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チュパカブラの正体は犬?目撃情報から不気味な特徴がまるわかり!

チュパカブラは実際に存在するかどうかがわからない未知の生物です。ですが、世界各地のあらゆるところで目撃されています。その正体については様々な説が飛び交っているのが現状で、あまり明確には解明されていません。今回は、謎多きチュパカブラについて解説します。

チュパカブラとはUMA未確認生物なの?

私たちの世界には、想像を超える出来事や生物が存在するようです。今でも話題になっているUFO未確認飛行物体や、UMA未確認動物などがあります。

南米などで話題になっている、チュパカブラと言う生物がいます。どうしてチュパカブラが恐れられているのか、またチュパカブラがUMA未確認生物なのかなどその正体について調べて見たいと思います。

チュパカブラとは?

家畜などを襲って、その血を吸ってしまう吸血鬼UMAでチュパカブラスと言うようです。「チュパ」とはスペイン語で「吸う」と言う意味で、カブラとは「ヤギ」のことを言います。ヤギの血を吸う者と言うことで、「チュパカブラ」と呼ばれるようになったのです。

家畜の血を吸う生物

南米などでは、ヤギを家畜として飼っているようなのです。そのヤギが血を吸われて死亡する事件が起きていました。それは家畜の血をすうチュパカブラと言う生物が、原因と言われるようになったのです。

しかもチュパカブラは家畜だけではなく、人間も襲ったと言われているようです。

被害件数は1000件?

中南米やアメリカでも目撃情報が有り、チュパカブラによる被害件数は分かっているだけでも1000件は超えると言われています。

しかも中南米では、チュパカブラの事がセンセーショナルに報道されており、「チュパカブラに襲われたのでは?」という憶測の事件も含まれているようなのです。しかしチュパカブラで起こされたという事件が、1000件もあるという言うのは恐ろしいことですよね。

特徴は赤い目と棘

チュパカブラの目撃情報から、どのような体型をしているのかが分かります。その特徴としては、大きな赤い目と背中に棘が生えていると言うことなのです。身長は1メートルから1.8メートル。

直立することが出来て、カンガルーのように飛び跳ねる事も出来ます。目撃証言の中には、翼が有り空を飛ぶことも出来るという情報もあるのです。

目撃情報もたくさん有り、二足歩行も出来て背中に棘があると言うほかには、4足歩行で犬のような姿をしていたという情報のあるようです。

チュパカブラの正体は?

家畜を次々に襲って、血を吸うと言われているチュパカブラ。毛や皮膚が採取され、写真やVTR画像などの証拠らしいものがあるようです。その証拠で分かったのは、一部では作り物があると言うことなのです。そんなこともあり、どれもが決定的な証拠ではないものでした。

チュパカブラについて、曖昧な部分や分からない部分がたくさんあるのです。これからは様々あがっている、チュパカブラの正体の諸説について考えてみたいと思います。

動物説

目撃された証言の中で、チュパカブラの姿が毛の抜けた犬のようだったという証言があります。そんな証言もあることでチュパカブラの正体は、野犬やオオカミ・コヨーテが家畜を襲っているのを見間違えたのではないかというのです。

特にコヨーテやオオカミは、疥癬を患うと怪我全部抜け落ちてしまいます。その姿が怪物のように見えるので、チュパカブラと見間違えたという説もあるのです。しかも2000年頃から主流になっている4本足歩行と合致するため、動物説が有力となっていると思われます。

生物兵器説

チュパカブラが、人間が作った生物兵器ではないかという説もあるようなのです。自然界では生存していないと思われる、その姿からその説が唱えられているのでしょう。また映画「バイオハザード」でも、遺伝子の組み換えで全身の怪我抜け落ちた犬が現れます。


1968年にはアメリカ軍の施設のそばで、チュパカブラと思われるミイラ化した生物が見つかっています。その事から、アメリカ軍が開発した生物兵器だというのです。

生物兵器ってオカルト的な話になるのですが、それほど奇妙な姿をチュパカブラはしているのだと思われます。

宇宙人説

チュパカブラの姿は、とても地球上の生物ではないと言うことで、宇宙人説もあります。しかもチュパカブラの姿が、宇宙人のグレイと似ていることも有りその様に言われているのです。

それとチュパカブラの目撃地域が、UFOの目撃例がおおいことも有りその様なことが言われているのでしょう。しかしチュパカブラが血を吸うという、いかにも原始的な印象を受けるのですけどね。

未確認生物説

チュパカブラは、UAM未確認生物ではないかという説もあります。目撃写真のチュパカブラが、それほどインパクトのある姿をしているのです。そのインパクトのある姿で、UAM未確認生物説の代表格と言って良いかもしれません。

