった話題作『カイト/KITE』のキャストと監督はどんな人?!要チェックです!!

ハリウッド実写版『カイト/KITE』って、どんな映画?!

まず最初に、映画『カイト/KITE』の予告編から。
(※やや過激なシーンが含まれています。)

予備知識いっさい無しにこの予告編を観た場合、『ハリウッドらしいスピード感のある近未来アクション映画』といった印象になるかもしれません。

ただ気になるのは、冒頭の「日本、原作」「伝説のカルトアニメ」という点。
ストーリーに群を抜いた面白さや個性がない限り、ハリウッドでカルト的な人気を誇り、実写化までされるでしょうか?

そんな推測から、きっとこの映画『カイト/KITE』は一味ちがう魅力があるはずだと期待が高まります!!

実写版ハリウッド映画『カイト/KITE』あらすじ

金融危機により崩壊した近未来。そこでは少女たちが人身売買組織に性の奴隷として売りさばかれていた。その中のひとりで、幼くして組織に両親を殺されたサワは、父の親友であり相棒だった刑事アカイに、暗殺者として育てられる。彼女の目的は、両親の仇である人身売買組織への復讐。娼婦に成りすまし、一人、また一人と男たちを暗殺していくサワと、犯行現場の証拠隠滅を繰り返すアカイ。そして、サワの言動を影から監視する謎の少年オブリ。精神バランスを保つための薬“アンプ”の副作用で記憶が消えかかりながらも、サワは真の標的である組織のボス、エミールへと近づいていく。 しかし、心も体も傷だらけになった彼女を待ち受けていたのは、予想を裏切る残酷な真実だった・・・。

出典:http://kite.asmik-ace.co.jp

原作となった日本のR-18指定アニメ『A KITE』あらすじ

女子高生と殺人請負人、2つの顔を持つ美少女・砂羽。表と裏の世界を巧みに使い分ける大人達の淫靡な呪縛から逃れられず、泥沼の世界に生きる砂羽が唯一心を許せる存在は、同じ世界に生きる謎の少年・音不利のみだった。2人は互いに同じ性を感じながら惹かれ合うが、ある日を境に砂羽は組織との決別に走った音不利の始末を命じられ、彼へ銃口を向けることとなる。儚いと知りながらも愛情を育むか、それとも殺し屋の掟を優先するか…やがて、物語は冷酷なクライマックスを迎える。砂羽は全てを終わらせると、どこへともなく去っていった。

出典:http://ja.wikipedia.org

原作アニメ『A KITE(ア カイト)』

梅津泰臣氏が手掛けたアニメーション作品。原作、脚本、キャラデザイン、絵コンテ、監督を担当。

こうしてあらすじだけ比較してみると、全く同じとういうわけでは無いようですね。ハリウッド版は原作の世界観や基本的な設定は保持しながら、ストーリーには独自の要素も取り入れているようです。とくにエンディングは実写版ならではのオリジナルになっているとか。

原作アニメ『A KITE』を手掛けた梅津康臣氏

1998年、アニメーション監督・梅津泰臣による「A KITE」が発表され、アダルトアニメ界に新たな風が吹き込まれた。その熱は海を越え、クエンティン・タランティーノ、ロブ・コーエンらをも熱狂させ、ついにハリウッドで実写映画化されて「カイト KITE」のタイトルでスクリーンに登場する。

出典:http://eiga.com

原作アニメが発表されてから17年越しで、今回の実写版映画が世に出たということですね。それだけ、原作に魅了されたハリウッド関係者の方たちが温めに温めて練り上げた作品だと考えられます。

実写版『カイト/KITE』制作のため集結したキャストと監督

映画の世界観を体現する、実力派キャスト陣

主要キャストのお三方

インディア・アイズリー(右)
サミュエル・L・ジャクソン(中央)
カラン・マッコーリフ(左)

監督に抜擢された、きっかけは代役だった。

『カイト/KITE』を手掛けたラルフ・ジマン監督

2011年9月5日、梅津泰臣の大ファンを公言しているデヴィッド・エリス監督による実写映画化が進行中であることが報じられた[10]。2012年12月18日には、サミュエル・L・ジャクソンが出演することや、撮影が南アフリカ共和国のヨハネスブルクで行われることが報じられた[11]。

しかし、2013年1月8日には、エリスがヨハネスブルクで急死したことが報じられた[12]。梅津によれば、原作とは別物へ改変された脚本をエリスが元に戻して撮影に入る直前となっていた[13]。

同年2月4日にはラルフ・ジマンがエリスの代役に就くこと、インディア・アイズリーが主演であること、カラン・マッコーリフが共演すること、そしてジャクソンが引き続き出演することが報じられた[14]。引き続き出演することに際し、ジャクソンはエリスへの敬意も表している[15]。

出典:http://ja.wikipedia.org

デヴィッド・エリス監督が亡くなられた悲しい出来事があったからこそ、引き継いだラルフ・ジマン監督はじめキャストやスタッフが一丸となって、この実写版映画の成功に力を注ぎ込んだのかもしれません。

『カイト/KITE』キャストと監督紹介 ①サミュエル・L・ジャクソン

言わずと知れた名役者、ハリウッドの怪優ことサミュエル・L・ジャクソンさん。

サミュエル・L・ジャクソン(カール・アカイ役)

Samuel L. Jackson プロフィール

本名
Samuel Leroy Jackson

生年月日
1948年12月21日(66歳)

出生地
アメリカ合衆国 ワシントンD.C.

