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読書の秋!ベストセラー作家・湊かなえのおすすめ著書まとめ!

小説家・湊かなえ、『告白』での衝撃デビューから7年。著書を発表すればベストセラーとなり、作品は次々と映像化され、イヤミス(読んだ後嫌な気分になるミステリー)の女王と呼ばれています。そんな人気作家・湊かなえのおすすめ著書をご紹介!読書の秋に読んでみては?

読みたい著書が沢山!湊かなえのプロフィール

湊かなえ(みなとかなえ)

本名:金戸美苗(かなとみなえ)
出生年:1973年
出身地:広島県因島市(現・尾道市)
職業:小説家
活動期間:2007年~

現在、兵庫県淡路島在住

武庫川女子大学卒業後アパレルメーカーに就職し、青年海外協力隊隊員としてトンガに2年間赴いた後、淡路島の高校で家庭科の非常勤講師となる。結婚後「形に残せるものに挑戦したい」と創作を始めた。昼は主婦業をこなし、朝晩は執筆に励む。

出典:http://ja.wikipedia.org

現在42歳の湊かなえさん。27歳の時に結婚し、35歳でデビュー作となる著書『告白』を大ヒットさせました。

なぜ文筆にしたかというと理由は
「道具を買いそろえたり、専門講座など教室に行ったりしなくてもいいから」

出典:http://hibi-arekore.com

小さい頃から特に本好きではなかったが、、空想は大好きな子供だったそうです。
結婚後、主婦が家で出来て且つお金を掛けずに済むことを模索する気持ち、激しく同感します!
そして見事執筆活動で成功されたのですから、湊かなえさんには天性の才能があったとしか思えませんね。

湊かなえのおすすめ著書①『告白』

湊かなえの著書『告白』のあらすじ

湊かなえさんの著書を紹介するうえで欠かせない『告白』。
デビュー作が本屋大賞を受賞し(デビュー作の受賞は史上初)、松たか子さん主演で映画化されるなど、大きな話題となったことは記憶に新しいですね。
現在、著書の売上は300万部を超えているんだとか!!

とある中学校。終業式後のホームルームで、1年B組の担任・森口悠子(松たか子)は、37人の生徒を前に語り出す。私の娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです……。一瞬、静寂に包まれる教室。事件に関わった関係者たちの告白によって真相が明らかになっていく中、森口は、罪を犯して反省しない犯人に対し想像を絶する方法で罰を与える……。

出典:http://matome.naver.jp

こちらの著書、中学校教師が生徒を相手に壮絶な復讐を行うというショッキングな内容が話題となりました。

湊かなえの著書『告白』の感想

終始登場人物の語りで進められる文章で読み易くあっと言う間に読了。人間の醜い性をこれでもか〜というくらい見せてくる救いのない話。面白かったけど再読は無いな。

出典:http://bookmeter.com

全員が平等に嫌味に書かれていてスカッとした。身勝手な理屈がだだだあーと攻めてくる文章は、すごいと感じた。最近の殺人事件に近いものに思え、内容はとても怖く、共感はない。

出典:http://bookmeter.com

湊かなえの著書『告白』を映画化

2010年、松たか子さん主演で映画化され、日本アカデミー賞で4冠を達成しました。

湊かなえのおすすめ著書②『少女』

湊かなえの著書『少女』のあらすじ

湊かなえさんの2作目となったこちらの著書。
湊かなえさんの著書は映像化されることが多い中、『少女』は現在でも映像化の話は出てきていません。

自殺した親友の死体を目撃したことがあるという転校生に触発されて、
“自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたい”
と思った由紀。一方、自殺を考えたことのある敦子は、死体を見ることで死を悟ることができれば、
自分は強くなれるのではと考えた。お互いの胸の内を伝えることもなく、2人は夏休みを迎え、
死体を見るために、死を悟るために、由紀は小児科病棟へ、敦子は老人ホームへボランティアに出かけたが―

出典:http://blog.goo.ne.jp

湊かなえの著書『少女』の感想

まさに「因果応報、地獄に堕ちろ」って感じでしたね、まぁその場合二人はどうなるのかってモヤモヤする感情もありますが。あらすじの通り死体を見て価値観が変わるのかと思ってましたが全然違いました。最後に全部繋がっていく感覚がすごくスッキリとして面白かったです。湊かなえさんの他の本も読んでみようかな

出典:http://bookmeter.com

まさに因果応報、巧妙とはこのことだけど、こんなに繋がるとはこわい。さすが湊かなえさん。世の中の高校生が信じられなくなりそう(°_°)

出典:http://bookmeter.com

湊かなえのおすすめ著書③『Nのために』

湊かなえの著書『Nのために』のあらすじ

湊かなえさん初の純愛ミステリー。
2010年に出版され、2014年TBSでドラマ化されヒットしました。

超高層マンション「スカイローズガーデン」の一室で、そこに住む野口夫妻の変死体が発見された。現場に居合わせたのは、20代の4人の男女。それぞれの証言は驚くべき真実を明らかにしていく。なぜ夫妻は死んだのか?それぞれが想いを寄せるNとは誰なのか?