その特殊の姿から新種の生物や、パラレルワールドからやってきたのではないかと言う説を言う人も居るようなのです。

人間説

チュパカブラは、人間ではないかという説もあります。それはオカルト集団によって、家畜などの血が抜かれたと言うことなのです。オカルト集団によって生け贄にされたため、血を抜かれたと言うことです。

また日本でも猫などをバラバラにしたりする事件があります。それと同じで動物への悪戯目的などで、血を抜いたりしたという説もあるのです。その他にも、保険金目的で人間によって家畜が殺されたのでは、と言う説もあります。

こんな説が出るようにチュパカラブの特徴は、自然界の物からは逸脱しているのです。

昆虫説

動物の血が抜かれたのは、チュパカブラではなく昆虫ではないかという説もあります。動物が死んだあとに、蛆などが発生すると血が抜かれた状態になります。野生動物などに襲われ死んだ家畜が、蛆などによって血がなくなった状態を見たのです。

その状態を見て、チュパカブラが血を吸ったと想像したのだというのです。子供などが家畜の死骸に近づかないように、その様な話を想像したのかもしれませんね。

ミュータント説

生物兵器と同じ感じなのかもしれませんが、ミュータント説というのもあります。ミュータントというのは、人類のテクノロジーによって生まれた突然変異体です。それというのも、チュパカブラ騒動が起きた地域では、5年ほど前に蛇に似た頭と翼をもつ生き物が捕獲されたのです。

その地域にあるアメリカのルーズベルト・ロード海軍基地に、遺伝子工学研究所が存在するといわれています。捕獲された生き物は、その研究所で作られた生物ではないかと言われているのです。

しかもその地区は、過去にはアメリカがダイオキシンなどの開発をしていたという経緯があるのです。そのためにチュバカブラも、何らかの遺伝子操作がされた生物だと言うわけなのです。確たる確証もないですが、それを否定することもできないようですね。

想像説・都市伝説

チュパカブラは想像の生物ではないかという説もあります。それと同時に、都市伝説かもしれないという説もあるようなのです。暗闇で見る動物を怖いという先入観から、恐ろしい生物として想像したということです。

しかも二足歩行や、背中に棘があるというのは、発見された年に公開された映画「スピシーズ種の起源」という映画で出てくる宇宙人によく似ているのです。印象に残っている姿を、勝手に想像したのかもしれません。

また人の口から口への噂話ですから、いろいろな情報が入り混じり都市伝説みたいに膨らんでいったのかもしれませんね。

チュパカブラの動物説を詳しく!

チュパカブラについては、様々な説があるようです。どの説も確たる確証が得られているわけではないようです。ここからはチュパカブラが動物説ということについて、いろいろな角度から詳しく見ていきたいと思います。

疥癬に感染したコヨーテ

1990年代に中南米のプエルト・リコでヤギの血を吸う吸血鬼として初めて報告されたチュパカブラ。それからからメキシコやアメリカ中南部、そして中国までその噂は広がったのです。

2010年の6月には、生きたチュパカブラが目撃されているのです。その正体が、乾癬に侵されているコヨーテだったのです。乾癬とは痛みを伴う皮膚病で、毛が脱落したり皺ができたりします。

それと2007年には、チュパカブラの頭部が公開されています。それは乾癬に侵されていたコヨーテの頭部だったのです。これでチュパカブラの正体が、乾癬に侵されたコヨーテだという研究者も出てきたのでした。

ヒゼンダニによる疥癬

乾癬を引き起こす原因は、ヒゼンダニという寄生虫です。ヒゼンダニは人間にも影響を与え、痒みを伴う発疹を引き起こすのです。ヒゼンダニの宿主が人間や動物でも同じで、皮膚の内部に穴を掘り卵や老廃物を隠すのです。

皮膚の内部に隠された、卵や老廃物が免疫系に反応して炎症を起こすのです。その炎症によって皮膚に皺が深く刻まれたり、毛が抜け落ちたりするのです。

家畜への襲撃も納得

人間の場合はヒゼンダニの老廃物に対するアレルギー反応の疥癬には、比較的軽い症状で済むようなのです。しかしコヨーテなどのイヌ科の動物には、進化の過程でヒゼンダニのアレルギーに対する、対処法を身に付けていないのです。

対処法を身に付けていないため、アレルギーに反応して命を脅かされるのです。しかもコヨーテの場合には、アレルギー反応が激しいために、毛の脱落や血管の収束が見られます。そして全身の疲労や、体力の消耗が激しくなるのです。