民族
アフリカ系アメリカ人

職業
俳優

活動期間
1979年-

活動内容
映画、声優など

配偶者
ラターニャ・リチャードソン

出典:http://ja.wikipedia.org

1980年代より数多くの映画に参加し、『星の王子ニューヨークへ行く』(88)、『ドゥ・ザ・ライト・シング』『シー・オブ・ラブ』(共に89)、『グッドフェローズ』(90)、『パトリオット・ゲーム』(92)、『トゥルー・ロマンス』(93)、『ダイ・ハード3』(95)、『評決のとき』『ロング・キス・グッドナイト』(共に96)、『レッド・バイオリン』『交渉人』(共に98)、『ディープ・ブルー』『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(共に99)、『アンブレイカブル』(00)、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』『トリプルX』(共に02)、『S.W.A.T.』(03)、『Mr.インクレディブル』(04/声の出演)、『コーチ・カーター』『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(共に05)、『スネーク・フライト』(06)、『ジャンパー』『アイアンマン』(共に08)、『アイアンマン2』(10)、『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(11)、『アベンジャーズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』(共に12)等の話題作へ数多く出演。

91年、スパイク・リー監督作『ジャングル・フィーバー』でカンヌ国際映画祭とニューヨーク映画批評家協会賞の最優秀助演男優賞を受賞。94年、クエンティン・タランティーノ監督作『パルプ・フィクション』でアカデミー賞とゴールデングローブ賞の助演男優賞部門にノミネート。97年には、クエンティン・タランティーノ監督作と2度目のタッグを組んだ『ジャッキー・ブラウン』でベルリン映画祭のコメディ部門最優秀男優賞として銀熊賞を受賞。

出典:http://kite.asmik-ace.co.jp

本映画では強面の役どころですが、笑うと全く違う印象!

画面に登場するだけで、その作品に重厚感をもたらしてくれると言っても過言ではないサミュエル・L・ジャクソンさん。今回も鬼気迫る迫力の演技を見せてくれているに違いありません!

『カイト/KITE』キャストと監督紹介 ②インディア・アイズリー

その美貌と生い立ちから、女優になるのが必然だったかのような演技のサラブレッド、インディア・アイズリーさん。

インディア・アイズリー(サワ役)

INDIA EISLEY プロフィール

本名
India Joy Eisley

生年月日
1993年10月29日(21歳)

出生地
カリフォルニア州ロサンゼルス

国籍
アメリカ合衆国

ジャンル
女優
子役

活動期間
2002年 - 現在

著名な家族
オリヴィア・ハッセー (母)

出典:http://ja.wikipedia.org

1993年10月29日生まれ。ロサンゼルス出身。『ロミオとジュリエット』(68)でジュリエットを演じた女優オリヴィア・ハッセーと、ミュージシャン/俳優のデヴィッド・グレン・アイズリーの娘。
幼少期から演技への情熱に目覚め、TVシリーズ「アメリカン・ティーンエイジャー ~エイミーの秘密~」(08~13)に出演、注目を集める。ケイト・ベッキンセール主演の映画『アンダーワールド 覚醒』(12)にも出演し、続編への参加も決定。
2014年版「世界で最も美しい顔100人」で第12位に選ばれた、ミステリアスな美しさが際立つ、新世代のハリウッド・ミューズ。

出典:http://kite.asmik-ace.co.jp

『カイト/KITE』での赤い髪とは全く違う印象の黒髪美人

子役として2002年にデビューし、この若さで13年のキャリアがあるインディア・アイズリーさん。現在21歳、ますます女優として成熟していくことが予想されます。今回の『カイト/KITE』では過激なシーンも多い中、サワという難しいキャラクターをどう演じてくれているのか、要注目です!!