出典:http://www.amazon.co.jp

殺された夫妻、居合わせた男女、6人すべてのイニシャルにNがつきます。

湊かなえの著書『Nのために』の感想

人の経験してきたバックグラウンドによって、愛の受け止め方が全然違うんだと思った。主人公たちの行動が計画通りに進むのは小説ならではかな。湊さんの描く、人のダークな部分が全開でしたね。

出典:http://bookmeter.com

育った環境とは色んな感情を生むものですね。親の負の感情がそのまま子供に向けられるのはなんともしんどくなります。

出典:http://bookmeter.com

湊かなえの著書『Nのために』をドラマ化

2014年、TBSでドラマ化され、第83回ザテレビジョンドラマアカデミー賞最優秀作品賞ほか部門賞を受賞するなど、高評価を受けました。

2013年、湊かなえさんの著書『夜行観覧車』をドラマ化した際と同じスタッフが再集結して作成されたドラマ。主演の榮倉奈々を始め、三浦友和、窪田正孝、小出恵介ら豪華な俳優陣が顔を揃えました。

湊かなえのおすすめ著書④『母性』

湊かなえの著書『母性』のあらすじ

子を持つ母親に読んで欲しいこちらの著書。
共感したり、母性ってなんだろうと悩んだり、考えさせられる作品です。

女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。…遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも―。圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語。

出典:http://www.amazon.co.jp

湊かなえの著書『母性』の感想

愛とはなんだろうか。 人は悲しいことに愛をもとめる。 愛したくて、愛されたくて、その距離感が少しズレただけなのにと強く思う。 家族という距離の愛について考えさせる一冊。

出典:http://bookmeter.com

自分が娘に対して注いでいると信じている愛情と、娘が求めている愛情とがきちんと繋がっているのか、ものすごく不安になりました。主人公である母親がキモチワルイ。またその母親がさらにキモチワルイ!←乱暴な感想(^_^;)

出典:http://bookmeter.com

湊かなえのおすすめ著書⑤『贖罪』

湊かなえの著書『贖罪』のあらすじ

湊かなえさんの著書の中でも、特にドロドロ感が強くまさにイヤミス作品。
負の連鎖がすごいです。

15年前、静かな田舎町でひとりの女児が殺害された。直前まで一緒に遊んでいた四人の女の子は、犯人と思われる男と言葉を交わしていたものの、なぜか顔が思い出せず、事件は迷宮入りとなる。娘を喪った母親は彼女たちに言った―あなたたちを絶対に許さない。必ず犯人を見つけなさい。それができないのなら、わたしが納得できる償いをしなさい、と。十字架を背負わされたまま成長した四人に降りかかる、悲劇の連鎖の結末は!

出典:http://www.amazon.co.jp

湊かなえの著書『贖罪』の感想

麻子さんの一言が4人の女の子の人生を変えたね。湊さんの小説に出てくる周りの人たちの人間性が腐ってていつもどんよりする(泣)でも、気になって気になって一気読みしてしまった!

出典:http://bookmeter.com

結局、誰も幸せにならないんだけど、どこかで報われる・救われるというか。一人語りなのも読みやすかった。なんだかんだ、みんな心を病んでいるなと思った。本人たちは自覚ないけど。そういうの、うまいよなあ。

出典:http://bookmeter.com

湊かなえの著書『贖罪』をドラマ化

2012年、WOWOWでドラマ化されました。
娘を殺されて崩壊する母親役を小泉今日子さんが熱演しました。

テレビドラマなのに海外の複数の映画祭で上映されるなど、評価の高い作品に仕上がっています。

【まとめ】秋の夜長に湊かなえの著書をどうぞ。

田舎に住む主婦でありベストセラー作家である湊かなえさん。誰しもが持っている人間の嫌な部分や複雑すぎる感情、心の闇を見事に表現する湊かなえさんの著書は、残酷すぎて後味が悪いなどと言われる一方、読み進める手が止まらないのも事実。湊かなえさんの著書は非常にさらさらと読みやすく、普段あまり読書をしない人にもおすすめです!読書の秋、是非湊かなえさんの著書を手に取ってみて下さいね。

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