【大人気実写ドラマ】花より男子のキャストは超豪華だった?一挙ご紹介!
2021/11/10
rirakumama
『BORDER(ボーダー)警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』
2014年4月10日からスタートしたドラマ「ボーダー」は、「GO」や「SP警視庁警備部警護課第四係」など数々のヒット作品を手掛けた直木賞作家、金城一紀氏が書き下ろした作品。
タイトルのボーダーにはさまざまな意味や思いが込められていて、毎回その「ボーダー(境界)」に考えさせられる新感覚の刑事ドラマになっています。
神の領域に足を踏み入れた主人公の葛藤を描いたドラマ「ボーダー」をご紹介します。
主演の小栗旬をはじめ個性あふれる俳優陣が脇を固めています!
それぞれの役柄に合ったキャスティングで、主役の「石川安吾」役は当初から小栗旬さんをイメージして作られていました。このドラマに欠かせない情報屋、便利屋、ハッカーの存在、特殊能力で死者と対話できる小栗旬さんの演技にも注目です!
1話完結のストーリーですが回を重ねる毎に主役の石川安吾はその特殊能力により、さまざまな「ボーダー」を考えさせられます。死者と対話できる刑事なんて最強じゃないか!?と思われますが、どんどん追い込まれていく石川安吾。
そんな石川安吾の葛藤と各話ごとの魅力をご紹介!
ある事件で頭に銃撃を受け、一度仮死状態になり奇跡的に蘇生する。退院後仕事に復帰するが、その時から死者と交信する能力が発現した。石川が遺体と向き合う時死者の意識が“起こされ”、生前の姿で何かを語る。事件の証拠となる弾丸は摘出されず脳内に留まったまま、予断を許さない状態にある。
「ボーダー」の重要な要素、「死者と対話する」銃弾が頭に打ち込められたことにより発現した能力。
弾丸は残ったままの石川安吾の運命は・・・
このドラマ最大の要因「死者と交信する」能力を手にするきっかけとなる事件が発生。
事件が起こらないか・・・私生活をも犠牲にして捜査に没頭していた石川安吾。そんな時呼び出された現場で犯人に撃たれてしまう。頭部に被弾してしまい昏睡状態になった石川安吾は「人は死んだらどこにいくんだろう」という疑問と同時に死にたくないという強い感情。その後奇跡的に一命を取り留め、一度死の淵に立たされ強い意志をもった石川安吾はやがて仕事に復帰しました。
復帰した矢先の一家殺人事件で石川安吾は現場で男の子に出会うが、その子はこの殺人事件で殺された男の子だった。
死んだ人間が見える!?
その後、一家が殺害された家に入ると寝室には夫婦の遺体があり、そこで死んでいるはずの遺体と同じ人が見えるいう信じられない光景を目の当たりにします。やがて自分の能力に戸惑いながらも事件解決に捜査を始める石川安吾。
死んだ人の声は聞こえるけどその事をどう立証していくかが、このドラマの見どころでもあります。
悪を絶対に許さないまっすぐな石川安吾は死んだ人間の声が聞こえるようになり、その無念を晴らす為にどんな手を使ってでも犯人を追いつめていく。ドラマが進むごとに石川安吾の人間模様も気になる要素になっていきます!
ボーダー第2話の交信相手は被害者ではなく自殺して死んだ犯人。犯人との対話で挑発されながらも事件解決にひた走る石川安吾。
女子高生を6人殺害した犯人逮捕に乗り込み、その目の前で犯人はためらいもなく頸動脈を切って自殺。最後に「もう1人いる」と他にも殺そうとしていた被害者の女子高生がどこかにいることを言い残し、石川安吾は女子高生を救出する為に犯人を追いこんでいきます。
小栗旬主演の「BORDER」に出て来る二人のハッカーとは何者?
ボーダーに欠かせないハッカー「サイモンとガーファングル」石川安吾の捜査に協力しますが、ハッキングはするけど誹謗中傷などはしないと信念をもったハッカー2人のキャラクターにも注目です!