『カイト/KITE』キャストと監督紹介 ③カラン・マッコーリフ

2013年公開の映画『華麗なるギャツビー』で、主演レオナルド・ディカプリオさんの若年期を演じ、存在感を残した若手注目俳優がこちら、カラン・マッコーリフさん。

カラン・マッコーリフ(オブリ役)

Callan McAuliffe プロフィール

本名
Callan Ryan Claude McAuliffe
カラン・ライアン・クロード・マッコーリフ

生年月日
1995年1月24日(20歳)

出生地
オーストラリア ニューサウスウェールズ州 シドニー

職業
俳優

ジャンル
映画

活動期間
2007-

出典:http://ja.wikipedia.org

1995年1月24日生まれ。オーストラリア出身。10年、ロブ・ライナー監督作『Flipped』(日本未公開)の主人公を演じ、アメリカ映画デビューを果たす。
スティーヴン・スピルバーグとマイケル・ベイが製作を務めたドリームワークス作品『アイ・アム・ナンバー4』(11)に出演した後、バズ・ラーマン監督作『華麗なるギャツビー』(12)でレオナルド・ディカプリオ演じる“ジェイ・ギャツビー”の若い頃を演じ、注目を集める。
オーストラリア版「GQ」誌では、2012年メン・オブ・ザ・イヤーの“その年のブレイクスルー”賞を受賞。同じくオーストラリア版「ハーパーズ バザー」誌では“ハリウッドの次世代スター 6人”の一人として紹介されるなど、今後の活躍がもっとも期待される若手俳優。

出典:http://kite.asmik-ace.co.jp

2012年メン・オブ・ザ・イヤー「その年のブレイクスルー」賞を受賞

若干20歳にしてハリウッドの次世代スターに挙げられるほど注目を集めているカラン・マッコーリフさん。オーストラリア出身でハリウッドのトップスターにまで登りつめた人といえば、ニコール・キッドマンさんらが思い浮かびますが、彼もいずれはハリウッドの顔の一人になるかもしれません!

『カイト/KITE』キャストと監督紹介 ④ラルフ・ジマン

ラルフ・ジマン監督

Ralph Ziman プロフィール

1963年生まれ。南アフリカ出身。ニュースやドキュメンタリーのカメラマンとして活躍後、1980年代前半に渡英。オジー・オズボーン、エルトン・ジョン、フェイス・ノー・モア、ヴァネッサ・ウィリアムズ、トニー・ブラクストン、ロッド・スチュワート、マイケル・ジャクソン、シャナイア・トゥエイン、リック・ジェームス、アイアン・メイデン、マキシ・プリースト、BAD、ファイン・ヤング・カニバルズ、ドナ・サマー、リヴィング・カラー、コモドアーズ、アリス・クーパー、マンゴ・グルーブ、シカゴなどのミュージックビデオを監督し、オリジナリティあふれる映像で称賛を浴び、MTV賞を数多く受賞。

95年、アパルトヘイトの終焉を描いた『Hearts and Minds』で長編映画監督デビュー。脚本と製作も担当した本作は、ベルリンとモントリオールの両国際映画祭で上映され、高い評価を得る。 監督第2作目は、サム・ニール主演作『The Zookeeper』(01)。東ヨーロッパを舞台に、内戦に陥り厳しい冬を迎える街に残り、動物たちの世話をする孤独な動物園の飼育係を描いた本作は、タオス・トーキー映画祭で最優秀作品賞、フォートローダーデール国際映画祭で最優秀作品賞および最優秀男優賞、ペンサコーラ・ベイ国際映画祭で最優秀作品賞に輝いた。
続く『Gangster’s Paradise: Jerusalema』(08)はベルリン国際映画祭で上映されて称賛を浴び、アカデミー賞最優秀外国語映画賞部門へのノミネート候補作になった。
本作『カイト/KITE』は長編映画として監督4作目となる。

出典:http://kite.asmik-ace.co.jp

ジマン監督が手掛けた映画『Gangster's Paradise: Jerusalema』

数々の大物ミュージシャンのミュージック・ビデオを手掛けてきたラルフ・ジマン監督が、長編映画を撮り始めて今回の『カイト/KITE』は4作目。これまでの長編映画が3作とも映画祭で高く評価されていることから、その映像のすばらしさのみならず内容が伴った実力が認められていることが伺えます。

代役として本作に関わることになったラルフ・ジマン監督ですが、企画を頓挫させるどころか原作者の梅津康臣さんをも納得させる素晴らしい出来に仕上がっているとのこと。これを機に過去の監督作品にも興味が湧きます。

もうこれは『カイト/KITE』の世界に浸ってみるしかない!

いかがでしたでしょうか?
実写版『カイト/KITE』の各キャストの役柄の詳細は、内容のネタバレにもなり兼ねないので、ここでは特に明記しませんでした。

原作アニメのキャラクター設定とおおむね変わらないはずですが、実写版では登場人物のバックグラウンドをさらに掘り下げた表現が試みられているようです。

映画は好みが分かれますが、この『カイト/KITE』のキャスト、監督、製作スタッフの方たちの熱の入りようが気になった方は、ぜひ実際に観て感じてみてください!!

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