相棒シリーズの成宮寛貴!相棒役を降りたそうですけどその後は・・
2021/12/09
iwanaga
「相棒」
同僚から疎まれている杉下右京にとって、
相方は重要な人物。
この変人杉下右京について来た相方は
一体どんな人物だろうか。
『相棒』(あいぼう)は、テレビ朝日・東映の制作でシリーズ化されている日本の刑事ドラマ。
優秀なキャリアながらも、その変人ぶりから警視庁内の窓際部署「特命係」に所属している係長の杉下右京(演:水谷豊)が、自身の下についた相棒と共に超人的な推理力・洞察力を駆使して活躍していく刑事ドラマ。いわゆるバディもの(英語版)であるが、失態により捜査一課から左遷させられた亀山薫、元は右京を監視するスパイとして警察庁から送り込まれた神戸尊、右京の要望で所轄から引き抜かれた甲斐享、法務省からキャリア官僚として警視庁へと出向してきた冠城亘と相棒は4人変わっている。
ドラマ誕生から15年となった今でも人気が衰えない「相棒」です。
亀山薫
杉下右京の初代相方。
1966(昭和41)年7月23日生まれ。
実家は新潟県で造り酒屋を営んでいる。
妻・美和子はフリージャーナリスト。
性格は根が真っすぐな正直者のお人好しで、熱血漢であるために腰が重い割に口の軽い楽天家な所もあるが、また自分が気に掛けた相手のことは放ってはおけない人情家の一面を持つ(S.1-6、S.2-7,15,16)。嘘を付くことが苦手で、ごまかそうとしても敬語で話してしまい、簡単に見抜かれる(S.4-4)。
歴代の相方の中では、一番熱い人でしょう。
理性ではなく感情で行動するようなところがあり、杉下右京とは正反対の性格。
でもそこが、2人の関係を良くした要因かも。
杉下右京とともにいくつもの難事件を解決。
コンビネーションは抜群です。
一般常識や教養にやや疎い所がある(S.3-14、S.4-12、S.5-5)が、人間関係を洞察する能力に優れているために右京を関心させている(PS.1、S.3-9)他、幼少期から好きだった昆虫に関する知識は右京以上で、自分と同じように「虫博士」と呼ばれていた米沢とも意気投合している(S.4-14)。また、味覚や嗅覚がかなり鋭く、事件の凶器発見に貢献したり(S.2-3)、的確な評価でワイン評論家を驚かせることがあり(S.5-9)、勘も非常に鋭く、「思い出したように出る神がかりに近いヤマカン」(S.1-最終話)で事件の解決に大きく貢献する時が稀にあるが、一方では何かと事件に巻き込まれやすいトラブル招聘体質でもあるために幾度か犯人に人質にされて窮地に陥り、負傷させられたりした事があり(PS.1、S.4-8、S.5-15、S.5-最終話、S.7-8など)、また運転の腕については右京より「なかなか快適」と評されていた(S.1ー最終話)。
思わぬところでの相方・亀山薫の活躍に、いつもは冷静な杉下右京が驚く姿は面白いですね。
犯人逮捕のために体を張ることはしばしば。
時に右京の強引さや策略に振り回されたり、右京の正義に戸惑うこともあったが、その信頼は揺るがずに右京が捜査に際して法に触れても彼を信じぬく意思を貫き、警察官の仲間意識を指して右京に「諸刃の剣」と評される(S.7-7)。また、時には自身の情や優しさに訴える行動から右京の意志に擦り合わせて柔軟な解決法を提案したり(S.5-1)、事件の関係者に対して真実を曲げて伝えるなどして頑なに真実を追及する右京の意思を和らげ(S.5-8、S.5-19)、右京に「君がいつも側にいてくれて助かります」とまで言われたこともある(S.5-1)。
回を重ねるごとに、杉下右京と相方・亀山薫の絆が強くなっていくのは見所の一つでしょう。
これまでの「相棒」の相方の中で
一番長く杉下右京と
関わっている亀山薫。
亀山薫ファンは今でもいるはず。
歴代相棒の中では唯一彼を「右京さん」と呼ぶ。
その後はある事件で殺された親友への思いに接し、その親友が活動していた国であるサルウィン[注 33]を訪れたことをきっかけに(S.7-1,2)腐敗が蔓延しているこの国の子供達に正義の精神を教えたいと感じたことで警察官を辞めて美和子と共にサルウィンへ旅立った(S.7-9)[注 34]。
正義感の塊のような人物・亀山薫。
