東野圭吾1958年、大阪生まれ。地元の小・中学校を卒業し、大阪府立阪南高等学校へ進学。2年生の時、小峰元『アルキメデスは手を汚さない』を読み、推理小説に初めて嵌る。その後は松本清張の作品を読み漁る。 卒業後は1年間の浪人を経て、大阪府立大学工学部電気工学科に進学。卒業後、1981年に現在のデンソーに技術者として入社。1985年に『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタートさせる。1986年には退職し、3月に上京。以後は専業作家としての道を歩むこととなる。 上京後はしばらく厳しい時代が続いたが、1996年に『名探偵の掟』で「このミステリーがすごい!1997」の3位に選ばれる。1998年に刊行した『秘密』で一気に大ブレイクし、同書は映画・ドラマ化された。 2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞。 2014年から直木賞の選考委員となる。

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