漫画の概念をも変えた天才漫画家、手塚治虫の作品をご紹介します
2021/12/06
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重松清 (しげまつ きよし)
誕生日:1963年3月6日
出身地:岡山県津山市
最終学歴:早稲田大学教育学部国語国文学科
その他、ペンネームに田村章や岡田幸四郎などをもつ。
★ 受賞歴 ★
1999年 『ナイフ』 坪田譲治文学賞
1999年 『エイジ』 山本周五郎賞
2000年 『ビタミンF』 直木賞
2010年 『十字架』 吉川英治文学賞
2014年 『ゼツメツ少年』 毎日出版文化賞
心が動かされる感動の話が多い。
少年から中年男性まで、なぜそこまでの心理描写が出来るのだろう?というくらいの描写力。
重松清さんは人間観察力がずば抜けて高いのです。
たとえ解決の難しい悩みでも、自分だけじゃないよね、こういうことあるよね・・・と思える作品ばかりです。
この世の中の悩める人は、重松作品を読めば共感して心が軽くなること間違いなし!
そんな理由で重松清さんの作品をおすすめします。
涙活にもおすすめ!
涙活(るいかつ)とは、意識的に泣くことで心のデトックスを図る活動のこと。
重松清さんの作品は泣ける作品がとっても多いんです。
小説の内容は、家庭内、仕事、学校、友人関係など、誰もが一度は経験したことがあるような、無意識にも感じたことがあるような感情を扱い、とっても読みやすい作品が多数です。
重松清さんの作品の中で、ドラマ化・映画化作品は多数あります。
その中でもおすすめの作品を、ドラマや映画を合わせてご紹介します。
重松清 おすすめ作品 青い鳥
上手く話せない非常勤講師の村内先生が、正しいことではなくて「たいせつなこと」を伝え続ける。
どこの学校にもいる一人ぼっちの生徒の心にそっと寄り添い、本当に大切なことは何かを教えてくれる物語。言葉の大切さが詰まっているおすすめ作品。
重松清原作 映画『青い鳥』
2008年11月29日公開 105分
監督:中西健二
キャスと:阿部寛、本郷奏多、伊藤歩 ほか
重松清さんの吃音症の臨時講師「村内先生」が登場する短編集『青い鳥』の表題作を映画化。
重松清 おすすめ作品 とんび
妻に先立たれて不器用ながらも男手ひとつ息子を育てる父親とその父を愛する息子の話。
父と子の愛情、また隣人愛がとってもあたたかい話で、とにかく涙なしでは読めない作品。
重松清さんは、泣かせるツボを押さえているなと思わせられる作品。
とってもおすすめです。
重松清原作 TBS日曜劇場『とんび』
2013年1月13日スタート
監督:平川雄一郎
脚本:森下佳子
プロデュース:石丸彰彦
キャスト:内野聖陽、佐藤健、常盤貴子 ほか
製作スタッフの石丸彰彦、平川雄一郎、森下佳子は「JIN-仁ー」や「世界の中心で、愛をさけぶ」という、いずれも社会現象ともなった作品をともに送り出した最強タッグ。こちらも期待できる作品に仕上がっています。
重松清 おすすめ作品 その日のまえに
身近な人の死・・・人が生きるとは?人の死とは?色々と考えさせられる内容です。
すこし重いテーマではありますが、読む価値はあります。
自分はいかにして生きるべきか?答えは見つからないかもしれませんが、そう思ったら読んでください。おすすめの一冊です。
重松清原作 映画『その日のまえに』
2008年11月1日公開 139分
監督:大林宣彦
脚本:市川森一
キャスト:南原清隆、永作博美、筧利夫 ほか
この作品は、2014年にNHKプレミアムドラマにて、佐々木蔵之介さん主演でも放送された作品です。
重松清 おすすめ作品 あすなろ三三七拍子
藤巻大介、四十五歳、総務課長が社長の出向を命じられ「あすなろ大学応援団」で奔走する話。
ありえない話ですが、笑いあり涙ありの感動ストーリーになっています。
自分を含め、世間の頑張っている人たちにエールを送ってくれるような作品です。
きっと、あっという間に読破できそうなおすすめの作品。
重松清原作 フジテレビドラマ『あすなろ三三七拍子』
2014年7月15日スタート
脚本:吉田紀子、ふじきみつ彦
プロデュース:小林宙
キャスト:柳葉敏郎、剛力彩芽、風間俊介 ほか
視聴率さえ低迷しましたが、口コミでは非常に評価の高かった作品で、2位を記録しました。
その内容は、「毎回泣ける」といったものが多かったそうです。
重松清 おすすめ作品 流星ワゴン
重松清さんの作品では、圧倒的な知名度を誇っている作品ではないでしょうか?
