記事ID147315のサムネイル画像

    ステーキ専門店で起きた「ペッパーランチ事件」とは?怖すぎる真相とは?

    2007年にステーキ専門店「ペッパーランチ」で起きた強盗強姦事件。犯人は何とペッパーランチ心斎橋店の店長と社員でした!「この事件は闇組織が関わっている」「芸人の証言が怖すぎる」「残りの犯人は消された」などいまだに謎が多いこの事件。噂の真相を調査しました!

    ステーキ専門店「ペッパーランチ事件」の概要

    2007年にステーキ専門店「ペッパーランチ」で起きた強盗強姦事件をご存じでしょうか。まず、ペッパーランチ事件の概要についてご紹介していきます。

    ペッパーランチ・心斎橋店で事件が発生

    ペッパーランチ事件とは、2007年5月9日深夜にペッパーランチ心斎橋店で店長・北山大輔と同僚・三宅正信の2名が起こした強盗強姦事件です。

     

    ペッパーランチはステーキや、飯と薄切りにした牛肉を鉄板の上で焼く「ペッパーライス」を主に提供している専門店で、国内165店舗、海外325店舗(2020年2月の時点で)を展開するチェーン店です。

    スタンガンで脅し女性客を強迫

    ペッパーランチ心斎橋店の当時の店長と同僚の計2名が、1人で食事にきていた女性客を、閉店を装いシャッターを閉め、「逃げたら殺す」などとスタンガンを使って強迫、大量の睡眠薬を飲ませ、拉致しました。

     

    また、被害者の携帯電話をチェック(ペッパーランチ入店直前に誰と連絡していたか履歴を確認)した後に、GPS機能があるおそれがあったため携帯電話を破壊し、所持金約5万円も盗み取りました。

    女性を拉致監禁・強姦

    女性を泉佐野市の貸ガレージに運び、拉致監禁したうえで、強姦して現金を奪いました。

     

    全裸で手足を縛った状態でガレージに監禁されたままだった女性は、監禁されていたガレージから裸のまま自力で脱出し、助けを求めたことで事件が発覚しました。

     

    北山大輔らは、女性を監禁したまま、何食わぬ顔でペッパーランチ心斎橋店で仕事をしていたようです。

    怖いと言われる事件の真相とは?

    不可解な点もあり、怖いと言われているこの事件の真相について詳しく見ていきます。

    被害者の証言によると犯人は4人いた!

    被害者の女性は、犯人は4人ほどいたと証言していました。

     

    しかし大量に薬を飲まされていたため意識が朦朧としていたという点、血液検査、ポリグラフ検査の結果などから確かではないと判断され、犯人は2名とされたようです。

    被害者を長期間監禁し殺害する予定だった

    被害者の女性は、翌日に自力で脱出しましたが、犯人は翌日も強姦する予定で監禁をしたままだったようです。その後、犯人の一人である、北山大輔が「そのまま死亡させるつもりだった」と発言しています。

     

    睡眠薬や緊急避妊用ピル、精力剤、女性用興奮剤といった薬類、スタンガン、拘束帯などを、事前に準備するなど、計画的犯行で事件を起こす少し前からターゲットにする女性を物色していたようです。

     

    北山大輔がオーナー店長になった理由も、店を自分の思うように使いたかったからだといいます。

    芸人の証言によると被害者は他にもいる可能性も

    ペッパーランチの別の店舗で働いていた吉本芸人が、クラブイベントの前座で登場した際、被害者は本当は3人いて、あとの2人がいまだに行方不明だと明かし、話題となりました。

     

    雑誌記者が、のちに取材に訪れた際は、一転何も語らなかったそうで、その後、彼は芸人を辞めています。

     

    作り話でこのような発言をするとは考えにくく、何らかの圧力が働いたのではないかとも言われていますが、それに関してはいまだに謎のままです。

    残りの犯人2人は踏切事故で消された?

