『すごくかわいい!!』目を惹かれるバービーiPhoneケース☆
2021/12/08
meipinpinmei
2015/08/06 更新
日本ではリカちゃん人形に押されてあまりメジャーではないバービー人形ですが、世界中で女の子を虜にして早半世紀。その人気の秘密は懲りない製造元マテル社のぶったまげた企画にも一因有り。グラマラスなバービー人形の苦労を知れば今日からあなたもバービーファン!
世界中で1秒ごとに3体売れている
1959年3月9日米マテル社から発売されたバービー人形。米スポーツ週刊誌『Sports Illustrated』の創刊50周年記念でグラビアページに登場するなど、もはや人形の域を越えて活躍中!日本での人気はまだまだですが、世界中での売り上げは1秒につき3体という飛ぶ鳥を落とす勢いです。
日本ではあまり人気がないけれど、、、
バービー人形は1962年に日本で販売されてからというもの、残念ながら不振続きです。一時期は日本から撤退したこともありました。こんなにグラマラスなのにどうして日本の女の子の心を掴めなかったの?!個人的には不思議に思うばかりです。この記事によって日本でのバービー人形の人気が少しでも向上することを願っています。
日本ではリカちゃんが大人気!
人形には「親しみやすさ」というものが欠かせないようです。日本人にとってはバービー人形よりリカちゃん人形の方が親しみを持ちやすかったのでしょう。
そもそも日本人はスーパーモデルよりAKB48に親近感を持つ人が多いもの。ハーフ顔より大和撫子に親近感を持つもの。ゴージャスより清楚さを望むもの。そんな意識が反映されて清楚なイメージのリカちゃん人形が大HIT、セクシー路線まっしぐらのバービー人形は撤退を余儀なくされたのです。
その後日本に再上陸しているものの、小さい時にバービー人形で遊んでいたという女の子は少数派。
バービーの歴史を知れば変わるかも!
誕生から早56年。半世紀を生きてきたバービー人形は常に話題を提供する存在として人形としての枠を超えて多大なる注目を集めて来ました。半世紀を超える長い歴史には波乱万丈な経歴が潜んでいます。そんな彼女たちの経歴を知れば、日本人の女の子でもバービー人形に親しみが湧き、興味を持ってくれるかも知れません。これまで世界を賑わしてきたバービー人形にまつわるエピソードを振り返ってみましょう。
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1999年発売。恋人「KEN」タトゥー入りのバービー人形
今でも賛否両論激しく分かれるタトゥー。そんなタトゥーが入ったバービー人形「KEN」が1999年に発売されました。1999年当時は今現在よりももっとタトゥーに対する風当りが厳しかったようです。案の定、批判が相次ぎすぐに販売中止となりました。しかしバービー人形を生産しているマテル社はそんな批判に目もくれない会社でした。この後もマテル社はタトゥー入りバービー人形を販売しては批判を受けているようです。
最近でもタトゥー入りバービー人形が、、
2011年にもタトゥー入りバービー人形は数量限定で発売されました。イタリア人デザイナーが日本の女の子文化に影響を受け、和彫りをイメージして作成したと言われています。やはりこの商品に対しても批判が殺到したものの、大人のコレクター向け限定販売だったこともあり完売。このように独自の路線を進み続けるマテル社に対しては賛否両論なようです。
バービーの友人「車いすのベッキー」
子ども達が社会問題に目を向けるきっかけを作ろうとアイディアはとても良かった車いすの友人企画。しかし販売直後、脳性まひを患っている10代の女の子から「この車いすはバービーのドリームハウスのエレベーターに入らないんだけど」と指摘が!販売前に確認していなかったのですね。社会問題に目を向けようとした結果としては、本末転倒になってしまったようです。
バービーの友人ミッジが未婚の母に!
まだ未成年のミッジが妊娠、、、。しかも父親が誰か分からない!ミッジのお腹を開けるとベイビー人形が入っているという衝撃の人形。これは子供に倫理的な悪影響を与えてしまう可能性がありますよね。当然批判が殺到し販売中止となりました。
ミッジ事件を忘れたの?
