どうして髪は乾燥するの?髪の乾燥を防いでつや髪を手に入れよう!
2015/10/08
ミック0331
髪のボリュームや膨らみは、髪をすくことで治まるものだとばかり思っていましたが、どうやら違うようです。
特に湿気の多いこの季節、
ふくらんで広がってボリューミーなヘアスタイルになってしまう方。
いつもふくらんでしまうから、
ボリュームが出ない様にひとつくくりにしている方。
髪がふくらむせいで頭が大きく見えちゃうのを気にしている方。
髪の量を減らしたらおさまって扱いやすくなると思っていませんか?
もちろん量を減らしたら扱いやすくなる場合もあります。
でも、ふくらむ原因は髪の量だけじゃないんです。
髪をすくということは、髪の量を減らすということですが、髪が膨らむ原因は、髪の量だけの問題じゃないんですね。
美容室に行くと、まず最初に言ってしまうのが、「重たくなった部分をすいて下さい」です。
髪をすくことで、どんな効果が得られるのかとか、髪をすくことで、自分の髪がどんな状態になるのかまで考えて言っているわけではないので、確かに言われた美容師さんは、困りますよね。
美容室に行ってなんてオーダーされていますか?
「髪の量を減らしてください」
「髪をすいてください」
って方は多いと思います。
そして、美容師さんは、
「わかりました、すいていきますね^^」
ただ、私も1度だけ、「こんなにすかなくてもよかったんだけど」というくらい髪が少なくなったなあと感じたことがありました。
なので、どうしても部分的に重く感じるところは別ですが、「全体的に髪の量を減らしてください」とか「暑苦しいので髪をすいてください」とは、言わない方がいいのかもしれませんね。
自分の感覚やこだわりと美容師さんの感覚とこだわりが一致していればいいのですが、「すく」と言うことに関しても、「どの程度」なのかといった感覚は、美容師さんに任せるより他ないので、最初は「お任せします」で様子を見てから、徐々に自分のイメージを伝えて行くのがいいように思います。
えええ・・・ちょっとまった!!!
「本当にその髪の毛すいちゃっていいんですか???」
「量を減らす必要があったんですか???」
もちろん何も考えずにガンガンすいちゃう美容師さんはいないでしょうし、
「わかりました」と言いつつもいろんな事を考えながら、
適切なカットをして仕上げてくれる美容師さんがほとんどです。
カットの仕方は、美容師さんそれぞれこだわりがあって、
自分なりの方程式があって、人それぞれ違うわけですが。
すくセンスは、本当に美容師さん次第ですよね。
お客さんのことをいろいろと考えて、すくにしても、すいてくれるとありがたいです。
ふくらむ(ボリュームが出る)のには、大きく分けて5つの原因があります。
この5つの原因が複雑にからみあって、髪が膨らんだり、ボリュームが出たりするようなので、その原因を調べて、すくにしても、どのくらいすくかとか、すかないとかを決めるようです。
髪の量が多い場合は、セニングカット(すく)して量を減らすそうです。
ただ、毎回何も考えずにすいていくと、
数か月後には毛先ペラペラでスカスカなんて事になるので、
(特に伸ばしてる途中の方)
伸びて髪が長くなった時にバランスが上手くとれる様にカットします。
セニングすればするほどパサつきは強く出てきます。
シルエットにも関係してくるのでセニングカットする場所に注意します。
すくと一言で言っても、その時の髪型だけを考えてすいてはダメなんですね。
数ヵ月後の髪型まで想像して、今どれくらいすくかとか、髪を伸ばしている人の場合だったら、髪が伸びた時のバランスのことなども考えて、すく量を決めるのですね。
美容師さんは、考えなしにすくということはしていないようです。
髪が太くて硬い人の場合は、セニングカット(すく)はある程度行います。
ボリュームが出るか出ないかは、
家での髪の扱い方(ドライヤーなど)によって変わってきますので、
ふくらまない乾かし方や扱い方などをアドバイスします。
家でどの程度髪を扱えるかによってすき加減を調節します。
場合によっては、ストレートパーマも提案します。
髪は誰のものでもない自分の髪なので、美容室ですくことをしてもらっても、その後、自宅に帰ってから、自分でどれだけ髪を上手に扱えるかは、また別問題なんですね。
家での扱い方まで考えて、美容師さんは髪をすいてくれていたんですね。
自分の髪の扱い方が難しいと感じた方は、美容師さんに、ふくらまない乾かし方や扱い方を、是非、聞いてみて下さい。
髪がくせ毛の人の場合、どの程度、家で髪に時間をかけているのか、また、かけられるのかによって、しっかりすく場合もあれば、全くすかない場合もあるそうです。
すくことによって家でのブローがやりやすくなったり、
逆にすくことによってふくらみやすくなってしまう場合もあります。
お客様とよく話しながらベストなセニング加減を調節します。
必要であれば、ナチュラル縮毛矯正やストレートパーマも提案します。
髪をすくことで、良い効果が得られる時と、そうでない時があるのですね。
家で髪がどのような状態なのかを聞いて、美容師さんは、すくことをするかしないか、また、ナチュラル縮毛矯正やストレートパーマをするかどうするかを提案するようです。
ダメージが原因で、髪が膨らんでいる場合は、ほとんどセニング(すく)する事はないそうです。
カットではボリュームをおさえることは出来ません。
きちんとしたホームケアのアドバイスや、
サロントリートメント(エタニーク、ハホニコ)を提案します。
ダメージが原因でふくらむ髪の量を減らすのは逆効果です。
痛んだ髪をすくと逆効果になるので、髪の量を減らすのではなく、トリートメントをして、髪の痛みを補修し、膨らみを落ち着かせるようです。
カットスタイルでボリュームを持たせたい場合は、どういうヘアースタイルにしたいかによって、すく場合もあるようです。
お客様がどういうヘアスタイルにしたいのか?
今後どういったヘアスタイルにしていきたいのか?
それに合わせて、長さをカットする場合もあれば、
シルエットを変えていく(レイヤーやグラデーション)場合もあれば、
セニングしていく場合もあります。
いかがでしたか?自分の髪に合った髪のすき方は見つかったでしょうか?
美容室で髪をすくと一言で言っても、美容師さんは、こんなにいろいろと私達の髪のことをいつも考えながら、髪をすいてくれていたのですね。
自分の髪質やヘアースタイルにあった髪のすき方を、美容師さんと相談しながら見つけて、是非、納得の行く素敵な髪型を目指してみて下さい!
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