多才なファッションリーダー!!登坂広臣さん愛用のサングラスを紹介
2016/08/25
yuuukxxx
登山をするとなったら服や靴に気を配る人は多いですが、意外とサングラスには手つかずな人が多いです。その理由はサングラスには大した効果は無いだろう、と思われているからのようです。
しかし今の登山にはサングラスが必須と言われています。
果たしてどのような効果があるのでしょうか?
登山に限らず他のスポーツやファッションでも、外国人のほうがサングラスを付けているイメージがあります。実際サングラスの着用率は高いそうですがそれには理由がありました。
目には「虹彩(こうさい)」と呼ばれる部分、いわゆる瞳になりますが、白人の瞳が青く見えるのは虹彩の色が薄いからです。虹彩の色が薄いと目に入る光の量が多くなります。
登山でも他の場面でも、日本人と外国人にサングラスの意識の差はあります。
それはここに理由があったようです。
眼の色によって光の眩しさが違ったとは、あまり考えつかないですよね。
また、眩しさを抑えるだけではなく、紫外線(UltraViolet)から目を保護する目的もあります。紫外線は白内障の原因となると言われており、高山では平地よりも紫外線が強くなるので、登山ではより一層の注意が必要です。
登山する時にはより紫外線が強くなるそうです!
眼の病気は困りますから、なるべく早くサングラスで予防したいですね。
サングラスのレンズの種類は主に2種類に分かれるようです。登山の場面でもそれぞれのサングラスを使い分けると、良いみたいですよ!
メリット
・日陰や曇りでは薄くなり、日差しが強い場所では色が濃くなるので、調光のサングラスを1本持っていると、様々な状況に対応できます。
・色の濃さに関わらず紫外線はほぼ100%カットします。
デメリット
・調光機能は徐々に経年劣化します。また、気温の影響を受けます。夏場など気温が高いと調光機能が冬に比べて低下し、気温が低いと色が付きやすくて色が抜けるまでに時間がかかります。
光量によってレンズの色が濃くなったり薄くなったりするようです。
天候が変わりやすい登山ではかなり役立ちそうな、サングラスレンズです。
「偏光」とは、ガラスや水面に反射することで振動方向がある方向に揃った(偏った)光のことを言います。偏光レンズは、偏光膜という特殊な膜を間に挟み込み、この振動方向がある方向に揃った光をカットしてくれる機能を持ったものになります。
メリット
・雪面の反射や水面のきらめきや、運転中のガラスへの写りこみが軽減されることで目の疲労が軽減されます。長時間雪面を歩行する場合は偏光のサングラスを使用することで、かなり疲労軽減につながります。
・登山の際に足場の確保は重要です。乱反射を防いでクリアな視界で安全な登山につながります。
デメリット
・偏光レンズを使用したサングラスをかけた上で、偏光板を利用したカーナビやパソコンの画面、スマホなどの液晶画面を見ると暗く見える場合があります。
・レンズの間に挟まれた偏光フィルムが水にしみると使えなくなる可能性があります。水分は厳禁です。また、超音波洗浄機もNGです。
登山の際には欠かせない足場確保をや雪面歩行を楽にしてくれるようです。
しかし、水分にはより気を付ける必要がありそうですね。
サングラスのレンズには2種類ありましたが、最も気になるのはカラーではないでしょうか?登山に向けて機能も欲しいけど色合いにもこだわりたいですよね!
サングラスのカラーは多種多様ですが、登山の場面によってお勧めのカラーがあるようです。
グリーン系
グリーン系は色調が最もナチュラルな見え方をする色で、裸眼に一番近い感覚の視界になるため、目が疲れにくく長時間使用する場合に適しています。ファッションとしては、目元の印象が柔らかい雰囲気になります。森林の中で緑を楽しむような登山におすすめです。
グレー系
サングラスの王道のカラーになります。光を全体的に一律カットするため、裸眼で見た場合と比べて違和感が少なく、長時間装着しても疲れにくいカラーです。ランニングやサイクリング、マリンスポーツに適しています。ファッションとしてもどんな服装にも合わせやす色です。
登山に向けて長時間着用する事を考えている人はグリーン&グレー!
登山以外にも使える色で、ファッションとしても合わせやすいのが嬉しいですよね。
ブルー系
黄色やオレンジ系の色をカットする効果が高いです。体感温度は最も下がる色見のため、真夏の登山に適しています。周りから見た時も涼しげな印象になりますね。コントラストは鈍くなるため、地形をくっきりとらえる必要があるようなスポーツやアクティビティには向きません。
ブラウン系
かすみの原因と言われるブルーライトをカットする効果があり、明暗のコントラストを高めてくっきりと見せる効果がある色で、曇りの日に効果的です。足元の地形が見やすくなるので、瞬時に足場を判断して進むトレイルランニングなどに適しています。
暖色系の色なので体感温度が上がって感じるため、少し肌寒い時期の登山にもおすすめです。
体感温度から考えて、夏はブルー、肌寒い日はブラウンとサングラスを使い分けれそうですね。
また、ブラウンには地形が見やすい効果もあるので登山する人には嬉しい効果です。
イエロー・オレンジ系
視界が明るくなるため、曇りや霧の日の視界の確保に適しています。光をおさえる効果は少ないので晴天時には向きません。イエローとオレンジを比較すると、見た目通りですがオレンジのほうが少し光をおさえる効果が高くなっています。
サングラスは夜間や霧の日でも対応してくれるから助かりますよね。
もし登山の際、天候が怪しくてもこのタイプのサングラスがあれば心強いですね。
環境が少し違う登山やそれ以外でも、視界確保・紫外線カットに役立ってくれるカラーです。
登山におけるサングラスの効果の数々、いかがでしたか?
昔と違って現在は日本人もサングラスを気軽に付ける時代です。
ファッション性だけでなく、環境に応じて様々な効果があるのがまた嬉しいですよね!
レンズやカラーを調整して、あなただけのサングラスを持つのも良いかもしれません。
準備をしっかりして登山を楽しみましょう!
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