【まとめ】ドラゴンボールZの美味しいとこ取り!ドラゴンボール改!
2016/08/16
yino19700
2015/08/27 更新
鳥山明先生の大人気作「ドラゴンボール」に於いてフリーザ編の続きとなるセル編。またの名を人造人間編とも言います。このセル編はドラゴンボールのストーリー上かなり大切な位置にあるとされています。そんなセル編について色々と考察してみました!
7つ揃えると何でも願いが叶うといわれているドラゴンボール。そのうちの1つを持っていた悟空はブルマと出会い、ドラゴンボール探しの旅に巻き込まれます。
道中、同じくドラゴンボール集めをしていた小悪党、軍隊、魔族と闘いながら悟空とその仲間たちは修行と共に、世界の平和を守ってきました。
地球の人里離れた山奥に住む尻尾の生えた少年・孫悟空はある日、西の都からやって来た少女ブルマと出会う。そこで7つ集めると神龍(シェンロン)が現れどんな願いでも一つだけ叶えてくれるというドラゴンボールの存在、育ての親孫悟飯の形見として大切に持っていた球がその1つ「四星球」(スーシンチュウ)であることを知り、ブルマと共に残りのドラゴンボールを探す旅に出る。人さらいのウーロンや盗賊ヤムチャなどを巻き込んだボール探しの末、世界征服を企むピラフ一味にボールを奪われ神龍を呼び出されるが、ウーロンの下らない願いを叶えてもらうことで一味の野望を阻止する。
そして悟空は旅の途中に知り合った武術の達人・亀仙人の下で、後に親友となるクリリンと共に8か月間修行を積み、世界一の武術の達人を決める天下一武道会に出場し準優勝する。その後ドラゴンボールの悪用を企むレッドリボン軍との闘いなどを経てさらに強さを増していき、再びドラゴンボールを7つ揃え、殺し屋桃白白(タオパイパイ)に殺されたウパの父親ボラを蘇生させた。さらに3年後の天下一武道会では殺し屋を目指す天津飯(てんしんはん)と闘うが、あと一歩のところで敗れ、前回と同じ準優勝となる。
天下一武道会終了後、ピラフ一味によって復活したピッコロ大魔王によって、クリリンや亀仙人など悟空の仲間達や多くの武道家達が殺されてしまう。悟空は仇を討つため、道中出会ったヤジロベーや仙猫カリンの協力を得て隠された力を引き出し、ピッコロ大魔王に闘いを挑み勝利する。闘いの後、悟空はピッコロ大魔王に殺された神龍や仲間達の復活のため天界へ向かい、ドラゴンボールを創った本人である神に会う。そこで神龍復活の条件として、独り天界で修行することとなった。
その3年後、少年から青年へと成長した悟空は天下一武道会にて生き返った仲間達と再会し、さらにはかつて出会った牛魔王の娘・チチと結婚。そしてピッコロ大魔王が死の寸前に残した生まれ変わりの息子・マジュニアに勝利し、同時に天下一武道会初優勝を飾る。
魔族の脅威を免れたのですが、その後サイヤ人が地球に襲来、更に舞台をナメック星に移してのフリーザ一味とのドラゴンボール争奪戦が相次いで起こり、悟空たちは辛くも勝利しました。
ピッコロ(マジュニア)との闘いから約5年後、平和な日々を過ごしていた悟空の元に、実兄ラディッツが宇宙より来襲し、自分が惑星ベジータの戦闘民族・サイヤ人であることを知らされる。さらわれた息子・孫悟飯を助けるため悟空はかつての宿敵ピッコロと手を組み、自らの命と引き換えにラディッツを倒すが、約1年後にはさらに強力なサイヤ人たちがドラゴンボールを求めて地球に来襲することを知る。悟空はドラゴンボールによって生き返るまでの間、あの世の界王のもとで修業する。そして仲間と共に地球にやって来たサイヤ人と闘い、ナッパを倒しベジータを撤退させるが、多くの仲間を失う。しかもピッコロの死により彼と一心同体であった神も死亡し、地球のドラゴンボールも消滅する。