問題を抱えた3組の父と子の話。
ファンタジー仕立てですが、現実離れしすぎていない不思議な作品です。
未来を変えられるのは自分次第、前向きに考えさせられる作品です。
重松清原作 TBS日曜劇場『流星ワゴン』
2015年1月18日スタート
監督:浅野太郎
脚本:八津弘幸、松田沙也
プロデュース:伊興田英徳、川嶋龍太郎
キャスト:西島秀俊、香川照之、井川遥 ほか
ドラマ化されるに当たり、原作にはないオリジナルエピソードが多数追加された作品。
原作もおすすめですが、西島秀俊さん、香川照之さんという言わずと知れた最強タッグのドラマもおすすめです。
重松清 おすすめ作品 きみの友だち
友だちって何だろう?と考えさせられる作品。
色々な「友だち」のかたちが描かれていますが、決してどのかたちが正解として書かれているわけでもありません。学生時代に読みたい作品でもあります。
この色々な「友だち」のかたちは、あなたも今までに体験してきた何かで、こんなこと今までにあったなって思うこと間違いないです。
重松清さんの心理描写の凄さが理解できる作品です。
重松清 おすすめ作品 くちぶえ番長
重松清さんが、子供向けに書いた優しい本。
子供向けに書かれていますが、大人になって読んでも気づかされる大切なことがたくさん盛り込まれています。小学生の日常の些細な出来事が描かれているので、自分の小さなころのを思い出して、なんだか懐かしい気持ちにさせられる作品です。
重松清 おすすめ作品 きよしこ
いいようもない寂しさやもどかしさを感じる作品。
重松清さんをモデルにした吃音の少年が出てくる物語。
言葉のハンディ抱えている分、人よりも言葉を考え、本当に大切な言葉が言えるのだと思い知らされる作品。
重松清 おすすめ作品 きよしこ
青春文学に興味のある人、窮屈でもあり輝いた時間をもう一度体験したい人におすすめの作品。
主人公のエイジと同じ中学生たちにも是非読んでもらいたい一冊、きっと今の自分の思いを重松清さんが代弁してくれてると思うおすすめの作品です。
重松清 おすすめ作品 小さき者へ
子供から見た大人の世界や、かつて子供だった大人が見る子供の世界を6つのエピソードで描く短編集。あなたが親になったら是非読んでもらいたい、おすすめの作品です。
親も不器用、社会的に認められた立場でも迷っていたんだ・・・子供の前では上手くいかない・・・ということに気付かされる作品。
重松清 おすすめ作品 トワイライト
アラフォー世代が読むと本当にリアルで恐ろしいくらいの作品。
重松清さんの描写力がわかります。
人生の様々な壁にぶつかって、自分の脆さや、悔しさなど色々な体験をした方におすすめの作品。
この世の中、完璧な人なんて、たくさんはいませんよね。
重松清 おすすめ作品 ビタミンF
心に効く栄養素ーー「ビタミンF」。
重松清さんが直木賞を受賞した作品です。
アラフォー世代のお父さんたちがモデルになる7つの短編集。
どこの家庭でも抱えていそうな問題を実体験と重ねて読み進められる作品。
一時の輝きを失い、人生の“中途半端”な時期に差し掛かった人たちに贈るエールとなる作品です。
重松清 おすすめ作品 ステップ
「悲しみや寂しさは、乗り越えたり、消えたりするものじゃなくて付き合っていくもの」
妻に先立たれた夫が娘を育てる話。
重松清さんの作品の『とんび』は息子を育てる話でしたが、どちらもその親子と周辺の人々が、出会いや別れを繰り返し、成長していくもの。
熱い感動のある『とんび』に対し、『ステップ』はふんわりとしなやかな感動が広がります。
重松清 おすすめ作品 ブランケット・キャッツ
女性におすすめの作品です。
重松清さんの作品の中では、読みやすい本です。
2泊3日で猫をレンタルし、レンタルした人たちの色々な話が詰まった短編集になっています。
重松清 おすすめ作品 ビフォア・ラン
重松清さんのデビュー作品です。
24歳の時に原型が出来上がっていたとか。
ファンタジックな内容で、爽やかで切ない青春物語です。
重松清さんの作品は、どれも名作ばかり。
人の心を動かしてやみません。
ここでは、ご紹介できなかった作品がまだまだあります。
あなたにも当てはまる日常の風景や感情を重松作品の中で多く見つけられることは間違いありません。
生涯忘れられないような、お気に入りの一冊を探してみてはいかがでしょうか?
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