2016/08/01
dmegumi
女優343
シャーロット・ケイト・フォックスさん。2014年来日！
アメリカ合衆国はニューメキシコ州サンタフェ出身。
NHK連続小説ドラマにおいて初の外国国籍の女優さんとして採用された。
オーディションサイトを知り、日本語を全く話せないまま応募に挑んだ女優さんです。
1961年にNHK「朝の連続テレビ小説」が始まって以来、アメリカ人が主役を演じるのは初めて。祖母がスコットランド出身のシャーロットさんは、オーディションで500人以上の中から選ばれた。
映画“Bruied Cain”に出演。
祖母は“マッサン”で演じるエリー役と同じくスコットランド出身。
サンタフェ大学の演劇ダンス専攻で学士号取得。ノーザンイリノイ大学で演劇専攻の修士号を取得。歌唱とダンスを本格的に学んでこられた経歴を持つもつ実力派の女優さん。
映画では“Bruied Cain”（アメリカ）2014年のみの出演ですが、エリーに選ばれたその演技力は表にはあまりでない舞台や独立系映画で培われたものなのでしょう。
シャーロットケイトフォックスは、冒頭でもお話したとおり、米国の女優さんで、米国ニューメキシコ州 サンタフェ出身です。
年齢は28歳です。
米国にある「Paonessa Talent」という芸能事務所に所属しています。
私が、今回のエリー役の募集記事を見つけたのは”backstage”という、アメリカのオーディションの雑誌の中でした。
「ダメでもいいからやってみよう」と決意し、とりあえず応募することに。
その翌日はいつものようにパートタイムの仕事にでかけました。（アメリカでは女優のトレーニングのを続けながら、それ以外の仕事もしていたようです）
オーディション用のビデオを送ってからかなり時間が経っていただけにドキドキしながらメールを読むと、2週間後にスクリーンテストに来てくださいという連絡でした。
私がエリー役に選ばれるようになったのです。
日本にはじめていくことになって、すごくこわかったんです。私は日本語がしゃべれないし、初めて一人でスタジオに入り、笑顔の桜井さん（NHKチーフプロデューサー）に会ったときも「誰この人？」って（笑）
オーディションでは、せりふも忘れてしまって、手足も震えていました。おかしな英語を話し、顔もヘンな顔で。でも演技はやめませんでした。カットといわれるまで続けたんです。スタジオを出るときに見た、桜井さん（NHKチーフプロデューサー）の顔はいまでも覚えています。
励みになる女優さん。シャーロットケイトフォックスさん！
日本語もわからないのに、突然日本のドラマに出演になったシャーロットさん。語学や国境の壁を飛び越えた彼女の行動に、考えさせられる部分と勇気をもらった部分がありませんか？これからもシャーロットさんのご活躍いに期待したいですね！
放送がようやく1カ月過ぎて、ここに至るまで本当に過酷な撮影でした。
毎週15分を6回、合計150回、すべて日本語で演じるという無謀とも言える挑戦に
シャーロットさんは果敢に挑んで、血の滲むような努力で自分のものにして
エリーを演じきってくれています。
私たちも驚いていて、ものすごい反響が私たちのもとに届いています。
櫻井賢チーフプロデューサーは「日本人にも親しみやすい雰囲気、笑顔。
何より演技の力」が起用の決め手となったと説明。
「日本語の3分以上の台本を3種類渡したが、短期間のレッスンで身につけてこられた。
セリフの意味を理解し、丸暗記とは違う演技力には圧倒された」といい
、夫婦の人情喜劇を演じるにあたり「コメディセンスもすごく持っている」と大絶賛した。
「朝ドラ」がみなさんにとってどういう意味を持つのかを理解したんです。そして、自分の負っている、日本のみなさんやキャストに対する義務を感じました。
これからも、みなさんの期待に応えられるよう、がんばりたいと思います。（日本語で）これからも本当にがんばります。本当にありがとうございます。
