ただのゴーストライターじゃない!作曲家としての新垣隆さんの素顔!
2021/12/06
mong12
佐村河内守
出生 1963年9月21日(51歳)
出身地 広島県
1963年9月21日、被爆者健康手帳を有する両親の元、広島県に生まれた。高校では演劇部に所属。卒業後は京都に行き、東映京都撮影所で俳優養成所に通いながら、大部屋役者としての生活を始める。
1990年シンセサイザーで作曲を始める。アマチュアのロックバンドを結成して活動もしていたらしい。1993年、自伝によればこの頃、左耳の聴力を失ったという。
1998年8月21日、ゲームソフト『バイオハザード』の交響曲として「CRIME AND PUNISHMENT」発売。この際のプロフィールには「5歳から作曲を始める」「クラシック、テクノ、民族、宗教音楽など20を超える音楽ジャンルを自在に操る鬼才」などと表記されている。
現代のベートーベンですか・・・この肩書、すごく名誉ですよね。あまりの称賛ぶりに佐村河内守さんもエスカレートしてしまったのでしょう。下積み時代を思い出すと、後に戻れなくなったのかもしれません。
新垣隆
出生 1970年9月1日
出身地 東京都
職業 作曲家、ピアニスト
若い頃の新垣を知る現代音楽家の渋谷慶一郎は、新垣が自身の名義で発表した作品については「演奏する人だから、奇抜なことをしても曲に運動神経があって面白かった」と語り、「非常に優秀なピアニストで作曲家」「俗世の欲のようなものからは果てしなく遠い人物」と、新垣の記者会見後に評している。
作曲家の伊東乾は、新垣について「新垣隆君は、日本で芸術音楽の作曲に関わる者で知らない人のない、彼の世代のトップランナーの1人として20代前半から注目されてきた芸術家です」と書いている。
また「誠実で、普段は控えめで、人間性はとても優しく、しかし音楽の主張は明確で、素晴らしい耳と手を持つ高度なピアニスト、ピアノ教授でもあり、つまるところ、彼の悪口を言うような人が、ちょっと思い浮かばないような第一人者です」とも評している。
新垣隆さんは音楽だけでなく人間としての評価も非常に高いです。そこが佐村河内守さんと明暗を分けた結果になったのでしょう。しかし新垣隆さんもゴーストライターとして、長年世間をだまし続けてきたのは一緒です。
バイオリンのためのソナチネ 嬰ハ短調 佐村河内守
本当に素晴らしい作品です。本当に佐村河内守さんの作曲だったのなら今でも評価され続けているのでしょう。
ソチオリンピックのフィギュアスケート高橋大輔さんが使用した曲で話題になりました。
交響曲第1番《HIROSHIMA》第1楽章 佐村河内 守 新垣 隆
これも幻想的な曲です。広島出身で両親が被爆手帳を持っている佐村河内守さんだから余計にゴーストライターを疑う人はいなかったのではないでしょうか。
佐村河内守(新垣隆):交響組曲「ライジング・サン」
ゲームソフト鬼武者の音楽。能のような語りから入り、日本独特の世界へ。佐村河内さん(本当は新垣さん)の才能が前面に出ています。
佐村河内守(新垣隆):Tempest from BIO HAZARD SYMPHONY
途中追われるような曲調のところは引き込まれますよ!THE佐村河内!(新垣?)と言う感じの曲です。
どの曲もオーケストラで聴くなら迫力もあって素晴らしい作品です。佐村河内守さん(実際は新垣隆さん)は本当に才能がありますね。クラシックに初めて興味を持った方も多かったのではないでしょうか。
佐村河内守は作曲していない?
