【衝撃事件】安室奈美恵の亡くなった母親とはどんな人物だったのか
2018/10/05
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1996年 - 1997年、茶髪のロングヘアー・ミニスカート・細眉・厚底ブーツなどといった彼女のファッションスタイルや髪型、メイクなどに憧れる若い女性たち、いわゆる“アムラー”が大量発生した「アムラー・ブーム」を巻き起こし、社会現象となった
若い女性を中心に爆発的人気となった安室奈美恵。その母にまつわる事件を紹介するまえに、安室奈美恵のプロフィールをご紹介しておきます。
安室奈美恵
安室奈美恵は1977年9月20日、アメリカ人とのハーフである母親と日本人の父親の間に生まれました。幼いころからその容姿や才能を見込まれていたようです。
小学5年生のとき、沖縄アクターズスクールに通う友だちの付き添いで見学に行くと校長直々にスカウトされます。母親と相談した安室奈美恵は、お金が払えないからという理由で一度は辞退したといいますが、校長はなんと異例の「特待生」として入校を許可したのです。その後、ローカル放送されたカラオケ大会で見事に優勝し、周囲を驚かせたといいます。
安室奈美恵はスクールに入所した当初は女優としてお芝居の道を歩むことを希望していたといいます。しかし、ビデオで見たジャネット・ジャクソンのPVを見て以来、衝撃を受けた安室奈美恵は歌とダンスに集中することを決めたのです。
芸能活動を開始したのは中学2年生のころでしたが、デビュー当初はヒット曲に恵まれず苦しいなかでの歌手活動となったようです。
小室哲哉がプロデュースを手がけるようになると一気にヒット曲が増えます。「Chase the Chance」で初のオリコン首位を獲得し、紅白歌合戦にも出場しました。
1996年には「Don't wanna cry」などヒット曲を連発、また若者のファッションリーダーとしても注目を集めるようになります。安室奈美恵を真似する若者を「アムラー」と呼び、流行語大賞まで獲得しています。
幼い日の安室奈美恵を抱く母親(写真奥)
安室奈美恵の母親は、上で紹介したとおりアメリカ人とのハーフでした。クォーターである安室奈美恵もどこか日本人離れした美しさを持っていますよね。安室奈美恵の母親とはいったいどのような人物だったのでしょう?
母は安室奈美恵が有名になっても派手な生活をすることもなく、一説によれば夫婦でスナックを経営していたとの話もあります。
しかし夫婦仲は決して良いものではなく、騒ぎが大きくなって警察が駆けつけるときもあったといいます。
安室奈美恵の母はこのような本も出版しています。母親として安室奈美恵への想いを綴った一冊です。現在も手にできるかどうかはわかりませんが、興味のある方はぜひ。
安室奈美恵の母親に事件が起きたのは1999年3月17日のことでした。沖縄県の静かな村で起きたこの事件は、日本中が衝撃を受けました。
その事件が起きたのは沖縄県でも首都から遠く離れたのどかな場所でした。
突然、安室奈美恵の母が死亡のニュースが日本中を駆け巡ったのである。その死因はなんと・・・
走ってきた車が、安室奈美恵の母を突然はねたのです。しかも事故ではなく、意図的な犯行だったことが判明します。母親を狙った犯人は、激しい殺意をもって母親を執拗に狙ったのです。
用意していたナタのような刃物を持って、恵美子さんに切りつける。辰信さんが路上にあった鉄パイプで応戦していたところ、騒ぎを聞きつけた近所の人たちに囲まれたため、犯人は逃走した。
何度も母親を車ではねたあと、今度はナタを持ち出して襲い掛かってきた犯人に安室奈美恵の父親が応戦しようやく犯人は逃走しました。
母親は救急車で病院に運ばれますが、意識が戻らぬまま亡くなってしまいました。
母の身に起きたこの事件を安室奈美恵はどこで聞いたのでしょうか?
安室奈美恵はそのときイベント出演のために東京にいました。母の身に起きた出来事を真っ先に聞いたのは、安室奈美恵のマネージャーだったそうです。
この日午後2時からのイベントに参加するため会場入りしていた安室には、当初マネージャーを通し「お母さんが事故に遭ったらしい」と含みを持たせて伝えられた。安室は慌てて自身の姉の元に電話をするも繋がらず、確認が取れないことに焦りと苛立ちで落ち着かない様子だったという。
当初マネージャーは母親が事故にあったと安室奈美恵に伝えたそうです。恐らくですが、このときマネージャーはある程度事件の内容を知っていたと思われます。
関係者から安室に事実がようやく知らされ、事件を聞き付け会場に殺到していたマスコミには主催者側からイベント中止を発表。事件が大きく取り上げられ始め、TVでも一報を生中継した。
安室奈美恵が真実を知ったのは、母の死から実に2時間以上たってからでした。ショックで泣き崩れる安室奈美恵の姿をおさえようと、空港やイベント会場は殺到したマスコミで騒然としていたそうです。
マスコミに囲まれる安室奈美恵と、それをかばうように進む元夫のSAM。母を亡くした安室奈美恵に対する配慮もない報道陣に、後日安室奈美恵は怒りを露にしていました。
事件後、辰信さんは、
「弟は結婚したい相手がいたが、自分と恵美子が反対して、その女性は身を引いてしまった。その恨みかもしれない」
とコメントしたが、加害者が自殺したため、犯行の動機はわからない。真相は永遠に藪の中だ。
事件があったあと、報道陣にたいして夫はこのように発言しています。安室奈美恵の母親を殺害したのは、父親の実の弟だったいう衝撃的な事実とともに「弟の結婚を夫婦で反対した」ことが原因のひとつではないかと語ったのです。
容疑者が犯行に及んだあとで自殺しているために、真相は闇の中へと葬られてしまいました。母親はなぜ殺害されなければならなかったのでしょうか?さきほど紹介した結婚を反対された恨みとする説やカネにまつわるトラブル説など諸説囁かれていますが・・・。
なんにしても、母親の死を乗り越えて今でも活躍する安室奈美恵の強さに少し救われたような気がします。なんとも痛ましい事件でした。
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