ドラマ・映画のmozuキャストを知って、mozuをもっと楽しもう!
2016/08/20
sachiyo666
2016/05/24 更新
mozuは原作の小説「百舌」シリーズから始まったミステリー系の物語。このmozuなにがすごいかというとそのアクションシーン。確かに原作を読んでいるとこれは実現不可能なのではと感じてしまうほど。これを30年かけて可能にした現代の映像作品と小説の良さについて分析。
mozuとはなんでしょうか。まずはそんな疑問から。
mozu
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
mozuは獰猛な鳥の百舌(モズ)の事です。謎が多く残るその習性が早贄です。
とがった小枝や鉄線のトゲ等に、自分の餌となるバッタやカエルなどの獲物を串ざしにする習性があるんです。
多くの謎があるがその習性こそがこの映画の原点
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
この鳥の習性になぞらえて、殺害の衝動と称す殺し屋・新谷=百舌、これが大きく物語に絡んできます。
映像化は不可能だった
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
MOZUをご覧になられている人なら解ると思うが、かなりストーリー性の高い作品でありここまで原作~映像化におよそ30年を要したそうだ。
MOZUの映像化は障害も多かった
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
作品をリリースするに当たり映像化の話は多くあったものの、当時は公安警察を取り扱うものがなく、その為映像化も困難だったんだとか。
西島さんもこう話す
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
実際この映画のアクションシーンを演じ彼自身も「この映画のアクションシーンは表現できなかったのだろう」と映画を撮り終え感想を述べたそうです。
ドラマ等の映像作品について。
地上波
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
構成はSeason1~Season2そして映画とつなぐ訳です。それぞれの展開について分析していきましょう。
Season1
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
ここでは主に前半の主人公は前項にも紹介した殺し屋・新谷やテログループによる事件である。とにかくハードアクションなので是非ご覧頂きたい。物語の始まりであり、原作の百舌の叫ぶ夜にあたる。
Season2
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
舞台は海外へと移ってゆく。国家転覆を狙う陰謀がや公安の裏等様々な裏の人間模様が暗躍する。是非こちらも1と合わせてご覧頂きたい。原作の幻の翼にあたる。
映画
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
夢に現れる都市伝説の“ダルマ”がついにその正体を暴く物語になる衝撃の作品。スケールも海外での撮影が多く、かなり躍動感あるものになっている。
番外編
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
大杉探偵事務所はスピンオフドラマであり、物語の登場人物である大杉良太と鳴宮啓介を主人公とした探偵事務所の成り行きをドラマ化した作品である。またmozuとは異なった視点での作品として楽しめる。
更に深く世界観をみていきましょう。
原作と映像化の違い
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
この原作と映像化されたドラマ等との違いは原作を読まれている人ならわかると思いますが結構多く存在しています。
映画もオリジナル的要素が満載
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
先ほどもお話に映画は何にあたるのかというところでしたが、本来なら原作は幻の翼⇒砕かれた鍵なのですが、映画=砕かれた鍵とは思わないほうがいいです。原作は別作品と読むとまた世界観が広まります。
まだまだある
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
そもそもが、設定が大きく異なる点がありますので、(砕かれた翼では倉木と明星が結婚していたり)、ただ映画で一つ区切りとなっているので、一回通しで見た方が映像の方は話がすっきりまとまります。
どちらも話の展開が奥深い
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
原作も映像も総じて言えるのは奥が深い作品なので何回も見直してもミステリアスな内容ですので話題になるだけありその納得感も得られます。
出演陣が豪華すぎる
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
まぁそれもそのはずで出演陣の俳優たちが皆実力派の俳優揃いだからなのも大きいです。この凄腕の俳優たちですから深みが違ってくる訳です。
ここで原作者にピックアップしてみましょう。
逢坂剛
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
この作品の筆者にスポットしておかねばなりませんね。
逢坂剛
1943年11月1日生
東京都文京区
小説家
推理小説、冒険小説、時代小説等
代表作 『カディスの赤い星』(1986年)他
受賞歴
オール讀物推理小説新人賞(1980年)
日本冒険小説協会大賞(1986年)
直木三十五賞(1987年)
日本推理作家協会賞(1987年)
吉川英治文学賞(2015年)
数々の名作を世に送りだす逢坂氏
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
彼の人生は小説に始まり小説に終わると言っても過言でない程、そのミステリー小説には味わい深いものがありmozuの作品を作り出すのも納得がゆく。
ミステリー作家
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この百舌シリーズ(公安警察シリーズ)は7作品以上にも及び描かれていますが、最近ドラマ化に伴い、主演の3人がのった表紙で2014年に集英社文庫からリリースされていますので、一度手にとりミステリーの逢坂ワールドを堪能するのは如何でしょうか。
実際の原作者逢坂さん
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
原作を作り上げた逢坂さんについてはこんな人柄です。
原作のネタバレ紹介
映画やドラマで話題になったmozuの原作とそのストーリーについて
mozuに関してはこんな動画も見つけましたので是非ご参照ください。
原作が1981年から始まり「裏切りの日日」そこから2002年の「鵟の巣」まで6作が執筆されているので、これを映画やドラマに落とし込むことはそう簡単ではないし、第一小説の世界観も壊されてしまう可能性もあった訳ですが、TBSとWOWOWで共同製作で大プロジェクトとして初めて映像化⇒ドラマ⇒映画へとなった成功した事。つまりは大作なのです。
一緒にせずそれぞれの観点で見る事をお勧め致します。
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