神や殺された仲間たちを甦らせるため、大ケガで入院中の悟空に代わり、悟飯、クリリン、ブルマの3人が神とピッコロの故郷であるナメック星へ向かう。だが、そこには地球で闘ったベジータや界王すら畏怖する宇宙の帝王フリーザが不老不死を求めて来襲し、ナメック星人を虐殺しながらドラゴンボールを略奪していた。悟飯たちはベジータ、フリーザ一味とのドラゴンボールをめぐる三つ巴の攻防の末、後から到着した悟空とナメック星人たちの協力を得てナメック星の神龍・ポルンガを呼び出し、ピッコロを蘇生させ、地球のドラゴンボールを復活させた。その後悟飯、クリリン、ベジータはフリーザと闘い、仲間の危機を救うため後にピッコロ、悟空も参戦した。そして悟空はフリーザとの闘いにおいて、伝説の戦士・超(スーパー)サイヤ人へと覚醒し勝利する。地球帰還後復活したドラゴンボールにより、サイヤ人戦やフリーザ戦で命を落とした仲間たちを蘇生させた。
トランクス
悟空が病死、悟飯たちが人造人間に倒されたという未来から、ブルマの作成したタイムマシンに乗ってやってきた少年。登場するや否や強化版フリーザやその父親コルド大王を瞬殺。しかし彼の登場によりセルの脅威が始まるとは・・・
ミスター・サタン
セルゲームから登場。格闘技世界チャンピオンだが悟空やセルと比べると実力は雲泥の差。
自信過剰で自己顕示欲が強く人を見下すことが多いが、実力者相手には態度を変えるお調子者。こう書くとどうしようもないヤツだが、破壊された16号の頭部を悟飯のところへ持っていき覚醒の手助けをしたなど、陰の功労者ではある。
後のブウ編ではMVP級の活躍をする。
人造人間17号
ドクター・ゲロにより作られた人間ベースの人造人間。18号の弟。自分を勝手に改造したゲロを殺害。好戦的で自信家であるが無駄な戦いは好まない。プログラミングされている「打倒悟空」はゲーム感覚で楽しむ。
セルとの闘いに於いて不意を突かれてセルに吸収されるが、後にセルに殺されたものとしてドラゴンボールで生き返る。
人造人間18号
17号と同じく人間ベースで作られた人造人間。17号の姉。当初はトランクスやベジータを凌駕する戦闘力を誇っていた。好戦的だが無駄な戦いはしないというのも17号と同じ。
クールで高飛車だがファッションに気を遣い、後の夫であるクリリンをキスでからかうなど女性らしい一面もある。
その後セルに狙われ逃亡を図り、抗うも、セルに吸収されてしまう。
しかしセルゲームでの悟飯戦にてセルから吐き出され救出される。そしてセルゲーム終了後にドラゴンボールで体内の爆弾が除去され、クリリンと結婚。
人造人間16号
無から作られたロボットタイプの人造人間。セル以外の人造人間では最強の能力を持つが悟空を倒すこと以外は興味なく、自然や動物を愛し、争いを好まない博愛主義者といえる。
セル第一形態と互角に戦うも、第二形態には歯が立たず側頭部を破壊される。修理され復帰したセルゲームではセルと共に自爆を試みるも爆弾除去により失敗、頭部以外完全に破壊される。悟飯にアドバイスを送り消滅。悟飯覚醒のきっかけを与える。
(メカ)フリーザ&コルド大王
前シリーズラスボスのフリーザがパワーアップして父コルド大王と共に地球にやってきた。しかし見せ場もなくトランクスに瞬殺される。完全に咬ませ犬・・・
人造人間19号
ロボット型人造人間。唯一ゲロに忠実で、ゲロ自身を20号に作り替えてもいる。手のひらからエネルギーを吸収する力を持つ。心臓病の悟空を押してパワー吸収するもベジータに邪魔され、そして破壊される。
人造人間20号(ドクター・ゲロ)
元レッドリボン軍の科学者のドクター・ゲロだったが19号によって人造人間化された。19号と同じく手のひらからエネルギー吸収する。
レッドリボン軍を壊滅させた悟空を強く憎み、打倒悟空を目指し数々の人造人間を作り上げる。
終始ピッコロやベジータに圧倒されていたため研究所に戻るが、やむなく起動させた17号、18号に命を奪われる。
セル(第一形態)
17号と18号を吸収し完全体となるために未来からやってきた人造人間。タイムマシン搭乗する際に卵まで退化したので、人間たちを吸収しながらパワーアップする。
そして17号と18号を上回るパワーを入手して17号吸収作戦に入る。
セル(第二形態)
17号を吸収したセル。この時点で16号をも上回る。修行したベジータに圧倒されるも、そのベジータによって完全体をアシストされる。
セル(完全体)
18号をも吸収した状態。全てのものを寄せ付けないパワーで圧倒する。だがサイヤ人の細胞を持つセルはバトルを楽しむためにセルゲームを開催する。
セルジュニア