ボーダー3話は悲劇の連鎖について考えさせられるドラマ展開。
団地に囲まれた広場で若い男の刺殺遺体が見つかり、出血痕が少ない事から別の場所で殺された後、着替えさせられて放置された遺体。
またもや石川の目の前に死者が現れるが遺体と顔が違うことから整形手術をしている事が判明!自分を殺した人物の名前を石川安吾に告げるが多くを語ろうとせずにいました。
実はこの死者、5年前の妻子殺害事件の加害者なんです。その殺害した妻子の夫が犯人だということ。
アリバイもある犯人を一体どう追いつめていくのかが今回の見どころです!
ボーダー重要キャラクター便利屋・スズキの登場!
ボーダーに欠かせないキャラクターがまたまた登場!興信所の調査員をした事がきっかけで裏社会で盗聴やピッキングなど、高い技術を身につけています。その技術は刑事からも裏で依頼を受ける程評判で、やがて石川の特別なものを感じた情報屋赤い同様、捜査に協力するようになります。
サブタイトルからも緊迫した状況が予想される第4話のボーダー、狙われたのはホームレス。石川安吾の前に死者となって現れたホームレスは「個人的な恨みはない。囮になってもらう」と犯人が言っていたと告げ、それが遺体に張られていた「取扱注意」のシールの意味をさしていることにいち早く気付く石川安吾。遺体の下に仕掛けられた爆弾により吹き飛ばされる、石川・立花・比嘉の3人。傷を負った仲間の為にも犯人確保に意気込むが、またしてもホームレスが殺されてしまいます。
犯行の痕跡残さない犯人にあらゆる情報網を駆使して事件解決していくところが今回の見どころです!
ボーダー重要キャラクター 情報屋・赤井
このキャラクター無くしてはドラマが進まないというほど重要な人物!外資系の大手金融機関などを転々とするうちにあらゆる人脈を得たことを生かし、裏世界の情報屋となる。「立ち呑み 情」を拠点にし、石川安吾に協力をするハッカーや便利屋を紹介したのも赤井ですが、その正体は不明。
今までのストーリーとはまた違う人間ドラマが描かれた第5話のボーダー。死者として現れたのは自分で柵を越えようとして事故死したサラリーマン。仕事にやりがいを見いだせず、自分が生きている意味がわからないけど、家族のためには仕事にしがみつくしかない。そんな矢先妻に出張へ行くと風俗店に行こうとするが、それも出来ず1人寂しく酒を呑んでいたところ思いついたのが「柵超え」。なんともあわれな死に方をして図々しいお願いを石川安吾にする今回の死者ですが、そんな彼の思いを家族に伝える為に石川安吾は翻弄します。
今回死者役に宮藤官九郎さんを迎え、いつものシリアルなボーダーとは違いコメディ要素も含んでいて見ていてほっこりするような内容になっています。
5話のボーダーに登場した記憶をなくした死者役のクドカンこと宮藤官九郎さんが面白いと話題になっています!
そんな生き生きとした死者役クドカンの面白いセリフを紹介☆
「何かすごく大事な事忘れてる気がするんです。お願いします!助けてください!こうなったら自分が誰か、なんで死んだか思い出すまであなたのそば離れませんからね。」
死んでいるのわりにはすごく必死な幽霊ですが、なぜか憎めないキャラクターなんです。
これはちょっとやそっとでは離れてくれない・・・呪縛霊のように離れない死者に石川安吾も協力する気になったのでしょうか。
白衣を着た比嘉に自分の体を検死解剖されている様子を見て興奮している死者。
幽霊でも興奮するというコメディ的な要素が面白いですね!
記憶をなくした死者は妻の顔も忘れていて、遺体確認に来る妻に対して思ったことなんでしょうが、人間味ある言動に笑ってしまいます!
