2020/03/27
amaretto
・ココ・シャネル(フランス語: Coco Chanel)
・1883年8月19日-1971年1月10日
・フランス南西部オーヴェルニュ地方ソミュール生まれ
・12歳になる前に母親を病気で失い、孤児院や修道院で育った。
・デザイナーになる前は、歌手を夢見ていた。
・歌手を目指してオーディションを受け続けるが、落ちてばかり。退屈しのぎで制作していた帽子のデザインが認められ、帽子のアトリエを開業。
・1913年、オートクチュールのデザイナーとして本格的にデビュー。
シャネルの名言集から。
映画「ココ・アヴァン・シャネル」
世界的なブランド、シャネルを通して女性の自立を目指したココ・シャネルの成功の秘密を描いた物語。ココ・シャネルの哲学がこめられた「シャネル」についてよく知ることができます。
・1933年9月10日生まれ
・ドイツ出身
・19歳で、パリに移住。
・21歳で国際羊毛事務局が主催するコンクールのコート部門で優勝。
・オートクチュールメゾンで仕事をした後、1962年独立、プレタポルテに進出。
・1963年、クロエ(Chloé)のヘッドデザイナーに。
・1965年フェンディのデザイナーに。
・1983年クロエを去って、シャネルのデザイナーに就任。
・1992年クロエのデザイナーに復帰。
・以後、フェンディ、シャネル、クロエのメゾンを兼任。
・カール・ラガーフェルドのデザインの特徴は、「ストリート・ファッションをエレガントに表現する」。
・服を皮膚と考える彼は、身体をしばらない、着やすい服作りに努め、「重ね着の魔術師」「トータル・ルックの名手」と呼ばれる。
・以前は太り気味の体に扇子とポニーテールがトレードマークであったが、2000年に「ディオール・オムの細身のスーツを着るために」13ヵ月で42kgの減量に成功。
・痩せてからは、襟の高い細身のジャケットとシャツにクロムハーツのジュエリーを身につけるのが彼のシグネチャールック。
・ドイツ語、イタリア語、フランス語、英語の4ヶ国語に堪能。
窮屈なコルセットに足全体が隠れる長いスカート、このようなヨーロッパの女性たちのファッションに革命を起こしたのがシャネルのデザインでした。まだまだ男性優位だったヨーロッパ社会で、「女性の服の解放」を行ったのが正にシャネルだったのです。自立した働く女性のためにデザインされたシャネルの代表的なファッションを見てみましょう。
「シャネルのスーツは、活動的な女性のために作られています」と、マドモアゼルはよく言っていたという。また「服が持つエレガンスとは、動きの自由の中にあるのだから」と、彼女はジャケットの堅苦しさの要素であった芯地と肩パッドを排除した。
ツイード素材のスーツ
ツイードとは、羊毛で織られた厚手の織物のことで、非常に厚手で、ザックリとした肌触りが特徴。防寒性や耐久性の高い素材です。シャネルは、このようなツイード素材を使って、動きやすいけれどエレガントさを失わないスーツを発表し、世の中を驚かせました。
ジャージ素材を使ったオフィスルック
その伸縮性の高さから、スポーツウェアにも多く使われているジャージ素材をエレガントなデザインでオフィスルックに採用したシャネル。
LBD(リトル・ブラック・ドレス)
当時、黒一色の服は、「喪服用」として認識されていたのだとか。シャネルの美しいデザインがLBDを広汎させ、今ではモデルや芸能人、一般人問うことなく誰もが1枚はもっているマストアイテムに。
INSIDE CHANEL
シャネルにまつわる様々なストーリーを紹介するショートフィルムで、こちらの動画では「シャネルの色」に関するストーリーを紹介。
ハイファッション界でよく使われる「ミューズ」。これは、デザイナーのイメージを具現化し世間に広めるイメージモデルを指しています。※ミューズ(女神)
シャネルの代表的なミューズと言えば、クラウディア・シファー、アンジェラ・リンドヴァル、ダリア・ウェーボウィ、フレジャ・ベハなどがいます。彼女たちは、シャネルの広告に頻繁に登場。
カトリーヌ・ドヌーヴ
・フランス出身