悟飯と本気で戦うためにセルが生み出した分身。強さはセルとほぼ同等。
これまでドラゴンボールを牽引してきた悟空がリタイアし、トランクスやベジータが活躍します。しかしフリーザが咬ませになるとは・・・
地球に復活したフリーザ親子が襲来するが、突然現れたトランクスによって瞬殺される。
彼は無事に帰還した悟空に、3年後の地球に脅威の人造人間が現れるという。
トランクスの予告通りに現れた人造人間たちは、とてつもない能力で暴れまわる。
ウィルス性心臓病を発症した悟空に代わり、ベジータは人造人間19号を倒すが、
そこに未来からトランクスが現れ、本物の脅威はこんなものじゃない……と言っている間に
20号を見失い、17号18号を覚醒させてしまう。(ここで20号は17号によって殺される)
まず悟空が心臓病にかかり戦闘不能に。この時点で悟空以外のキャラが活躍する必要がある。
ここで活躍したのが、まずはベジータ。悟空、トランクスに続いて3人目のスーパーサイヤ人になります。19号を圧倒。ビッグバンアタックで19号撃破。ピッコロ曰く「悟空を超えたかもしれん」とのこと。20号はピッコロが圧倒したから、ピッコロより強いベジータがこの時点では最強に。
17号・18号は敵というよりライバルに近い関係ですね。寧ろセルが本当の敵です。
18号VSベジータ〜クリリンの恋愛
ここで完敗するベジータ。その時未来から来たトランクスもいたけど一瞬で負ける。
ここでクリリンの恋愛のイベント発生。18号にキスをされて惚れる。
この後、16号・17号・18号は悟空のもとにゆっくりと向かうのだけど、この3人、実はDr.ゲロ以外誰も殺していないんです。勝負を挑んできたベジータやトランクスも殺してないし、車を盗んだりはしたけど追っ手の警察も足止めするだけで殺さず。トランクスのいた未来とは全然違う性格になっています。
人間や動物たちを無駄に殺したりはしてません。
だから16号は18号に対して「お前らは良い奴だ」と言ってセルから守ろうとするのです。
ベジータとトランクスは超サイヤ人を超えるための修行を精神と時の部屋で開始する。
17号達はカメハウスを発見し、ピッコロと対決する。ピッコロは17号と好勝負を繰り広げるが、
永久式エネルギー炉を持つ17号に次第に押されていく。闘いの途中で人々を吸収しパワーアップ
したセルが17号、18号を狙ってやって来る。ピッコロはセルに一撃でやられてしまう。16号が17号、18号を守るため
セルと闘い圧倒していくが油断したスキに17号を吸収されてしまう。17号を吸収し第2形態に変身したセルは
16号の敵う相手ではなかった。天津飯が新気功砲で足止めするが、ダメージを与えることはできず倒れてしまう。
16号と18号は少し離れた島へと身を隠す。
ピッコロと天津飯が生きていることに気づいた悟空は助けに向かう。
修行を終えたベジータ、トランクスが精神と時の部屋から出てくる。
二人はセルの所へと向かう。悟空、悟飯の修行が始まる。
超ベジータに変身したベジータはセルをボコボコにするが、
勝負がつまらないと言ってセルが18号を吸収し
完全体になるのを手助けする。セルは完全体へと変身し今度は逆に
圧倒的な力でベジータを倒す。
超サイヤ人第3段階に変身したトランクスも闘いを挑むが
弱点を見抜かれ降参する。
セルは、10日後にセルゲームを開催することをトランクスに伝えその場を去る。
悟空と悟飯は、「精神と時の部屋(※)」で修行する。
一方、デンデが新たに地球の神となり、ドラゴンボールが復活する。
(※)精神と時の部屋……時間軸の違いから外界での1年が部屋内では1日に相当。修行部屋
覚醒した悟飯と悟空の気が重なった親子かめはめ波。これでセルを粉砕しました。
セルゲームが開始されアホの格闘技世界チャンピオン”ミスター・サタン”がセルに戦いを挑むが、みなの予想通り、
あっさりとやられてしまう。悟空は1番手としてセルに闘いを挑み、激戦を繰り広げるが、降参し次の挑戦者に
悟飯を指名する。悟飯はセルと対決するが、たとえセルのようなやつでも殺すのが嫌で闘いたくないとセルに伝える。
セルは悟飯を怒らせ潜在能力を開放させるためにあらゆる手を使う。セルの生み出したセルJr.たちの攻撃により