そんな相方・亀山薫を信頼していた杉下右京だから、彼との別れは寂しいものがあったでしょう。
神戸 尊(かんべ たける)
杉下右京の二代目の相方。
1970年2月1日生まれ。
東京都の出身。
中央大学法学部を卒業
その後警視庁に入庁し、推薦組として警察庁に採用される。
「特命係」には、警察庁上層部からの命令により、特命係及び杉下右京が警察に必要な存在かを調査するために、警察庁警備局警備企画課課長補佐の警視の階級から表向き「2階級降格の左遷」という形で警部補として配属される。
負けず嫌いの性格から右京とは何かと張り合い、互いの痛いところを突き合うも一枚上手の右京に置いてけぼりにされて地団駄を踏んだり、やり込められてムキになることがしばしばある。また、捜査の基本原則に忠実で、手段を選ばない右京のやり方に時に苦言も呈し、意見する際の「お言葉ですが…」は口癖と化しているが、時折に右京にさえ本心を読み取らせない曲者の一面を垣間見せる。一人称は基本的に「僕」であるが、生の感情が出る時には「俺」になり、言葉遣いも荒くなる。また、記憶力や洞察力に優れており、総じて頭の回転は速いが、やや迂闊な所があり、軽率なミスをすることもしばしばあり、またクールな振る舞いをしつつも不遇な人間への配慮や思いやりを見せて時に感情的になることもある。
杉下右京に対抗意識を燃やす場面がよくあります。
杉下右京の捜査方法に
困惑しながらも同行する相方・神戸尊。
育ちの良さから物を見る目は肥えている(S.8-18、S.9-7)他、女性の香水やファッションにも詳しく(S.9-1,9)、その知識を捜査に役立てるが、実物や写真、白骨を問わずに死体は苦手で、見ただけで気分を悪くする[注 42]。温泉とホラー映画も苦手で(S.8-2、S.9-7)、朝に弱いためか、遅刻が多く(S.9-11)、貧血気味の体質である(S.9-12)。また、スパイだった当時は右京に関する感想を報告書に綴り(S.7-最終話、S.8-4,12など)、「報告」していた(尊によると「中学生の作文レベル」)。
死体を直視できないところは、刑事ドラマではあまりないので逆に新鮮な感じがしますね。
大河内監察官との関係も気になるところ。
自ら「花の里」に来る(S.8-8)などの右京への興味を隠さずに行動を共にしようとし、右京にはあしらわれたり、事件捜査の際は同行するかどうかは好きにしても良いとまで言われてしまうが、様々な事件を通じて互いに歩み寄り、後に自らも疑問を抱くようになった「特命」がかつて自身が開発を主導した顔認識システム(FRS)を備えた開発中の巨大監視システムの警察庁付属機関((仮)FRSセンター)運用に右京と自身を捜査官や運用官として配した際の適性を見極めるために仕組まれたことと判明(システムの試験運用を時期尚早と訴える自身を外して早期に事を済ませようとする上層部の思惑もある)し、同システムの関与する事件を機会に右京と共に真実を知り、事件解決後は警察庁には戻らずに警部補の階級のまま特命係に留まる道を選んだ(S.8-最終話)ことでスパイとしての立場を捨てたことを右京に認められ、相棒としての信頼関係を築いていくこととなる。
当初は杉下右京を監視するために配属された神部尊。
最初は溝があった二人ですが、少しずつ距離を縮めていきます。
二代目相方・神戸尊は杉下右京と
少し似ている面を持った人物のように
思います。
クローン人間を造る実験に絡んだ殺人事件の捜査の中でクローンの社会的立場を争点に右京と対立し、自らが罪を犯す覚悟を以て右京に信念を曲げさせたその罪悪感から特命係を去ろうと決心したところを右京の言葉で思い留まるが、直後に長谷川の根回しにより一度は警察庁復帰の辞令を断り、次に辞令を拒否すれば免職となってしまう事情もあって長谷川と同じ警察庁長官官房付へと異動することになる(S.10-最終話)。異動後も右京とは交流が途絶えておらず、事件解決のために右京とは立場を越えた協力関係を築いている様子が見られる(X DAY、S.11-最終話、劇場版III)。
相方卒業後も、何かと杉下右京からの依頼に応えている神戸尊。
相方ではない現在でも、お互いに大切な存在になっているのかもしれませんね。
甲斐 享(かい とおる)
杉下右京の三代目の相方。
1983年7月7日生まれ。
東京都出身。