・1943年10月22日生まれ
・女優
・1970年代後半にシャネルの代表的な香水「No.5」のスポークスモデルとして登場。
・映画「シャネルとストラヴィンスキー」でココ・シャネルを演じた。
イネス・ド・ラ・フレサンジュ
・フランス人
・1957年8月11日生まれ
・初めてシャネルと専属契約を交わしたモデルで、元祖スーパーモデルと言われている。
・1975年から80年代終りまでシャネルのモデルを務めた。
カーラ・デルヴィーニュ
・イギリス出身
・1992年8月12日生まれ
・モデル業以外にもソーシャライト、女優、歌手として活動中。
・「ヴィクトリアズ・シークレット」のランウェイでもモデルを務めた。
・シャネルのアイウェア2016年春夏コレクションでモデルとして返り咲いた。
ヴィオレット・ドゥル
・シャネルの2016年春夏プレコレクションのヴィジュアルに抜擢
・母親は、元シャネルのモデルイネス・ド・ラ・フレサンジュ
アナ・ムグラリス
・フランス人
・1978年4月26日生まれ
・2002年にシャネルの香水「ALLURE」のスポークスモデルに抜擢後、10年以上シャネルの広告塔を務めている。
松岡モナ
・1998年2月10日生まれ
・アイリッシュの血を引く白人の父親と日本人の母を持つ。
・15歳でミラノコレクションデビュー。
・2013年に伊勢丹のリニューアル広告のメインモデルに抜擢されたことも。
ギャスパー・ ウリエル
・フランス人
・俳優
・1984年11月25日 生まれ
・2010年、シャネルの香水「BLEU DE CHANEL」のイメージモデルに採用
BLEU DE CHANEL(ブルー ドゥ シャネル)
・「あらゆる束縛から解放された自由」を表現 したウッディ アロマティックの香調
・1999年に発表された「アリューム オム」以来、11年ぶりの発売となるシャネルの新メンズフレグランス
キムタクがラジオのレギュラー番組「what's up SMAP」で、
愛用中の香水を「チャンネルの青」と暴露した途端、
シャネルのメンズ香水「ブルードゥシャネル」が、次々と、
売切れが続出し始めました。
ネット上では、女性ウケ抜群の香水として話題になっていました。
ラジオで愛用の香水がシャネルのものであることを明かす木村拓哉の声。このラジオを通して、こちらの香水が日本でかなり有名なものに。
ルー ドゥ シャネル(2010)
この話題の香水、広告フィルムをアカデミー賞監督賞・作品賞受賞経験のあるマーティン・スコセッシ監督が手掛けたことでも話題に。ギャスパー ウリエルが広告モデルとして主人公役を演じた。
ルー ドゥ シャネル(2015)
こちらは2015年に公開された後編。ジェームズ・グレイ(James Gray)が監督を務めた。広告モデルは、前編と同じくギャスパー・ウリエル。
ハドソン・クローニング
・ニュージャージー出身
・シャネルの2011年春夏コレクションに登場
・2016年春に販売されるシャネルのキッズラインのモデルも務めている。
・父親も2013年世界で最も美しい男性TOP100に選出され、シャネルのランウェイにも登場した有名モデル
カールの溺愛ぶりが感じられます。
カール・ラガーフェルドが、キッズラインを展開。シャネルではなく、自身の名前を冠したブランド「カール・ラガーフェルド」から発売されたもの。サイズは、ベビー~16歳くらいまでと幅広く、男の子用、女の子用衣類と合わせてアクセサリーも発表。
洋服のデザインにも採用された猫のイラストは、カールラガーフェルドの愛猫シュペットがモデルなのだとか。
いかがでしたか?ココ・シャネルによる「女性の解放」をコンセプトに始まったブランド「シャネル」。その哲学はカールにしっかり継承され、今もなお女性たちの憧れとしてファッション界に君臨しています。また、そんなシャネルの広告塔となるモデルは、時代を反映した旬の女性たちばかり!今後もシャネルから目が離せませんね!
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