悟空達が追い詰められ悟飯の怒りがピークに達し16号を踏み潰されたことにより
悟飯はブチ切れ超サイヤ人2へと変身し、圧倒的な強さでセルJr.を粉砕する。
悟飯はセルをも圧倒し、追い詰められたセルは18号を吐き出してしまい第2形態へ退化してしまう。
このままでは敵わないと悟ったセルは自爆するために全身を膨らませる。
悟空は最後の手段として地球を守るためセルと共に界王星に瞬間移動する。
界王星で爆発したセルと共に悟空は死んでしまう。
しかしセルは生きていた、よりパワーアップして地球に戻ってきたセルは
トランクスを殺し、切れたベジータがセルに特攻を仕掛けるが、
やられてしまい悟飯もベジータを助けるために左腕に重傷をおってしまう。
セルは地球を破壊するために最大級のかめはめ波を撃つ構えをする。
悟飯は諦めていたが、悟空の言葉で戦意を取り戻し片腕でかめはめ波を放つ。
2つのかめはめ波がぶつかるが次第にセルが押してゆく。
しかしベジータの攻撃で油断したセルの一瞬のスキをつき
悟飯がセルを細胞ごと消滅させる。
サタンのハッタリでセルを倒したのはサタンという事になってしまいサタンは地球の救世主になる。
神龍の力でセルに殺されたものたちを生き返らせる。悟空はナメック星のDBの力なら生き返れたが、
生き返ることを拒否しあの世で楽しく暮らす。
未来に帰ったトランクスは17号、18号そしてセルを倒し未来の世界にも平和が訪れる。
トランクスが元来いた未来の17号・18号は凶悪かつ残虐な人造人間です。トランクスがタイムマシンを使って過去に干渉したために歴史改変が行われたのでしょう。
ここまで登場人物やストーリーについてまとめてきましたが、ネットの一部ではドラゴンボール終了時期がこのセル編でもいいのでは、という意見も出ています。それについての意見を纏めてみます。
セル編で終わらせようとしてたのは有名な話
武田編集にセル編中盤で交代する時、終わりにするからって言われて
これはまずいと思った武田編集が
セルとか人造人間とかって気に入ってなかったんじゃないんですか?
鳥山先生の本当に好きな敵を出して、思うように展開させて終わりにしましょうと
説得してもう少し続けさせたのがブウ編なのも有名な話
主人公(=悟空)が最強になるのではなく、我が子を最強の戦士に育てて世代交代をして終了。
以前にも書いたことですが、人造人間やセルは“旧世代”の力の結集なんです。そもそもレッドリボン軍の生き残りという辺りが“過去の呪縛”とも言えて。“旧世代”の技術によって作られた「最強」の生物セルを、“新しく生まれてきた”悟飯やトランクスが打倒することに意味があったのだと思います。悟空やベジータはそれを導くだけで、己は戦いの舞台から去っていく……
もちろん魔人ブウ編では再び悟空もベジータも戦いの舞台に戻ってくるんですが(笑)、逆に言えばココで終わっていれば悟空やベジータらの“旧世代”が、悟飯やトランクスら“新世代”にバトンタッチして終わるというキレイなエンディングになったと思うのです。
1.やっぱり不況になっていた。
2.GTみたいなものにブウが出ていた。
3.最終回に主人公(悟空)が1コマも出ないという前代未聞の最終回で話題になったかも。
4.もし続編が作られることになったら悟飯が名実共に主人公をやっていた
いかがでしたでしょうか?
このセル編でドラゴンボールの主人公は完全に悟空から悟飯へバトンタッチされました。ラスボス存在のセルも悟空、ピッコロ、ベジータ、フリーザといった旧世代の塊の象徴みたいなものでしたし。それを新世代が倒すという風に見てみると感慨深いなぁと思います。これを最初に思った方は凄いなと感じました。
フリーザ編で終わっていたらクリリンは未婚のままでしたでしょうし(笑)
トランクスやミスター・サタンは登場していません。
でもこのセル編終了ですとそのミスター・サタンがヘタレで終わってしまうんですよね・・・世代交代という意味では綺麗にまとまりますが。
でも結構人気あるシリーズだと個人的には思います。
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局