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    意外と多い、福岡県の博多を舞台とした名作映画作品のまとめ

    全国的にも有名な都市、福岡県福岡市の博多。多くの俳優さん、タレントさんを輩出していることでも有名ですが、意外と知られていないのが、博多を舞台とした名作映画作品たち。今回は、そんな素敵な映画作品をご紹介いたします。みなさんはいくつご存知ですか?

    福岡県博多とは

    博多は、九州北部筑前国、現在の福岡県福岡市の地域です。

    博多どんたく祭りや博多祇園山笠など多くの祭りも行われ、全国屈指の都市として有名です。

    また、博多は映画や小説の舞台になることも多く、数多くの映画やドラマの撮影のロケ地としても有名ですね。

    今回は、そんな博多を舞台とした名作映画たちをご紹介していきます。

    気になる作品があれば、どの作品も一見の価値ありです!

    博多が舞台の映画と言えばコレ!『博多っ子純情』

    博多を舞台とした映画として、みなさんはまず何を思い浮かべるでしょうか?

    映画ファンならもちろん、『博多っ子純情』を思い浮かべるのではないでしょうか!

    博多っ子純情は、1976年から1983年まで「漫画アクション」に連載された、長谷川法世作・画による劇画です。

    福岡県福岡市博多区の古くからの町人街を舞台とし、主人公の郷六平とそのガールフレンド小柳類子の、中学生から大学生になるまでの青春群像を縦軸に、博多祇園山笠などに代表される人情味あふれる古き良き時代の博多の風物を横軸にした作品です。

    セリフは博多で使用される方言の博多弁であり、「博多」を全国に広めた作品でもあります。

    映画『博多っ子純情』初DVD化予告篇

    現在はDVD化もされていますので、ぜひ一度レンタルして鑑賞してみてはいかがでしょうか。

    博多出身の方はもちろん、博多にゆかりの無い方もどこか懐かしい気分になるかもしれません。

    映画ファンには常識、『海と毒薬』

    海と毒薬は、1986年制作、原作は遠藤周作の同名小説の日本映画です。

    1987年の第37回ベルリン国際映画祭・銀熊賞審査員グランプリ部門受賞作品でもあります。

    撃墜されたB29搭乗員8名が帝大医学部(架空の大学ですが、九州大学をモデルとしています)に連れてこられ、人体実験を行われるというところから物語は発展していきます。

    少しヘビーな内容ですが、見始めるとどんどん映画の世界に引き込まれ、あっという間に時間が経ってしまうような、見ごたえのある作品です。

    また、キャストには若き日の奥田瑛二さんや渡辺謙さん、岸田今日子さんなどが出演しており、映画ファンにとっては必見の作品になっています。

    【予告篇】海と毒薬

    古い映画ではありますが、多くの話題を呼んだ作品。

    原作ファンもこの作品をぜひ映像で味わってみてはいかがでしょうか。

    映画界に衝撃を与えた『嫌われ松子の一生』

    嫌われ松子の一生は、山田宗樹の小説『嫌われ松子の一生』を原作とした映画作品です。

    2006年5月に公開され、主演は中谷美紀さんがつとめました。

    修学旅行中に教え子が起こした現金盗難事件を収めるためにその場しのぎの対応をとったため教師の職をクビになり、家族とのいざこざから家を飛び出したことから転落していく、川尻松子の悲劇の人生を描いた物語となっています。

    映画は悲劇的な物語のはずなのに、どこか笑えるコミカルなタッチで綴る演出で描かれています。

    撮影は栃木県内・長野県内などで行い、九州内では実施しておりませんが、物語の舞台は福岡県となっています。

    『嫌われ松子の一生』予告

    中島哲也監督による映画作品。

    DVD化もされていますので、この独特の世界観に浸ってみるのもいいのではないでしょうか

    記憶に新しい、『僕達急行 A列車で行こう』

    僕達急行 A列車で行こうは、2012年3月に公開された日本映画作品です。
    鉄道ファンである若者たちの友情と恋を描いたコメディ映画となっています。

    主演は松山ケンイチ、瑛太という若手演技派が挑み、共演に貫地谷しほり、村川絵梨、ピエール瀧、笹野高史など実力派が脇を固めていることでも話題となりました。

    撮影は博多・中洲のであい橋から始まり、JR博多駅など、九州内でロケが行われました。

    『僕達急行 A列車で行こう』予告編

    主演をつとめたお2人の演技はさすが!という他ありません。

    この映画を観れば、みなさんも鉄道ファンになってしまうかも!?

    番外編〈その他福岡県を舞台とした映画作品〉

    『ロボジー』

    2012年1月に公開された日本の映画作品です。

    電器メーカーの技術者が老人にロボットを演じさせてしまうという痛快ドタバタ・コメディ。

    撮影のほとんどは、福岡県北九州市で行われました。

    『ロボジー』予告編

    『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』でも有名な矢口史靖監督による作品です。

    とにかくおじいちゃんがかわいくて、そして時にはかっこよく・・・!
    終始笑いっぱなしの映画になっています。

    『青春の門』

    五木寛之が1969年から『週刊現代』に断続的に連載している大河小説で、テレビドラマ化や映画化、漫画化もされた有名な作品です。

    太平洋戦争の真っただ中の昭和時代。福岡県筑豊を舞台に、一人の少年の人生を描いた映画作品です。

    『青春の門』予告編

    こちらも古い映画ですが、青春時代の青年の心情がはっきり伝わる作品です。

    みなさんの父親、おじいちゃん世代の青春ってこんなだったのかな~なんて想像しながら観てみてはいかがでしょうか。

    海猿は、作者佐藤秀峰、原案・取材小森陽一による漫画です。1999年より連載され、2001年に完結しましたが、翌2002年にテレビドラマ化、さらに2004年に映画化された人気作品です。

    海上保安官である仙崎大輔を主人公として、海難救助を中心とした海上保安官の活躍を描いています。

    この映画で海上保安官に憧れた方も多いのではないでしょうか。

    撮影は福岡県北九州市でも行われ、海猿ファンにとっては必見のロケ地となっています。

    『海猿 BRAVE HEARTS』予告編

    海猿シリーズはドラマや映画と、多くありますが、一度観はじめるともう止まらない!

    最初から最後までハラハラドキドキ、みなさんも主人公の仙崎に恋をすること間違いなし!

    まとめ

    福岡県博多を舞台とした映画作品をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

    『博多っ子純情』、『海と毒薬』、『嫌われ松子の一生』など、多くの名作映画が博多を舞台として映像化されています。また、『僕達急行 A列車で行こう』など、撮影が博多で行われた映画も数多くあります。

    今回ご紹介しきれなかった作品も多くありますので、興味のある方はぜひ一度調べてみると、意外な映画作品が博多を舞台としていることを発見できるかもしれませんよ!

    また、映画ファンとしては一度そのロケ地を訪れるのも憧れですよね!

    休暇を利用してロケ地めぐりなどをしてみてはいかがでしょうか。

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