もしチュパカブラが乾癬に侵されたコヨーテだとしたら、家畜を襲うことには頷けます。「乾癬に侵された動物は、体力の消耗が激しく獲物を捕まえにくくなる。そのため家畜を襲うのは納得できる。」と、ヒゼンダニの研究者バリー・オコナ氏は話しているのです。

間違った情報が広まる

チュパカブラの目撃情報が初めてあったのは、1995年になります。その頃プエルト・リコでの目撃は200件ほどでした。しかもその時の生物は、あきらかにイヌ科の動物ではなかったのです。大きな赤い目で、背中に棘がある姿でした。

しかも茶色の毛におおわれており、二足歩行の体長1メートルぐらいの生物だったのです。しかし1990年代の後半になると、伝言ゲームのようにチュパカブラの姿は変化していったのです。

2000年ごろになると、二足歩行の生き物が4本足で家畜の血を吸うチュパカブラの姿になっていたのです。このように、いろいろと姿を変えていったのは、間違った情報が人々の口から広まったからと考えられるのです。

二足歩行は猿だった?

二本足歩行のチュバカブラについて、アメリカにある国際未確認動物博物館の館長ローレン・コールマン氏は話しています。プエルト・リコで1995年の夏に封切られた「スピシーズ種の起源」が封切られます。それを見た人や、噂を聞いた人がチュパカブラの姿を想像したのではないかと言うのです。

また実験施設から逃げ出した、アカゲザルを見間違えたのではという話もあります。アカゲザルは後ろ足で立つことが多く、プエルト・リコでは実験用としてアメリカ軍がアカゲザルを使っていたのです。

そのアカゲザルを、チュパカブラと見間違えたのではと言うことです。辻褄が合う話かもしれませんが、アカゲザルが血を吸うことはないのでおかしいですよね。しかもいつの世にも、未確認の生物はいっぱい出てきますからね。

チュパカブラは米軍の秘密兵器だった?

チュパカブラについては、様々な説があります。昆虫説や人間説、またミュータント説などです。しかしここにきて、米軍の秘密兵器だったという説が有力視されるようになりました。

それがなぜかというと、あるテレビ番組が原因のようです。これからその有力視された、米軍の秘密兵器説についてまとめてみました。

ノンフィクション番組「Top 10 Secrets and Mysteries」

アメリカで放送されている、ノンフィクション番組「Top 10 Secrets and Mysteries」で、チュパカブラの事が放送されています。この番組では、「ミステリアスな生物」の新説などを紹介しているのです。

その番組の2回目の放送で、チュパカブラの事が放送されています。干からびたヤギの姿や、その首元に残った成人男性の指の大きさ位の2つの穴。襲撃された前夜には、奇妙な鳴き声が聞こえたという証言を放送しています。

そしてその姿に対する証言では、姿の異なる二つの証言なのです。人間の姿をしているが毛むくじゃらで小柄な姿と、一切毛が生えていない巨大な生物で、無数の棘が背中に生えている姿です。

2種類の異なるチュパカブラの姿が、今まで広く伝わっている姿でした。しかし番組では、その「正体」について、新たな新説を提供したのです。

チュパカブラは人工的に作られた?

1995年にプエルト・リコは、巨大なハリケーンに襲われます。その被害は甚大なものでした。家々の屋根は吹き飛び、町は瓦礫に覆われジャングルの木々も倒される被害にあったのです。

このジャングルには、アメリカ軍の秘密基地があったといわれています。その基地では、自国の兵を死傷させることなく、戦争をするための兵器を開発しているのではないかという話があったのです。

もしそうだとしたら、その秘密兵器が動物でそれがチュパカブラと見間違えられたのではと言う説を放送したのでした。この記事の中でも、チュパカブラが生物兵器ではないかという説を書いております。

檻から逃げ出した動物兵器が、家畜などを襲いチュパカブラとして恐れ始められたのではないかと、番組では紹介しています。

アメリカで放送されている、「Top 10 Secrets and Mysteries」は、日本では見ることができませんが、数々の未確認生物について紹介しているので、興味を持てる番組だと思います。

チュパカブラはUMA未確認生物として

チュパカブラについて、様々な説を検証してみました。特に動物説と、人工的な生物について詳しく調べてみました。しかしどれも決定的な確証を見つけることができませんでした。

私たちが生きている世界には、まだまだ未知の生物がいるものと思われます。その未知生物が、私たちに様々な興味と恐怖を与えてくれているのです。

いつの日かそのUMA未確認生物のチュパカブラの謎が、解き明かされる日が来ることでしょう。

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