狙っているのか忘れっぽいのかチャレンジ精神があるのか分からないマテル社。懲りもせず今度はバービー本人を妊娠させました!ちなみにバービーはまだ17歳!当然またしても批判が殺到し販売中止に。懲りませんね~。お腹から胎児がむき出しになっている姿はかなりグロテスクです。一部のコアなファンからは受け入れられるのでしょうが、子供向けとは言えませんよね。
職業はファッションモデル
バービーの手にダイエット本になんと「食べるな!」の表記がされています。ティーンに絶大な影響力を持つバービー人形なだけに事は重大。若者に過激なダイエットを推奨していると批判が続出しました。こうなることは企画の段階で考えれば分かったはずなので、担当者はよっぽどチャレンジ精神があると思われます。しかしながら、批判に一瞥もくれずにわが道を行くバービー人形はやはり素敵ですね。
「娼婦」ですね、、、
「娼婦」と呼ばれ大批判を受けたこちらのバービー人形。まぁ当然と言えば当然ですが、、、。マテル社は一体バービー人形に何をさせたかったのでしょうか。子供向け商品というよりは、コアな大人のファンを消費者に設定していると考えられますね。
胸と背丈が成長するバービーの妹「スキッパー」
アイディア自体はそう悪くないのかも知れませんが、背中のダイアルで胸が大きくなったり背が高くなったり。不快なアイデアだとひんしゅくを買いました。この程度なら批判を浴びることでもないと思うのですが、「出る杭は打たれる」という精神は日本だけでなくアメリカにもあるのでしょう。
散々な評価に思えるマテル社ですが、ただ批判だけを浴びているわけではありません。たまには褒められることもあるようです。その一例として、「髪がないバービー人形」を紹介します。
髪がないバービー人形
米国マテル社は「髪のない “バービーのお友達” をアメリカ・カナダの小児病院や小児がんの治療を実施している病院に配布します」と2012年に発表し、当時大きな話題を呼びました。
Facebookが製造のきっかけ
髪なしバービー人形はFacebook上に作られた「髪のない美しいバービー! 製造してもらえるかやってみよう」という名前のグループの影響を受けて、製造が決断されたました。
グループの設立者の一人、ベッキー・シピンさんの娘はがん治療の化学療法の影響で髪を失ってしまったそうです。ベッキーさんは「がん等の病気によって髪を失った子供たちが、髪のないバービーによって支えられることを期待しています」と話しています。批判ばかり浴びてきたマテル社ですが、いい話ももちろんありますね。
店頭販売の予定はなし
Facebookの「髪のない美しいバービー! 製造してもらえるかやってみよう」グループではこの髪なしバービー人形の店頭販売をマテル社に要求していますが、今の所店頭販売の予定はないそうです。
マテル社、アイデアを横取りされる
マテル社が店頭販売の要求を拒否している間に、競合のMGAエンターテイメント社が早速「True Hope」という名の髪のない人形シリーズを製造販売することを発表しました。二の足を踏んでいる間に他の企業に先を越されてしまうマテル社。どこか抜けているのでしょか?
アラビア版バービー人形
ブロンドヘアの白人だけがバービー人形ではありません。アラビア版バービー人形も発売されました。しかしバービー人形のアラブ諸国での評判は思いの外悪く、下記のようなニュースもありました。
このバービーも批判を受ける
2003年にサウジアラビアの宗教警察はこのバービーが「道徳への脅威」であると徹底てきに批判しました。「肌の露出が激しい服を身に着け、卑猥なポーズをし、アクセサリーなどを着けているバービー人形は異常な西欧のシンボルだ。彼女がもたらす脅威に警戒すべきだ」と社会に呼びかけそうです。キリスト教国家であるアメリカがイスラムに関することに気軽に手を出してはいけませんよね。
様々な人種のバービー人形
こちらはサリーを着たインド版バービー人形です。インド版のバービー人形は批判を受けなかったようです。
こちらは黒人版バービー人形。良かれと思って販売したのでしょうけど、「黒人らしさが十分に表現されていない」、「ただ日焼けしたバービーだ」、「肌の色が黒すぎる」など言われ放題言われていました。物は言いようですので、もはやマテル社がどんなバービー人形を発売しても批判は免れないように思えます。
こちらも黒人版バービー人形。ビヨンセのようなとても美しい人形だと思うのですが、、、。人によってはこれが黒人には見えないようです。確かに、白人の肌の色を少し黒くしただけのように思えないこともないですが。
嵐のような批判を浴びたり、たまには褒められたりと波乱万丈なバービー人形ですが、そんな人間味あふれる彼女たちを見て少しは親近感が芽生えたことだと思います。そこで、初めてのバービー人形購入のための指針として、オススメのバービー人形通販サイトをご紹介します!
お疲れ様と言いたくなるようなバービーの人生ですが、世界中の多くの人に愛されているのも事実。これからもびっくりするようなバービー人形が登場するのでしょう。教育上問題の無いバービー人形が登場することを願います。
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