しかも聴力もあるのでは?と言う疑惑までも・・・
「佐村河内さんが世間を欺いて曲を発表していることを知りながら、指示されるがまま、曲を書き続けてた私は、佐村河内さんの「共犯者」です――「全聾の作曲家」として、NHKスペシャルを初め、あらゆるメディアで称賛されてきた佐村河内守氏のゴーストライターだった新垣隆氏が、2月6日、謝罪の記者会見を行った。
彼が、佐村河内氏に強くこのような関係はやめたいと申し入れたのは、昨年の5月。暮れには、高橋大輔選手がソチオリンピックで「ソナチネ」を使うことを知り、再度強く申し入れたところ、佐村河内氏からは「自殺する」と脅された。
かなり詳しく公表しましたよね。日本だけでなく、世界に衝撃が走りました。そしてソチオリンピック開幕直前だったため、高橋大輔さんは曲の変更も出来ず出場しました。佐村河内守がゴーストライターを雇い嘘をついていたと同時に聴力を失っているのは嘘だと暴露しました。この日天才作曲家・佐村河内守は終わりました。
佐村河内守の現在
記者会見から時間もたって、またロングヘアに。そして売れっ子当時と比べても全く覇気がありません。
「佐村河内さんの奥さんは近所のコンビニでお会いしますよ。私は仕事で遅い時間に立ち寄るので、夜10時過ぎとかなんですが、奥さんも夜遅くまで働いているのかもしれませんね」(近所に住む女性)
自身の作曲?著作権料もストップ(当たり前ですが)、コンサート会社から6000万もの損害賠償を請求されたり、経済的にも苦しいそう。自業自得とは言え、全盛期の佐村河内守さんからは想像できない地味な生活をされているようです。これからは心改め、本当の佐村河内守さんの人生を歩んでいただきたい。
新垣隆の現在
断れない性格は治っていないらしく、バラエティだけでなくモデルもされていました。人生を謳歌しているような印象。よくよく考えると、新垣隆さんも世間を騙した共犯なのに、ゆるキャラだけにみんな許せるんでしょうか。
「人からの頼みごとを断れない性格」で、しくじった過去を告白した「ゴーストライター騒動」の新垣隆さん(44歳)がゴキブリ退治の「コンバット」のCMに出演していますね。
ゴーストライター告白記者会見後はどんな仕事も断らず(断れず?)その甲斐あってか、売れっ子に!まるで人生を謳歌しているようで佐村河内さんとは真逆です。ゴーストライター騒動もまるでギャグのような扱いですね。
映画に出来る内容なのか?
取材による映像に加え、ゴーストライターだったと認めた作曲家の新垣隆氏の会見や、佐村河内氏の釈明会見などの映像も使用される可能性もある。
「詳しい内容はまだ明かせませんが『関係がひっくり返るかもしれない』というのは、当たらずとも遠からずです」と答えた。その上で「善悪の問題だけでなく、騒動を報じたメディアの在り方やその意味などを問い掛け、社会的な問題もひっくるめた作品にできれば」
この作品は佐村河内さんを救う内容なのでしょうか。ゴーストライター騒動のみならず、メディアの在り方、社会的な問題も入れると言う、なんとも壮大なテーマに挑戦する模様。
果たしてヒットするのでしょうか・・・?
映画で立場が逆転するか?
忘れている人も多いとは思うが、それはソチ五輪開幕前日というとんでもない時期の会見だった。当然そんな直前に使用する曲がゴーストライターが書いたものだと暴露すれば、高橋選手の演技にも影響が出ることぐらい普通の常識ある人間なら予想出来ることで、はっきり言ってあまりにも非常識な会見だった。
これってやっぱりタイミング悪すぎましたね。「この事実を知ったうえでオリンピックで戦ってほしい」なんて、そんな酷な事はないような気がしますけど・・・新垣さんも良い人キャラですが、私の私見ではなかなか新垣さんの方がずるがしこいような気がします。
どちらにせよ、佐村河内守さん新垣隆さん、どちらも世間を欺いて金儲けをしたのが事実。映画も含め、今後この両者はどのような生きざまを見せてくれるのか。
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