2021/12/06
飴玉(۶•́ᴗ•̀)۶
これが中田翔の風貌。個性的でユニークなスタイルですね。
生年月日:1989年4月22日
出身地:広島県
年齢:27歳
所属球団:北海道日本ハムファイターズ
年俸:2億4500万円(推定)
ポジション:内野手
投打:右投右打
入団年:2007年
出身校:大阪桐蔭高校
身長:183cm
血液型:O型
体重:100kg
中田翔が野球と出会ったのは小学3年生の時。地元の広島鯉城リトルリーグに入り、中田少年は野球人生をスタートさせました。野球を始めた当時のポジションはキャッチャーでしたが、6年生の時にピッチャーに転向します。
広島市立国泰寺中学校では広島鯉城シニアリーグでプレーをし、3年間で通算51本塁打というリーグ記録を打ち立てました。
また中田少年は、3年生の時にシニアで日本代表入りを果たし、エースで4番も務めました。アメリカ遠征では4本塁打を打ちMVPに。世界大会で準優勝をしました。
高校時代は投手としても活躍。2年生の春には151を計測しますが、その後肩の故障で投手を断念します。
中田翔の活躍を知った大阪桐蔭高校の西谷浩一監督は、自ら広島に30回以上も通って中田翔をスカウトします。この強豪校で、中田翔は1年生の夏から5番・1塁手としてレギュラーになり、2005年には夏の甲子園でベスト4にまで勝ち上がりました。
中田翔が入団したのは北海道日本ハムファイターズ。契約金は、高卒新人としては史上5人目となる1億円。1500万円(推定)の年棒に加え、出来高払いは5000万円でした。
2007年のドラフト会議で中田翔が1位指名を受けた球団は、北海道日本ハムファイターズ、阪神タイガース、オリックス・バファローズ、福岡ソフトバンクホークスの4球団。抽選の結果、北海道日本ハムファイターズに入団します。
2007年のドラフト会議は、粒揃いの高校生たちがいました。とくに、中田翔、佐藤由規、唐川侑己は、「高校ビッグ3」と呼ばれていたほどの実力の持ち主でした。
高卒新人で1500万円という破格の年棒でしたが、1年目のシーズンは怪我などもあって2軍でのプレーを余儀なくされました。
入団当初は3塁手として練習していた中田翔ですが、6月に手首を骨折して無念の2軍落ち。その後の成績も振るわず、金属バットから木製バットへの対応の遅れも指摘されました。
入団2年目に中田翔は三塁手から一塁手へとポジションをコンバートします。それが功を奏したのか、5月には晴れて一軍へ。しかし、その後も1軍と2軍を行ったり来たりしてしまいます。
中田が飛躍するきっかけは、どこにあったのでしょうか?なかには、打撃フォームの改造が好成績につながったと言う人もいます。その独特のフォームを見てみましょう。
がに股の独特な構え方ですね。
このフォームでは、ノーステップで打つことになります。ノーステップだとグリップの位置も下がらないため、頭も移動せず安定した打ち方になるのでしょう。
こうした安定した打撃フォームが、中田翔には合っていたのでしょう。ボールを待つタイミングもつかみすくなったようです。
中田翔選手の苦労が、2011年の自身の打撃フォームに現れている。 彼は当時珍しいノーステップ打法を取り入れ「がに股打法」と世間からは騒がれた。この打法は目線が低くなることでボールが良く見え、また足を上げない分タイミングもとりやすいのだ。
このフォームを取り入れた2011年以降、中田翔の打撃成績は上向いていきます。とはいえ、がに股で構えると、下半身に負担がかかり過ぎるというデメリットもありました。そのせいか、翌年2012年には通常のフォームに戻していますが、打撃成績が落ちることはありませんでした。
これは2014年のフォームです。
打撃フォームの改造に伴って成績が良くなった中田翔ですが、年俸の推移はどうなってるのでしょうか?
