知らないと危険!?化粧品にも使用期限があった!肌トラブルを防ぐ
2015/10/08
たかあみ
使用期限
化粧品には使用期限があります。皆さんは、普段使用している化粧品の使用期限をチェックしていますか?
化粧品の使用期限が過ぎたものを使ってしまうと、お肌に負担をかけることになってしまいます。そこで、化粧品の使用期限を過ぎたものを使うとどのようなことが起こるのかご説明します。
肌への影響
化粧品の使用期限が過ぎたものを使うと、化粧品の中で繁殖した細菌が毛穴に入ります。そうすることで、炎症や発疹を引き起こす可能性が高くなるのです。
肌トラブル
化粧品の使用期限が過ぎたものを使うと以下のような肌トラブルを起こす可能性が高いです。
・肌がかぶれる
・肌にかゆみが出る
・ニキビが出る
・色素沈着が起こる
・顔がくすみやすくなる
油分が酸化
化粧品の使用期限が過ぎているものは、油分が酸化しているものが多いです。これをお肌に使用することで、お肌の老化の元になってしまうため、使用期限はしっかりと守るべきなのです。
せっかくお肌のお手入れをしているのに、使用期限が過ぎた化粧品を使うことで、肌へ悪影響を与えてしまっています。そのため、肌のためにも化粧品の使用期限が過ぎたものは避けるようにしてください。
化粧品
私たちは、スキンケアのために多くの化粧品を使用します。でも、化粧品の種類によっては使用期限が異なります。そこで、どの化粧品が、どのくらいの使用期限なのかを細かくご紹介しますね。
洗顔料・クレンジング
基礎化粧品の洗顔料やクレンジングの使用期限は、3ヶ月から1年以内となっています。また、オーガニックタイプのものだと、さらに使用期限が短くなるので、もったいないと思わずに基礎化粧品の鮮度が良いうちに使い切りましょう。
化粧水・乳液・美容液
基礎化粧品で化粧水・乳液・美容液の使用期限は、2ヶ月から3ヶ月です。
防腐剤無添加製品の物だと1ヶ月というものもありますから、ボディーケアなどにも使って、惜しみなく使い切るようにしましょう。
基礎化粧品の使用期限は、だいたい2か月~1年くらいということが分かりましたね。肌への影響を考えて、使用期限内に使い切るようにしてください。
ではメイク道の使用期限はどうなのでしょうか?
こちらも、アイテム別にまとめていきます。
ベースメイク
・化粧下地は半年から1年以内
・コンシーラーは半年から2年以内
・リキッドファンデーションは半年
・パウダリーファンデーションは1年
・フェイスパウダーは半年から2年以内
使用期限を守ってお肌への影響を減らして、美しい肌をキープしてみましょう。
リキッドファンデーションは、パウダー状の物よりも使用期限が短いのが特徴です。これは、菌が繁殖しやすいため、化粧品の使用期限が短いのです。できるだけ早めに使い切るように心がけてください。
アイメイク
<アイシャドウ>
・クリームタイプは3ヶ月から半年以内
・パウダータイプは3ヶ月から1年以内
<アイライナー>
・リキッドタイプは3ヶ月
・ペンシルタイプは1年以内
<マスカラ>
1ヶ月から3ヶ月以内
化粧品の中でも、マスカラの使用期限がとても短くて驚きますよね。毎日使っても、この使用期限内に使い切れないのでは?と思う人も多いはずです。
マスカラの使用期限
マスカラの使用期限が短い理由は、粘膜に近いところに使う化粧品の為、菌が繁殖しやすいからです。そのため、友達とシェアするのは絶対にやめてくださいね。
マスカラは使用期限に限らず、変な臭いがしたり、見た目にも変化があったら、使用せずに捨てるようにしてください。
リップメイク
リップメイクの化粧品の使用期限は以下の通りです。
・リップクリームは半年
・口紅は3ヶ月から2年以内
・リップグロスは3ヶ月から1年以内
リップメイクに使用する化粧品は、直接唇に触れるものですから、菌が繁殖しやすいと言えます。そのため、半年以内に使い切るのが理想的です。
その他の化粧品
その他の化粧品の使用期限は以下の通りです。
・チーク
・アイブロウ
・マニキュア
これらの使用期限は1年から2年以内とされています。
チーク・アイブロウ・マニキュアは、他の化粧品に比べ割と長めの使用期限です。これは、菌が繁殖しにくいことから他の化粧品よりも使用期限がないのです。ちなみに、マニキュアは、塗る時に筋が入ると捨て時だと言われています。
それでは、次にできるだけ化粧品の使用期限を少しでも長くしたい!という方に、おすすめの保管方法をまとめていきます。
開封後の化粧品
開封後の化粧品の使用期限を少しでも長持ちさせるためには、色々なポイントがあります。
・取り過ぎても容器に戻したりしない
・蓋を必ず締める
化粧品の中で少しでも、菌を繁殖させないようにすれば、使用期限を長くすることができるのです。
化粧品に使うアイテム
化粧品の使用期限を少しでも長くするためには、使用するブラシやパフを定期的に洗い、清潔に保ちましょう。
また、リップもブラシを使って、清潔に洗えば、使用期限を過ぎても問題なく使うことができます。
クリームにはヘラ!
クリームを使うときは、直接指を入れずに、ヘラを使うのがおすすめです。使い捨てスプーンを使って、毎日スキンケアをすれば、化粧品の使用期限を長持ちさせることができるのです。
少し面倒かもしれませんが、どれも普通にできることばかりですよね。
これだけでも、意識していれば普段使っている化粧品の使用期限を長持ちさせることができます。
未開封の化粧品
未開封の化粧品では、3年が使用期限と言われています。とはいえ、最初にも書きましたが、それは保管状態が良かったらの場合です。
未開封でも、開封済みでも化粧品の使用期限を意識しましょう。
<未開封の化粧品の保管方法>
・日が当たる場所に保管しない
・湿度の多い場所は避けて、涼しい場所で保管
扉付きの棚などに化粧品を保管することで、使用期限を長持ちさせることができます。
製造から3年
未開封の化粧品は、製造から3年が使用期限とされていますが、製造日も記載されていませんので、どのくらいの時間が経った化粧品なのかわかりませんよね。
そこで、化粧品を開けた時に、臭いや変色など異常がないかを確認してから使用してくださいね。
いかがでしたか?
今まで、化粧品の使用期限について特に意識してこなかった人も、肌のことを考えてこれからは化粧品の使用期限を守りましょう。そのためにも、いつ化粧品を開封したのか日にちを書いておくのがおすすめです。
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