女子高生が次々に飛び降り自殺をするという事件が発生。自殺と断定されましたが、その自殺した女子高生の側には枯れ枝、中指の硬直と頸椎が折れていた事に疑問を抱きます。亡くなった女子高生は以前、自殺未遂をしたことがありました。その後、また女子高生の飛び降り自殺が発生。
前回と同じ様に自殺未遂経験者で頸椎が折れていたことから『ダンテの神曲』という本を思いついた比嘉。自殺ではなく事件性を感じた石川は遺体を見たいと部屋に入るとそこには、死者となった女子高生がいて「私は自殺なんてしていない!誰かに殺された」と言いました!
今回のドラマの見どころは犯人、そして石川安吾自身の苦悩を描いたストーリーになっています。
そして石川安吾の兄が自殺していたことなど明らかになっていく過去にも注目です!
ダンテの神曲・・・そして石川安吾、兄の自殺
ボーダー第6話のキーワードとして出てきたのがこの『ダンテの神曲』
詩の一節に「自殺者は地獄に堕ちたあと自分の肉体に暴力を加えた罪によって、ひね曲がった枯れ木にされその枝を折られて苦しみを与えられる」という事が書かれています。
小栗旬さん演じる石川安吾が負ける!?と思わされるようなタイトルに内容がとても気になりました。今回のボーダーの見どころはまさに「敗北」、犯人は分かっているのにあらゆる手を使い証拠、証言者を消していく掃除屋の存在に石川安吾達は苦戦してしまいます。政治家の息子によるひき逃げ事件を暴こうとする石川安吾ですが、情報屋の赤井、サイモン・ガーファングル、スズキの協力も空しく最後は犯人が勝ち誇ってしまう第7話。石川安吾は死者が見えてその被害者の無念をはらそうとする一心ですが、その強い思いが徐々に暴走していきドラマは佳境へと向かいます。
一流の掃除屋・神坂を演じたのは?
第7話ボーダーでひき逃げ犯の証拠隠滅をした請負人・神坂を演じたのは、元BLANKEY JET CITYのベーシスト中村達也さん。切れ長の鋭い目がまさに今回の掃除屋神坂にピッタリでした。主演の小栗旬さんも「達也さんは一緒に撮影したファーストカットから、これまでの敵とは全然違う空気感をまとわれていて、『なんかヤバいヤツが来た!』っていう感じがしたんですよ(笑)本当に素晴らしかったです!」と中村達也さんの存在感ある演技を絶賛していたそうです。
石川VS神坂の格闘シーンがスゴ過ぎる!!
ボーダー7話で繰り広げられた石川安吾と神坂の格闘シーンはこれまでにないくらい迫力のあるものでした!およそ6時間かけられて撮影されたこのシーンは幅役2メートルの路地裏で撮影され、カメラワークも360度回転したりと臨場感あふれる格闘シーンに仕上がっていました!役50分のドラマでこのクオリティーはスゴイです!
ボーダーダ第8話このドラマの要となる石川安吾の「死者と対話」する能力が発現することとなった警官殺し事件の真相が明らかになります。
組織犯罪対策部所属の元刑事が銃殺され、その手口が石川安吾を撃った犯人と似ている事から頭の中の弾丸が手掛かりと考えた石川安吾。自分に弾丸を撃った犯人を調べていくうちに隠されたもうひとつの真実に辿りつきます。自分を撃った犯人に銃口を向ける石川安吾、いよいよ法のボーダーを超えてしまうのか!!
事件の真相は?犯人は管理官!?
麻薬密売組織の一斉取り締まりが5人の警官によって行われた際、ガサ先で組織の幹部がなんと転落死していた。その時に鴨川は1億もの金を盗んでいたのです!