警察庁次長の甲斐峯秋を父に持ち、母と兄は海外にいる。
恋人は客室乗務員の笛吹悦子。
御曹司という出自とは裏腹に言動は荒っぽく[注 43]、血の気の多い性格で、熱い正義感を秘めているが、反骨精神が強いために傲慢な態度を見せる相手には挑発的に応じることも多く、また細かなことにも気付くなどの優れた観察力を捜査に遺憾なく発揮している。また、峯秋との親子仲は冷えきっており、周りから父親のコネを使っているように言われることを毛嫌いするが、他者に峯秋を侮辱されることに怒りを示したことがあり(S.12-1)、また峯秋に決定的に見放された原因は自身が東京大学に入学できなかったからであると考えているためにそれ以来は12年も峯秋と対話していない(S.12-最終話)。
熱い性格は、初代相方・亀山薫と似ていますね。
捜査一課の方々とは普段距離を置いていますが、捜査情報を交換する場面も。
自らが香港で遭遇した事件を右京と共に解決した後は彼に相棒としての価値を認められ、峯秋に要望を聞かれた右京に指名を受けて特命係に引き抜かれることとなる。その後は右京の変人ぶりに戸惑って反発心から悪態をついたり、特命係に配属されたことへの不満を露骨に示す場面もあったが、自身が窮地に陥った際には右京のことを最強の味方だと吐露するなどの信頼を見せたり(S.12-10)、徐々に右京の意図を汲んで行動を起こせるようになったばかりか(S.13-2,14)、逆に右京個人に関わることにも助け船を出した(S.12-13)上で右京がピンチに陥った際にはわずかな手掛かりから彼を助けに向かう(S.13-10,15,16)ことで右京自身からも改めて相棒として認められるようになる。
杉下右京から要望されて相方になるというこれまでにない設定。
杉下右京から要望されて
相方になっただけあって、
これまでの相方と違い、甲斐享とは初めから
コンビネーションが良かったですよね。
特命係に在籍中(S.13-最終話より2年前)に親友の妹を殺した容疑者が薬物による心神喪失で不起訴処分となった事件を巡り、仇討のために容疑者を殺しかねなかった親友を諌めると同時に復讐の愚かさを伝えるために甲斐自身の手で容疑者を襲撃したことを契機に警察の追及を逃れた犯罪者を殺さずに傷めつけて制裁を下す「ダークナイト」として二年に渡って犯行を重ねるが、後に模倣犯の出現を境に自身の行動に不信を持った右京に最終的には真実を突き止められて逮捕され、特命係を去ると共に懲戒免職となる。
衝撃的な最後に驚いた人も多いはず。
もう甲斐 享は「相棒」では、見られないのでしょうか。。
冠城 亘(かぶらぎ わたる)
杉下右京の4代目相棒。
10月から始まる
「相棒」season14 第1話から在籍。
法務省キャリア官僚で現在、警視庁に出向中。
歴代相棒では、警察官ではない
初の相棒となっている。
初代・亀山薫(寺脇康文)、二代目・神戸尊(及川光博)、三代目・甲斐享(成宮寛貴) ―― 警視庁・特命係で杉下右京の相棒を務めた歴代の人物は、当然のことながら全員が警察官でした。しかし、今回、反町隆史が演じる四代目相棒の冠城亘は、法務省のキャリア官僚。ドラマの誕生から15年、『season14』にして初めて、警察官ではない経歴を持つ人物が、右京とともに事件に臨むことになります。
法務省から警視庁へ出向してきた冠城は、右京が無期限の停職処分となり主(あるじ)を失った“旧”特命係を仮住まいとします。とはいえ、出向組は警視庁では“お客様”扱い。特にやるべき仕事もなく、暇を持て余す毎日を送るのですが…。警察官でもなく、右京とも面識のない冠城がどのようにして右京と出会い、相棒となっていくのか…異色の相棒誕生にどうぞご期待ください!
新・杉下右京の相方となる「冠城亘」。
相方が警察官ではないという新しい設定となっています。
10月より相棒『season14』が放送されるます。
衝撃的な最後で幕を下ろした相棒『season13』。
今回は一体どのような幕開けが待っているのか楽しみですね。
新・相方の冠城亘はどんな人間なのか。そして杉下右京との関係はどうなるのか。
これからの相棒とその相方に注目です。
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