2008年(1年目):1500万円
2009年(2年目):1300万円(2軍生活だったのでダウン)
2010年(3年目):1300万円(現状維持です)
2011年(4年目):1800万円(500万円のアップ!)
ベンチで考え込んでいるのか、それとも、戦況を見つめているのか。何を考えているのでしょう。
2012年(5年目)になると年棒は4500万円にアップ。
年棒がアップしたのは、2011年に好成績を収めたから。2011年のシーズンは、打率は2割3分7厘、打点91、ホームラン18本でした。この打点が評価されて 年棒が4500万円へと大幅にアップしました。
さらに、現在(2016年)まで年棒をまとめておきましょう。
2013年:8500万円
2014年:1億5000万円
2015年:2億円
2016年:2億4500万円
着実に年棒がアップしていっています。
そんな中田翔は、今では侍ジャパンの4番候補
骨折していながら3ランホームランを打つ中田翔
着実に球界のスターダムにのし上がっている中田翔。とはいえ、タイトルは2014年に獲得した打点王の1回のみです。では、2億円以上の年俸は中田翔の活躍にふさわしい額なのでしょうか?
中田翔の年棒には宣伝効果や期待料も含まれているのでしょう。強烈なキャラクターにくわけて、豪快なスイングは球界屈指のスピード。これだけでも、集客効果ばっちりと言えるでしょう。
中田翔のフルスイングは一見の価値あり!
松井秀喜やイチローなどのスター選手がメジャーに行くと、日本球界がさみしくなります。とはいえ、中田翔は日本のプロ野球が誇る名スラッガーです。2億を超える年棒は、そんな中田翔の魅力を物語る額と言えるでしょう。
ヤンチャ坊主のイメージがある中田翔。メジャーで果たして通用するのでしょうか?メジャーリーグでは、活躍すれば破格の年棒を手にすることができます。
メジャーで活躍すれば年棒もアップ。中田翔の心のうちは?
4シーズンでたった10盗塁しかしていないように中田は間違いなくスピードのある選手ではない。彼は我々が堅実なパワーを持つ選手に期待するほどの二塁打も打っていない。(メジャーの)チームが彼にチャンスを与えたいと望むかは、彼の守備を素晴らしいものと判断するかどうか
上記のコメントはアメリカのデータサイト「FANGRAPHS」でBradley Woodrum氏がしたもの。中田翔の評価には厳しい言葉が並んでいます。中田翔本人も将来的にはメジャー挑戦の夢があるようですが、メジャー挑戦なら、打撃成績のさらなるアップが必要です。
メジャーリーグのレベルから見れば、中田翔の守備はそれほど上手いとはいえない、バッティングもそれほどぱっとしない、というところでしょうか。そのような評価を受けている中田翔は、現時点でのメジャー挑戦は難しいかもしれません。
中田翔には、2億円以上の年俸に見合うような成績が期待されています。誰もが期待しているのは、日本人スラッガーとして、年間本塁打の日本記録を塗り替えることでしょう。
ホームラン王で年棒もアップ!
骨折をしていながらホームランを打てるのなら、きっとホームラン記録も破ることができるはず。中田翔にはさらなるホームランの量産が求められるでしょう。そうすれば、いずれは球界一の年棒に手が届くかもしれません。
悲願の日本一で、年棒球界一も夢ではない!
雄叫びを上げる大谷翔平。
大谷とともに中田翔は日本一を目指す。
年棒日本一も大きな目標ですが、チームとして日本一になることも大切です。北海道日本ハムファイターズには、日本のエース大谷翔平もいます。中田翔には、大谷とともに日本球界を引っ張っていける選手にまで成長していってほしいものです。
中田翔は年棒2億円を超える長距離砲
2億円を超える年棒は、中田翔が長距離砲として着実に成長を遂げている証です。ですが、豪快なスイングで観客を魅了する中田翔は、ホームラン王のタイトルをまだ獲得していません。タイトルを取れば、かつての松井秀喜のように、年棒も3億、4億と確実に上がっていくでしょう。
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