二宮和也のラジオが人気!ファンなら必ず聞く二宮和也のラジオって?
2016/07/31
naonao
2013年1月20日付のオリコンチャートでラジオ体操のCDがなんと7位にランクインし話題となり、さらに出版不況といわれて久しい中、2014年4月に発売された中村格子著『実はスゴい! 大人のラジオ体操』(講談社)が55万部を超える大反響を呼んでいます。
売れないと言われているCD、本が大ヒット!
子どもの頃に誰もが経験するラジオ体操。スタンプカードを片手に近所の公園や神社に出かけ、眠たい目をこすりながら身体を動かした……ちょっとした試練のようでもあったラジオ体操が、ヒット書籍のタイトル通り「大人」に、それも若い女性に人気なのです。なんでも、一日たったの3分ちょっとの運動で、健康美ボディを手に入れることができると話題なのだとか。若い女性が躍起になるのも無理はありません。
健康や美容に良いだけでなく、その手軽さからも人気が高まりました。
逓信省簡易保険局が昭和天皇の御大礼を記念して「国民保健体操」として定められたのがラジオ体操の始まり。つまり、健康増進を目的とした国家的なメディア・イベントでした。健康増進というからには「ただ病気になることから体を守ることではなく、積極的に心身を鍛えるという考え方」(高井昌吏・古賀篤『健康優良児とその時代』)のもとに行なわれていました。健康「維持」ではなくて「増進」させるのがラジオ体操の目的ですから、ラジオ体操とは今も昔も、無駄な動きが一切省かれた理想的な「トレーニング」なのです。
ラジオ体操は、人間の体をまんべんなく動かすために必要な運動を組み合わせてつくられています。
しかも、健康な人なら負荷も少なく、だれでも手軽にできる体操です。
これを毎日続けることで、加齢や生活の偏りなどが主な原因となる体のきしみを取り除き、人間本来がもっている機能をもとの状態に戻し、維持する効果があります。
実際に、ラジオ体操をされている方は健康を実感しているようです。
事実、ラジオ体操会に毎日参加するようになった人の多くから、風邪をひきにくくなったという話も聞きます。
ほかにも血圧や血糖値が下がった、坐骨神経痛やギックリ腰の症状が軽くなったという声を聞きますが、実はラジオ体操がこれらの症状を改善させたのではなく、ラジオ体操を継続することで体全体の血流がよくなり、筋肉に弾力性ができ、その結果、症状が緩和されたと考えるほうが正しいのです。
ラジオ体操を継続すれば健康な身体を維持できるようですね。
年齢、体力など個人差がかなりありますから、健康維持のための運動量を厳密に規定することはできませんが、運動の目安としては「体に気持ちのいい疲れが残る程度」です。
一生懸命やりすぎて次の日に筋肉痛などで悩まされることがありますが、これはあまりおすすめできません。
何事も腹八分目ではありませんが、あまり頑張りすぎないことも大切です。
健康のためとはいえ、やりすぎないことが大切です。
ラジオ体操の効果について、てらだカイロプラクティック院の寺田康介院長にお話をうかがいました。運動はほとんどしない、仕事はデスクワーク中心、肩こり・腰痛あり、冷え性、慢性便秘のライターである筆者も、2週間ラジオ体操を続けてみたらどうなるか?検証してみました!
2週間で果たしてラジオ体操の健康効果を実感できるのか?
肩こりの主な原因となるのが、血流の悪さや血行不良。肩こりに悩んでいる人は、ラジオ体操を1日に2~3回行うと効果的です。最初は肩の筋肉が痛くなるかもしれませんが、続けていけば少しずつ血行が良くなり、ほぐれてきます」(寺田院長)
じつは筆者も、肩こりからくる頭痛が大きな悩みとなっていました。しかし、ラジオ体操をスタートして4日目くらいから楽になってきて、後半の1週間は痛みをまったく感じない日があったほど。
1日に2,3回やっても30分かからないのでぜひ!
今回の検証を実施したのは2月。まだまだ寒い季節でした。冷え性のため、靴下を重ねて履いていても、ストーブを足元にあてていても、常に足の先は冷たく、痺れたような状態に。
しかし、ラジオ体操をスタートしてから、痺れるほど冷えるということが少なくなりました。まったく冷えないというわけではありませんが、少なくとも痺れは感じません。
血行不良や新陳代謝の低下によって冷え性になるため、原因から解消できるというわけですね。
一日中デスクワークをしていると、夕方には足がむくんでパンパンになります。それはもう、居ても立ってもいられないほど。しかし、ラジオ体操をはじめて1週間程度経過した時点で、かなりマシになってきました。
体を動かすことによって、ポンプ作用が働くというわけですね。これはかなり嬉しい効果でした。むくみの解消につながることから、ラジオ体操は小顔効果も期待できると言われているそう。
基本的に、いつも便秘状態の筆者。便通は良くて2日おき、長いときには1週間近く間があいてしまうこともあります。ラジオ体操を始めてからも、最初の1週間はいつもと変わらない様子でした。
効果が出てきたのは後半1週間。ラジオ体操を終えてしばらくすると、便意を感じるようになったのです。しかも毎朝。このまま継続していけば、ダイエット効果も期待できそうですね。
「ラジオ体操は立派な全身運動です。全身の関節(靭帯、関節包)や筋肉に適度な柔軟性がつきますので、ふとした拍子のぎっくり腰や肉離れなどを起こしにくくなります」
特に痛みがあるのは、肩のあたりと二の腕、そして太ももの裏です。ラジオ体操では、かなり筋肉を使うからなのですね。いかに日ごろ動かしていない部分が多いのか、よくわかりました。
腕を回す動きを行う際に意識しましょう。
胸や背中のかたまった筋肉をほぐし、血流を良くします。ただし反らしすぎは腰を痛めるので要注意。指先を遠くにもっていくようなイメージして腕を広げます。広げたときは、小指が上になるように手を裏返すようにしましょう。目線は正面へ。
わき腹の筋肉を左右バランスよく伸ばせるので、普段デスクワークをしている人にはおすすめの運動です。
上げた片手は耳の横に、もう片方の手は太ももに沿わせるようにおきます。このとき上げたほうの手のひじを伸ばすことで、体全体をよく伸ばすことができます。目線は正面へ。
ここまででラジオ体操が健康に良いこと、また健康に良い理由について取り上げました。
他にもラジオ体操を行うことで、小顔や美尻などのシェイプアップ効果があります。
上記のようにデスクワークで不健康な毎日を送っていると感じている皆さん、
ぜひ、1回3分のラジオ体操で健康効果を実感してみませんか?
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