5人のうちの2人はすで殺されていますが、警察として後ろめたさを感じていた上田。
麻薬に手を染め、借金まみれになり鴨川に金をゆすってきた荒木、事件後ビクビクして、いつ口を開くかわからない酒井の3人。鴨川にとって邪魔でしかならなくなり次々に殺害していったのでした。警官殺しの事件の真相は1人の曲がった欲望により行われたもので、石川安吾が撃たれたのは、たまたま酒井と鴨川が待ち合わせしていたところに、石川安吾が居合わせてしまってため撃たれたのです。
ドラマのキーワードの真相がわかった第8話でしたが、石川の頭の中の弾丸は今後どうなるのでしょう。
最終回視聴率!
いよいよ最終回を迎えてしまったドラマ「ボーダー」。
初回の9.7%の一ケタから見事に視聴率も上がっていきましたね!当初は裏番組の「MOZU」と厳しい戦いでしたが最終回の視聴率ではMOZUは13.8%、ボーダーは14.4%タでした!ボーダーは後半に行くにつれ引き込まれていくストーリー展開がとてもよかったと思います!
同じ刑事ドラマでした、ボーダーの特殊能力のある警官という設定が非常に惹きつけられました。
ドラマのタイトル『BORDER』が込められた衝撃のクライマックスです!
誘拐された子供が遺体になって発見されたことから最終回のドラマは展開していきます。
金目的ではなくただ子供を殺害する犯人は唾液を使って『A』という文字を残していた。これは警察への挑戦ともいえる行動ですね。被害にあった子供・弘志の話により、犯人は玩具メーカーの安藤という男が浮上し、石川安吾は安藤に会いにいきますが、弘志の事は知らないといいます。
その時弘志がとても苦しそうな表情を見せたことで石川安吾は犯人は安藤だと確信します。
しかし安藤を捕まえる為の証拠は何も出てこずに石川安吾は苛立ち、安藤に「お前がやったんだろう」と突っかかってしまいます。
今回のドラマ一番の見どころシーンです!
弘志の葬儀が終わり参列していた石川安吾の目の前に現れた弘志は
「ありがとう」といって笑みをを浮かべていたが、遺体が焼かれてしまえばそこまでです。
悔しさのあまり安藤の元へと走り出し、
「死にたくなかったら自白しろ!証拠を差しだせ!」と連れてきた屋上から今にも落とされそうになっている安藤ですが、石川安吾には私は殺せないといい「私の勝ちですね」と言いいました。
カッとなり安藤の襟元に力が入りますが次の瞬間、安藤を掴んでいた手を離し軽く押して安藤を突き落としたのです。
小栗旬さんの演技力が光る瞬間でした!
安藤を突き落とした瞬間は無になっていた感じの石川安吾でしたが、ドサッと下から音が聞こえて、我に返り、恐る恐る下を見た石川安吾。そこには大量の血を頭から流して倒れている安藤の姿があり、愕然し声にならない悲痛な叫びを上げる石川安吾。
とうとうボーダーを超えてしまった石川安吾。このボーダーの意味は法のボーダーラインを超えるということだったのでしょうか。
今回のドラマで、セリフなくとも石川安吾の心情がわかる小栗旬さんの演技が特に素晴らしかったシーンでした!見逃した方は要チェックです!
ついにボーダーを超えてしまい、絶望する石川安吾の肩に背後から手を差しのばす死者となった安藤がいました。
おもわず驚いてしまう石川安吾に安藤は不気味な笑みを浮かべて、
「こちらの世界へようこそ」と言いました。
BORDER Blu-ray BOX
価格 ¥18,470(税込)
ドラマ「ボーダー」はDVDで動画を見ることができます!Amazonで現在も販売中なので、気になる方は購入して下さいね!
いかがでしたか?
最後の最後までハラハラして目が離せなかった最終回でした!
「こちらの世界にようこそ」という意味は「悪の世界にようこそ」と石川安吾が正義と悪のボーダーラインを越えた意味が込められていたのではないかと思います。
小栗旬さんの演技も素晴らしく、毎回出てくる登場人物の人間ドラマも内容が濃くてとても面白かったです。
まだ見ていない方には是非見て頂きたいドラマ「ボーダー」のあらすじと見どころでした!
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