    ペッパーランチ事件の犯人、2人が逮捕された3日後の2007年5月19日に、大阪市内のJRの踏切で男性2人が死亡した事件が発生しました。

     

    2人は自転車を押しながら肩を組んでいたと報道されており、この不自然な行動に、もしかしたら残りの犯人で、このような事件を起こした事の責任を取り、消されたのではと言われています。

     

    また、ペッパーランチ事件への注目をそらすために、引き起こされた事件ではないかともいわれました。

    逮捕された犯人や噂されている闇組織について

    ペッパーランチ事件に関しては、犯人の人数が証言と食い違っていたり、被害女性が他にもいて行方不明であるという噂があったりと、謎の多い事件ですが、実は闇組織が関係しているのではないかという噂が広まっているようです。

    店長の北山大輔

    ペッパーランチ事件の犯人の一人、北山大輔は、2006年にペッパーフードサービスに入社して、2006年8月から店長をしていました。

     

    2007年3月から本人の希望で、独立し、ペッパーランチ心斎橋店のオーナー店長に就任していますので、事件当時は、ペッパーフードサービスの社員ではなく、業務委託されている関係でした。

    同僚の三宅正信

    北山大輔とはと中学の同級生で以前から友人だった三宅正信は、2007年4月から、北山大輔に誘われ、ペッパーランチ心斎橋店で働いていていました。

     

    三宅正信は、小学校の頃から不登校がちで、引きこもり生活が長かったそうです。

    事件当時2人とも交際相手がいた

    事件当時、2人には交際相手がいたと言われています。また、北山大輔に関しては、交際相手が妊娠しており、翌月には結婚する予定だったと言われています。

     

    しかし、北山大輔には、普段からいろいろな女性を物色していたという噂もあり、交際相手が妊娠していようが、結婚を控えていようが関係なかったのかもしれません。

     

    また、北山大輔らは、女性を襲う際に「こんなことは何度もやっている」と言っていたという話もあり、表立っていないだけで余罪がたくさんあるのではないかとも言われました。

    闇組織が関わっていた?

    ペッパーランチ事件には、不可解なことが多数あります。

     

    報道規制がされたり、事件が起こってから発表されるまでに時間がかかったことなどから、闇組織が関わっていて人肉の提供や臓器売買をしていた、人身売買がされていたなどといった噂が広まりました。

     

    また、犯人2人の自宅からは、複数の女性の保険証・通帳・カードなどが発見され、犯行現場のガレージからは被害女性以外の髪の毛も見つかったなどの情報もありますが、警察は被害者は一人とし早々に捜査を打ち切りました。これに対して、どこからかの圧力があったのではないかと言われています。

     

    しかし、これらには根拠はなく、噂が広まったもののようです。

    裁判での判決と犯人のその後

    続いては、ペッパーランチ事件の裁判の判決や、犯人である北山大輔と三宅正信の現在について見ていきます。

    求刑以上の判決が下される

    裁判長は「前代未聞の極悪非道な所業。求刑は軽きに過ぎる」と述べ、北山大輔に関しては求刑10年のところを12年、三宅正信は求刑通りの10年が言い渡されたました。

     

    北山大輔がスタンガンと睡眠薬、そして女性を拘束するための革製の拘束具、そして貸ガレージなどを手配している点から、北山大輔が主犯と判断されて判決が重くなったようです。

     

     

    出所後の2人について情報はなし

    事件から10年以上が経過し、2人共、すでに出所しているはずです。

     

    大阪で、北山大輔の目撃情報もあがっているようですが、それが本当かどうかは分かりません。現在は何をしているのかも調べてみましたが、分かりませんでした。

    ペッパーフードサービスの株価が下がる

    事件はテレビや新聞でも報じられたため、報道翌日、ペッパーフードサービスの株価が下落しストップ安をつけました。

     

    また、事件が起きた心斎橋店は、報道が出た時点ですでに看板が外されており、店内設備も撤去された状態になっていました。

     

    ペッパーフードサービスは、事件の影響で著しい損害を受けたとして服役中の北山大輔と三宅正信に対して約2,760万円の損害賠償請求の訴訟を起こしています。

    創価学会とは関連性なし

    ペッパーランチ事件と検索すると創価学会と出ますが、創価学会とこの事件が関わっている証拠は全くありませんでした。

     

    一部で、犯人の三宅正信が創価大学を卒業しているという噂があり、創価学会員であるため、創価学会が隠ぺいに乗り出したのではないかという想像話が広がったようです。

    ペッパーランチ事件は、謎が多い事件だった

    2007年にペッパーランチ心斎橋店で起きた強盗強姦事件、ペッパーランチ事件について見てきました。いまだに謎が多いこの事件は、様々な憶測を呼び、真相がわからない噂が多数あがっていました。

     

    このような凶悪な事件は、二度と起こらないように祈るばかりです。

     

    最後までお付き合いいただきありがとうございました。

    関連記事はこちら

    TOPへ